2020.09.08 (Tue)
あー、もう、ほんとうに、特に政治関係のことで、エントリーをアップするのが、つくづく厭だ。めんどくさい、しんどい。。。
けど、きょうもガンバってアップするわ。
いつまで やれるかなあ。。。
さて、
『古賀茂明「菅“新総理”のマスコミ・官僚支配」〈週刊朝日〉』9/8(火) 7:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/35a472b73b225feec0e1df1bef7d20a5ad8df291
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安倍政権は長かっただけでレガシーがないと言われるが、実は非常に大きなレガシーを遺している。それは、「官僚支配」と「マスコミ支配」だ。7年8カ月かけて築いたこの二つのレガシーは、安倍一強の基盤だった。菅氏は、そのレガシーを総理就任前から既に継承し、最大限活用している。
政治部記者たちは、菅氏が怖くて菅批判の記事は書けないという。もちろん官僚も同じ。各省庁は既に、菅総理誕生後にどうやって菅忖度政策を提示できるかを検討し始めた。安倍政治の終焉で二つの支配が終わると思ったら大間違い。この二つのレガシーは、安倍・菅の二人三脚で築いたものだ。その意味では、その継承者として菅氏は最も正統な地位にある。~
さしづめ「ナチス」ばりの陳腐にして凡庸、しかも、思想性は薄し、ってなとこですかな?w
スガさんも、官僚もだね。
ただ、これ、私は何度か言ってきたのだが、
アベシが「お人よしで」という擁護も、じつに噴飯ものだし、
アベシ自身からして、自己利益のためにこそ、自分を積極利用させてきたのでは ないか。
その面だけを見れば、私が当初から指摘してきたとおりで、
さながら「パペット」「マリオネット」の様相だが、
要は、安倍政権の場合、「忖度」とかいうよりも、官僚に限らず、取り巻く周辺の皆が、「共依存」だったのでは ないかな。
「官僚支配」と言うか、官僚をコントロールしなければ、というのは、(旧)『民主党』政権でも主張していたことじゃないの?よくは知らないが、それで尚更、官僚側にソッポ向かれちゃったとか聞くけどね。
ということは、
あの当時の官僚らこそ、「民意に逆らっていた」ということだよね。違うの?
で、
現『安倍政権』の官僚は、皮肉なことに、(旧)『民主党』政権時での、それこそ、私が(旧)『民主党』に対しても怒りを覚えてやまないところの、
「草払い露払い」
の お陰が後押しして、
いまや、ほぼ完全に、政権によって支配されている、ということであるなら、
最も肝心なことは、その政権が、「国民のほうを向いて、国民のための」仕事を していると言えるのか どうかだ。
極論を言うなら、たとえ「独裁政治」であっても、その権力中枢や独裁者自身が、民衆のことを真っ先に慮り、そのためを思っての統治と政治を行う、基本的に善良で聡明、しかも高い見識と直感力を備えている者なら、むしろ、民衆にとっては、独裁で結構だとなるだろう。
しかし、それでは いけないのは何故か。
その理由は、ほんの少し考えただけでも、二つや三つの理由が、すぐに上がってくるだろう。
【以下、記事抜粋】
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しかし、腑に落ちないことがある。まず、政治空白を作ることは許されないとして党員投票をやめたのに、一方で解散風を吹かせることができる理由だ。解散総選挙の政治空白は党員投票より長く大きい。普通ならマスコミがその矛盾を突くはずだが、そんなことは起きなかった。党員投票を求める声があることは報じても、これを回避する二階氏らの判断を厳しく批判する論調は皆無。
さらに、安倍総理のスキャンダルのもみ消し役だった菅氏には、安倍氏同様批判が集中してもおかしくないが、そうした批判記事も見当たらない。~
要するに、あたかも「大本営」とか「翼賛」化みたくなってしまってるということには、大きく二つの原因が推測される。
一つは、安倍政権返り咲き後、ほどなくから、「御用達」や「広報」を任じて憚らない新聞やメディア以外からの、言わば「恫喝」を受けている、といった訴えが報道されていたこと。
これについて、この国の民衆・一般有権者は、あほで不勉強が大多数だからか、いたって鈍く、「ほへ?( ・◇・)」ってな反応しか起きなかったようだ。
そして、メディア・マスコミというものは、大衆の反応や需要に左右される。
それでも、そこを根気づよく頑張れば、また違う展開も あり得たはずなのだがね。
もう一つは、
当の報道機関やメディア界も、政権の問題を指摘し追及すること以上に、擁護・賛同したときのメリットのほうが大きいからだろうということ。
もちろん、敢えて、世の趨勢・大勢に逆らっていくことで、いわゆるニッチ的な需要を掴んだ生き残り戦略も あろうわけでw
あからさまなまでに、この路線を採用してきた「新聞」を名乗る広報紙が存在しているよねw
そして、その「ニッチ」転じて、いまや、大きな勢力・権力の御用達を任じることで、いまでは、後押ししてくれる顧客が増加したわけ(嗤)
それを羨しいとすら思うようになったのか、「コウモリ」となりつつある大手メディアの姿も増えてきた(嗤)嗤)
それは すなわち「大本営」とか「翼賛」化を示すわけだが、
もはや、事実上そうであるとなれば、報道界を恫喝する国家権力以上の実質的力を持つ、まさしく「一般国民の敵」になった、ということに ほかならない。
この事態にさえも、「ほへ?( ・◇・)」ってな反応しか起きていないようだ、この国では。
近隣国の脅威が敵対行為がと恐れ、煽る以上に、
報道・メディア界の堕落をこそ恐れ、つよく警戒すべきことなのだが。
【以下、記事抜粋】
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菅総理誕生で、安倍政治を支えた「官僚支配」と「マスコミ支配」はさらに強化されるだろう。暗黒政治の終わりを期待した有権者は、「菅一強」のさらに暗い時代を覚悟しなければならないようだ。~
それを打破する方法が皆無なわけじゃないよね。
キーワードは、「連帯」だ。
と言っても、
これにしても、どっちに転ばせるのかという岐路は横たわっているね。
だって、あの「黒川案件」のときに発覚したことは何だったか、思い出してみよう。
そうそう、なにを隠そう、「安倍政権広報紙」との異名を誇る『産経』と、
近頃では、すっかり「コウモリ新聞」と化した『朝日』の社員らが、
よりによって、「安倍政権の逮捕事態を免れさせている守護神」と見られてきた黒川氏のそばで、仲良くしていたことが日常の風景だった、という実態。
まあ、こんなことは、私も、子どもの頃から薄々は知っていたことを、過去エントリーで述べてあるw
それにしても、「ヤフゴミ捨て場」は、あきらかに『自民党』安倍政権が、税金で雇って、「親衛隊」活動を繰り広げているというのもミエミエだよね。
もちろん、安倍政権親衛隊の筆頭たる『日本会議』を母体とするネトウヨ勢には、「反知性」まる出しの論理性欠如と、嘘を事実と主張して憚らない、唖然とするほどの恥知らずぶりで、心底、辟易しているのだが、
この低知性ぶりを前に、
問題点を指摘し、偏りと陥穽を ただそうとする声こそが、「偏ってる!!」と、論理もなく攻撃されて、それに押しまくられているみたいに、すごすご引っ込んでいる状態。
こんな舞台を用意して、なにが やりたいのだか、『ヤフージャパン』。
もと「在日」の孫氏。なるほど、そうですか、「用日」ってやつですか?(嗤)
要するに、現況の国会軽視・無視の与党を相手に、力弱さを露呈している、(『維新の党』等以外の)野党側の、しょぼくれた姿が重なるのよね。
かと言って、
国民として、より困惑してしまうのは、(あくまでも、『維新の党』等の、現与党すり寄り党以外の)野党勢が提言していることは、少なくとも概ね、真っ当で筋が通っている、いま喫緊の施策として必要であろうと思えるのに間違いは ないのだけれど。
もう、なさけなくってさ、見るだけでも疲れる。どうでもいいわ。。。
【続く】