2020.09.16 (Wed)
『〽おまえ百まで、わしゃ99まで』の続き。
私自身の過去を振り返ると、
若い頃は、たしかに、浅慮だったところが多かったと認めざるを得ないし、それは、あくまで私の場合だが、自分自身を一番に優先して大切にしなかったゆえ、ということに尽きるんだけれど、
だから、私自身の失敗は、肝心の自分自身に対してだけ。
ある意味、これも困ったもんだがw
少なくとも、私の おかげで、家族や周囲の全員は助かっている。特に親はね。連中、ちっとも自覚してなかったけど。
そりゃ、死んでも認めたくないでしょうよ。
すべては自分の力であり、立場の弱い者を踏みつけて、自分だけ良いほうへ回ってきたことなんて一度もないと信じたいのだから。
矮小なプライドや損得、自己愛のために、自分の子どもと言えども、他者を巻き込んで不幸に陥れる者は、結局は自分だけを大切にしたせいで、誰も幸せになれない。最終的には全員が不幸になる。
まして、一国の政治となると、国民全体を巻き込むのだ。
人間って、やっぱり、ひととおりは社会に おける、また、個人の環境に おける体験・経験を幅広く積み重ねて、そのつど、いろいろ考えあぐねて、反省もして、そののちに、やっと、少し、ものが分かってくるもんだと実感している。
60歳代で亡くなった うちの母親なんか、何かにつけては苦労自慢する人だったが、いま、私から見れば、この私よりも、もの知らずなままで逝った。
うちの親父なんかを見てても、やっぱり、心身ともハッキリとガタが来たのは80歳代だった。
親父は、中高年期まで、病気らしい病気を したことなく、しょっちゅう深酒できるほどの体力も あったせいか、いわゆる頭脳労働を長く仕事として、知る人が驚くほど高齢になるまで続けたが、さすがに、80歳に入るあたりで辞めてた。
ま、とにかく若けりゃ良いというものでも、けっして、ないのよ。
若くても、生来の性根が曲がってると、自分だけ苦労してると思い込み、それこそ僻んで、陰湿で、他者に対して思いやりのカケラもない者になる場合も ままある。
それと、
これも、女性なら誰でも良いわけじゃない。
まずは、ともあれ鍛えようという観点も あるけれど、
特に『自民党』に所属する女性陣は、生来、父親や夫など身近の男性の影響が根強くて、「強い男性」の意向に どれだけ従順に従うかによって、自分の居場所を確保してきたみたいな、古い日本の「主婦」や「箱入り娘」然とした人が殆どじゃないのかなという印象が ある。
男女ともに言えるのは、やっぱり、チヤホヤされて、自分自身の能力や実力は低いのに、周囲が持ち上げたために、苦労知らずのままトシだけ喰った、幼稚な精神の者は、、、ね。
ほら、「やっぱ仮病」とか「詐病」とか言われちゃってる、これから辞任するシュショウとかねw
発表したとたん元気いっぱい、
フルコース完食、ワインまで飲んじゃって、ニコニコ顔の、
あのゲンキンまる出しの お子ちゃまソーリですとかねww
よくまあ、この人の母親は、この息子を、よりによって政治家にしたもんだ(呆)
こんなに実力のない自分でさえ、ここまで来れたんだから、世のなかに、ひどく苦労してもサッパリ報われない人々が存在する現実なんて、夢にも居るわけないというふうに思っているみたいで、想像力が皆無。
やっと知ったとしても、どこか他人事。
若いうち、体力のあるうちは、言わば「修行時代」であり、とことん体験して、苦労することは大事です。と言うか、
そこそこ人並みの人生でも、生きていれば、どこかの時点で、それなりの苦労は しないはずもないんだけど。
けれども、落っこちそうな一本橋を渡るような、薄氷を踏むような情況で「フリーズ」してしまっている状態では、自分自身の将来・未来を考慮して備えるという余裕も持てないのよ。
なので、とりあえず現状維持でガチガチ固執する。
いまの日本は、そんな事態にまで来てる。
だから、いつまでも変わらないし、変われない。
破滅の日が来るのを待つだけ。
【続く】