2020.09.09 (Wed)
『方法は ないわけじゃないけれど。』の続き。
「民主主義は多数決だ」と、自紙で堂々主張したのが、なんと、国内一位の売り上げを誇ってきた『読売』のエライさんだと知ったときは、にわかに信じられなくて呆然としたものだったけれど、
その おかげか、
こんにちでは、「ネトウヨ」らが毎度、彼らの理解している「民主主義とは」の骨子になってしまっている。
この誤りは罪深いと思うぞ~
私なんか、義務教育期間の学校で教わったはずのことを、すっかり忘れてしまっているというか、もとから、アタマに入ってないらしいのだが
(なんせ、お勉強ぎらいだったからw)、それでも、
学校で教わったことなんかに頼らずとも、いざとなれば、自分の思考力のみで、すぐに気づけるよ、その程度なら。
まあ、私の場合、ガッコの勉強を一切やらなくても、常にトップ クラスを保っていられた教科も、少しは あったからかな。。。たぶん?
ちゃんとした大学で、専門教育を受けることが できた人たちって、どうなってるの?そのアタマのなか。
最近ね、
「発達障害」とか「軽度知能障害」「精神疾患」者が、もしも、一国の最高の地位に就いていた場合、ということを想定してw
検索していたら、とある個人ブログに遭遇した。
そこのブログ主さん自身のプロフィールによれば、
某大学の、それも、心理学方面を履修して、
結婚後、お子さんが「発達障害」児だということが切っ掛けになったのか、そっち方面のリハビリみたいな、改善プログラムみたいなことを指導する教室を運営してます、というのね。
それ以前は、介護関係の仕事してたとか。
それならば、それに ふさわしいだけの知見や見解を得られるかなあと、ザッと読み進めていったら、、、
まあ、なんと
アベシまんせーに満ち溢れていて、ビックリした
このブログさん、ご自身が、まぎれもなく障害の当事者側に いるのに、
安倍政権で特に目立つ、障碍者や弱者攻撃・排斥のシンパ活動ぶりを、どう受け止めているのやら。。。
ところが、
「心理学を履修した」とは、とても信じられないことに、恐らくは、ご本人に自覚がないのだろうと思しいが、
ネトウヨども大いに好むところの「適者生存」とか「弱肉強食」的へリクツね、これに大いに賛同してるのよね。。。
「賢く、強くなくては」とかと。
ご自分の、障碍児である お子さんは、どうなの??
自力のみで生き残るだけの「賢さと強さ」は あるのかね?
まあ、誰しもが、そんなことは ない。
まるで「自分は自力だけで やってきたんだ、甘えるな!弱者!!」
とか主張してる者を見かけるたびに、見てるほうが恥ずかしくなるけどね。
一事が万事、案の定で、
その他の政策・施策についても、「官製相場」株価操作などの危うい経済策についても、統計不正や公文書の問題も何も知らない分かってない、このブログ主さん。
ただ ひたすら、安倍政権賛同。
…
私ね、これをもって、つくづく、世のなかには、私にとって理解不可能な、度し難い種類の人たちも厳然として存在しているのだということを再認識しました。
まあ、自分の親で思い知ってたことなんだけどさ。
かつ、
それなりの大学や専門教育を受けてきて、尤もらしい肩書さえも名乗っていても、決して信用しちゃいけない人たちが混じっているのだと。
こんな人が運営・指導している教室なんか、恐くて、子どもを通わせられるかよ。。。
なんか、ほら、「ホメオパシー」のナントカみたいな組織も あるよね。
私自身、福祉関係の業者のなかには、そうとうイイカゲンで、障碍者や弱者に対して、自覚なき蔑視を持っているような連中も見てきたけど。
まあ、いままでも、特にネット上では幾度か目撃しては いたことだけど。
油断も隙もないよ、まったく。怖ろしや
ともあれ、
スガさんが、すでに講じられているとおりに、既定路線的に次期首相となったとき、先行エントリー冒頭で紹介したコラムにて、古賀氏が指摘しておられるような「二つの支配」のうちの「官僚支配」については、これは、スガさんが、アベシのような泥沼の「共依存」状態に陥るか否かに かかっているだろう。
あれには、アベシならではの特異事情も大きく絡んでいたわけなので、
さすがに、そこまで陥ることは ないだろうとは思うのだが、、、
それは、たとえば、のちの時代に、
「アベノマスク」が安倍政権時代の象徴
と見做されるであろうように、
あのマスクを推進することになった官僚の迷セリフを盲信するほど、直感力も見通し力もガタガタだったアベシと同レベルか どうかが問われることになるだろう。
しかしながら、さすがに、バカな官僚の提案や提言を盲信して縋るほど愚かな脳の持ち主では ないとして、もう少しは自力思考と見通しを活用できたとしても、
そのために、かえって、一切の咎を、その一身に引き受けなければ ならなくなるだろうし、
最後は、哀れなアベシのために用意された「お涙ちょうだい」芝居も演じさせては もらえまい。
ここが、スガさんの辛いところ、これから進む先に待ち構えている落とし穴だろう。
そして、それは、避けることが できないだろう。最初から分かっていても、嵌まるしかないのだ。
それ以上に、
スガ政権によって、どのような結果になろうと、われわれ一般の国民にとっての幸福、良いことになるのかは、まったく別の問題だし、
恐らく、古賀さんの警告どおり、よりいっそうの「地獄」となるかもしれない。
どのみち、この国は、今後、毎年のように襲ってくる大災害に、辛うじて残った体力も削がれていく。
それにも負けずに何度でも立ち上がっていける力を、何十年このかた、削いできたのも、『自民党』と、その支持者たちであり、
その究極の集大成として行き着いた姿が、安倍政権と、そのシンパなのだ。
アベシのオトモダチになれるチャンスも、なりたいという気すらもない私らシモジモ庶民は、
もう これ以上、愚かな権力者に巻き込まれて、バカな政権とバカな御用官僚に振り回されないで済むようになることを必死に願うしかない。
で、
とにかくね、
「多数決」にすらなってやしないんだよ?この国の現状は。
おかしいだろ?どう考えても。
国民全体から見れば、まず、選挙を放棄しているのが大多数で、
その少ない残りから、また僅かな「コア層」のみが、現与党を支持して、それだけで成り立ってる。
その僅かな「コア層」と言うと、ほぼ全部が、何らかの組織・団体関係、
および「既得権益」層だ。あるいは、これから自分も「権益」に あずかれることを期待して、という層。
その いずれも、国の全体像や将来像なんか、一顧だにしていない。
飽くまでも、どこまでも、目先の私利私欲。
「価値観」「ロマン」が嗤わせるよね、ったく
ほんとうは「多数決」でも ない、
もちろん、『民主主義』の本来の骨子である、プロセス重視も、まったく、ないがしろ状態。
もう、めちゃくちゃなのよ。。。