2024.11.30 (Sat)
『根っこはHomosexual』の続き。
これは、ただの余談に過ぎないが、
うちの母親が亡くなったあとは、親父に付き添うことが増えたのだが、
あるとき、某銀行の支店のATМスペース前で、先の人が、狭い屋内に入ったっきり、なかなか出て来ないので、暑くなり始めた時季の戸外で並んでいるのだし、高齢の親父は『パーキンソン病』を患っていたしで、気ぜわしい日々だった私は、だんだんイライラしながら待っていた。
やっとかめで出て来た先客の女性が、異様に長く待たせたことなんぞ一顧だにするふうもなく、会釈ひとつ するでもなく、知ら~ん顔で通り過ぎて行ったので、
「なに?あの態度。アタリマエ!ふんっ!みたいな」
と、私が思わず呆れて言うと、親父は、
「まったくな!」
と、一言だけ言い置いてから、いささか おぼつかない足どりで、ATМのほうへ進んでいき、さっさと、自分の所用を済ませていた。
なんと言うのかなあ、、、
生前の親父を思い起こすと、
平常時に限った場合では あるが(ひとたび衝突すると、たちまち、凄まじく執拗で陰湿な本性を あらわに出すのでw)、
あくまでも、ふつうに穏かな状態のときの親父は、という話なのだが、
たとえば、他人さまや、特に、初対面の相手などには、一種独特と言えそうな「無臭」っぽさ、「淡泊」そうな雰囲気、「癖のなさ」とともに、そのへんは、生来の風貌や雰囲気とも相俟っていたのだろうか、警戒心を起こさせにくい、とりわけ、「人当たりの軽やかさ」などといった自然体の感じを醸しだすのが、妙に上手かった。
…
もっとも、親父を不快に思っていたのは、その裏の狂気じみた暴力性を知り尽くしていた私以外は、
子ども時分、『チック症』の影響ゆえ、食べこぼしが多いからと、玄関の冷たいタタキに直に座らされて、食事させられたなど、屈辱的な恨みを、教師となってからも抱え続けていた亡兄との二人くらいで、
(ちなみに、上述したように、『パーキンソン病』に罹患していた晩年の親父は、皮肉なことに、それこそ、食べコボシまみれで、私に注意されまくる状態になっていた。)
とにかく複雑な関係なので、「実」も あれば「義理」も含めて、他の姉妹たちはと言うと、リクツ抜きに、なぜだか、親父が好きだったようで。
私の母親とて、「ダブル不倫」を四方八方から非難されようが、ものともせず、いざ、共に暮らしてみたら、
「こんなはずは、、、」
と、激しく幻滅したあまりに、年がら年じゅう、激烈な夫婦ゲンカを飽きもせず繰り返すだけでは おさまらず、
まだ幼い私に向かって、毎日のように怒りを ぶつけて、ヒステリックに八つ当たりしていたわけだが、
それでも、終生、亭主である親父に対する思いには、やはり、女としての本音が消えることは なかったようだ。
もっとも、母親の場合も、その実母を失うのが早かったせいか、やっぱり、ファザコンだった。
年齢が離れていた親父に対する感情のなかに、ファザコンゆえの影響も混じっていたのかなと思う。
怪奇なまでの複雑な感情や本音を抱えていた家族や身内の それぞれは勿論のこと、
いたって単純な好意を持っているのは結構なのだけれど、子どもに対する理不尽な暴力を目撃していてさえ、何ら諌めることなく、変わりなき好意を親父に対して向け続ける他人たちを見ていて、誰に似たのか、もともと単純な性質の私にとっては、ほんとうにキミョウで、理解し難いことだらけだった。
最後に、
たしか『ロイター』の記事で、まだ大統領選の最中だった頃だが、
『アメリカ』の有権者・国民は、ずばり、
「法に縛られない大統領を望んでいる」
という趣旨の記事を出していた。
それを読んで、思わず、
なに?!
「無法者」の大統領を望んでいる、ってのかぁ?
と、愕然としたわ、呆れたわ、という感想を述べておいたのだが、
何度か言ってるように、
大統領ともなれば、思うさま、好きなだけ、ひっくり返せるほど、司法がイイカゲンな国家なのであれば、それは「発展途上国」なみの国だろ、ということ。
そりゃそうだろう。
すでに指摘してきたが、
多くが政情不安な発展途上国から押し寄せた移民に、もともとはアメリカ自身の経済活動上を主とする必要性が あったゆえにせよ、「不法」から「合法」へと、ほいほい認めていったのであれば、その移民たちが、すでに就学年齢を終えてしまっている場合は、出身国の教育レベルのまま、要するに、そのレベルの知性と思考力でしかなく、
そして、定住した先の国家権力を持つ為政者についても、自分たちの出身国の権力者と同レベルな資質の人物を、むしろ、そっちのほうこそを抵抗感なく選出してしまう、そうなってフシギでもないだろうと思えるのだが、
そのあたりの事情、どうなっているのやら、日本の庶民に過ぎない私には、寡聞にして分かりません。
もうね、
堕ちたアメリカなんか見捨てて、「八分」にしてやりたいもんだw
お望みどおり、アメリカは、トランプ政権によって「孤立」していけばイイww
せっかくのトランプ政権のうちに、かねて懸案の多過ぎる「米軍基地」の数も半減くらいにしてもらえば いいし、
突出して高額の「思いやり予算」だとか、使いようのない型落ち兵器を爆買いさせられるくらいなら、自前の核兵器装備までは、とうてい無理筋でも、浮いた分すべてを、自国の防衛・研究費や、それこそ、『アジア版NATO』とか言ってるようだけど、もっとマトモな国々との協力、連携のための資金に注ぎ込むほうが、ずっと有益だろう。
この際、アメリカは仲間ハズレに しちゃおうぜ(^^♪
ま、これで何度目かになるが、また言っておく。
発展途上国なみのレベルに陥ってるアメリカの言うことを、これからも、へえへえ~と平伏し、有難く押戴き、ひたすらの言いなり路線を継続していくのかい?ってことをだ。
なにが悲しくって、発展途上国レベルの国の言いなりにならなきゃならんの?
バカは移るんだよ!!(嗤)