2019.08.08 (Thu)
『最も「愛国心」に欠ける連中は』の続き。
いつぞや、どこかの記事で読んだんだけど、
とある国際的な会合で、アメリカの(当時)オバマ大統領ら、各国のトップや要人が一堂に会したとき、
イベント プログラムの一部として、日本に原爆投下されたときの映像がパノラマ的に映し出された瞬間、各国要人らは、拍手喝采したんだそうな。
そんななか、あのプーチンさん ただ一人が、厳粛な面持ちで静かに十字を切っていたと、記事には あった。それを読んで、
自国に対して常から批判的視点を忘れないよう心がけている私ながら、もしも自分が、日本から参加して、その場に座っていたとしたら、、、
屈辱感と悲哀が押し寄せてきて、なさけなさのあまり、つい泣いてしまうかもと思う。
「天皇陛下に対するカタジケナサ」なんぞでは、一滴の涙も出ないけどねw
ちなみに、
若い頃は、NHKなんかのドキュメンタリー番組を積極的に視聴していた私だが、あの頃、
「戦争は、軍部の暴走によるものであった。これ本当」
という主張を判で押したごとく繰り返していたことを覚えている。
若かった私は、それを素直に信用していたのだが、
いまでは、それも疑って かかるべきだったのだろうと思っている。
要は、
無知無教養で普通のレベルだった当時の国民の浮かれぶりなんかのことよりも、
本来ならば、スジ的に「第一級戦争責任者」でフシギは なかったはずの「昭和天皇」を、国民世論などから守り、むしろ「犠牲者」だった、という見解を醸成せんとする目的だったのでは なかろうかと。
戦争前夜のことを追想して述べている、とある有名詩人の手記か何かだったと思うが、彼が言うには、
「天皇危うし!!」
というコトバに一気に反応して、それこそ「脊髄反射的」に突き動かされたゆえであった、という。
恐らく、大手新聞が煽りたてたプロパガンダの大なる一つだったのでは なかろうか。
それと、
毎度の軽薄短小「ヤフゴミん」には、韓国や朝鮮人に向けてのイヤミ混じりなのか、「日本はアメリカを恨まないのだから」云々と言う者が圧倒的のようだけれど、
それは、あくまで国家間の公式において、そういう姿勢であるにせよ、
実際に被爆した当時の一般国民のなかには、ハッキリ、
「いまだに、アメリカが憎い。許せない」
と言い切った人も いるんだよ。
過去エントリーで触れてあるように、高校時代の恩師が そうだった。
『黒い雨』を取りあげた「現国」の授業中での吐露だったと記憶している。そのときに、
「あの時代は、バス乗ったり歩いたりして、街なかを移動中に、道端に人の腕やら脚やら転がってても、みな、ろくに見向きもせんと通り過ぎるのや。いまの時代なら、考えられんこと。たったの指一本ころがってただけでも、警察を呼んで大騒ぎになるやろ?」
ということも仰ってたわけ。
昨年の この時季、当ブログで取りあげた過去エントリー。
「日本人に特有的な、こまかいイヤラシサ」、
あるいは、
その「独特な手続きを踏んだうえでの押し付けがましさ」
というものを、
私は、旧ブログの頃から、『靖国』問題などで、おりに触れては指摘してきたのだが、
アメリカの狡猾さの深甚と、さすがのスケール特大ぶりを知るほどに、
「日本特有」と言うべきばかりでもないか、むしろ、しょせん小国だから、これで済んだのかも、とは思うのだけれど、
たとえば、
先日、どこかの公営農場だかで飼料貯蔵用サイロのなかに迷い込んだ熊の親子を、すぐには助け出さず、
暑熱と水分不足を承知していながら、なぜか、かなり長く放置しておき、最後に、子熊のほうは辛うじて飛び出してきたものの、母熊は、すでに力尽きていたというニュースが あった。
これって、最初から、母熊が弱りきるまで放置しておいたのが、敢えての本心だったのでないかと指摘するコメントを見かけて、
あ、なるほど、子熊のほうも、どのみち、母親なしに生き延びるのは困難であると、そういうことかあ、と、私も得心が行った。
ところで、
日本と韓国が仲違いして悦ぶ国や民族が あるとしたら、それは、どの国だろうか?
聞くところでは、
悪名高き『総連』という団体と『民団』という団体は、昔から、すこぶる、仲が悪いことで知られているんだそうなw
なぜだか、だいたいは『韓国』と韓国人側のみを徹底的に憎悪たっぷりに罵るコメント投稿が圧倒的に多いよね「ヤフゴミ捨て場」ではwと言うか、ネット全体でも、そんな感じかww
『北朝鮮』に対しては、むしろ、安倍政権擁護のために利用しているふしが見受けられるが、
それが、いま現在は韓国側が盛大に受け持ってる情況らしいwww
『韓国』系と『北朝鮮』系の在日さんたち入り乱れて、
この日本において、一般の日本人の閲覧者たちを一人でも多く、自分らの「同族憎悪」的争いに巻き込まんとし、抱き込まんとする活動の場としているんじゃないの?w日本政界や財界のなかに深く喰い込んでいったようにww
ロシアとのあいだに横たわる『北方領土』問題と同様、
『竹島』にしたって、あれは要するに、
敗戦した日本を尻目にアメリカが許可してやったようなもんなのでしょうwだから、日本は、どうしたって強く出られるはずもないんだww
時々、朝鮮語の単語に詳しいらしい「ヤフゴミん」が出没するどころか、ひらきなおった如くに堂々と全文ハングルで登場する「ヤフゴミん」ww
してみると、
「ネトウヨ」が得意になって決めつける「感情むき出し」を特徴とする『朝鮮民族』が、そのまま住み着いてるんじゃないの?
と疑わしい「ヤフゴミ捨て場」では珍しく、
先述した熊の親子の騒ぎで披露されたごとく冷徹な洞察、と言うよりか、意地の悪いような見透かし・見立てならば、ヤフゴミんと言えどもキラリ光る見解を示す者が、ごく たま~には いるもんだww
そして、
そこで私が納得したのは、
さも さも救助したような、手を尽くしたけれど、残念ながら、、、と「美談」ふうに見せかける、その実は、
母熊が衰弱死するまでを冷酷に見計らっておくという魂胆が、スケール小さいくせに、「美しい」話に仕立てあげたい「神の国」たる日本人ならでは あり得そうな特徴的狡猾さだなぁということww
もっとも、あの親子熊の哀れな事件に対処した関係者の本音は分からないけれどね。
念の入った誤魔化しや小細工を、いちいち解きほぐしていく作業はメンドくさいし、
荒唐無稽なくらいデタラメな相手ならば、サッサと、あんたアッチ、では、私は こっち、ほなサイナラ~できるほうがラクだから(苦笑)私なんかはね、そのまんまズバリぶっちゃけてしまわれるほうが、非論理的であれば
戦後も だいぶ経ってから生まれ、
平和と経済成長時代を謳歌する「現代っ子」という呼称で括られてきた世代の一員である私だが、
若い頃から、ひそかに恐れていたことが ある。
あの戦争の時代を、身を以て知っている人々が揃って高齢になり、一人また一人と、世を去っていかれることが。
なんだか不吉な予感が当たりそ、、、いやいや!
決して、決して当たらないことを切に願う。
愚かな「先祖返り」など、決して起こさないように。
それこそが、先人たちの苦労を無にするものだから。
【続く】