2019.08.08 (Thu)
『【続】最も「愛国心」に欠ける連中は』の続き。
ほとほと、
ヘエコラ平伏姿勢かケンカ腰か、
どっちかしかない両極端な安倍政権。
ここへ来て、結局「なにやってもダメあべ」だったと再認識しているところだが、
こんな政権を積極的に支持しているのは、もちろん、いわゆる富裕層や公務員なかんづく自衛隊員が圧倒的では あろう。
けれど、
意外にも「貧困層」の一部もが、あのような政権を支持している現実が あるのだとすれば、その「貧困層」は、ほとんど「自暴自棄」に陥っているようなものだ。
昨今の凶悪きわまる、無差別的・テロ的事件が、「弱い者いじめ」的風潮の蔓延しつつある世間、一般国民のなかで相次いで勃発していることと無関係では ないと思える。
そのへんの一般家庭内においてすらも、幼い子どもらの受難が相次いでいる。
あれらは、世を牛耳る権力者や雲の上のオエライかたがたには向かわず、
鬱屈を溜め込んでいる自分よりも なおいっそう、確実に弱い、あるいは無防備にならざるを得ない立場へと、その憎悪と凶悪は走り、身近な者を狙うに至った。
例の植松などは、自民党のオエライに お伺いまで立てていたそうだしね。
強い相手には、頼まれずとも積極的に媚びへつらい、
弱いと見た相手には、問答無用で切り捨てる。
おやおや、どこかのシュショーとトリマキ連のよう。。。w
これは、自分では まだ詳しく調べてないので、
最近の話題の一つであるらしい、『MMT(モダーン マネタリー セオリー/現代貨幣理論)』やらいうものについても、はっきりとした態度や意見は出せないし、いまのところ、多少の胡散臭い印象のほうが まさる感は否めないけどw
ササッと聞いてるぶんには、しごく単純なリクツに思える。
なんとなく不安を もよおしてくるほど単純な。。。
さすがに、俳優出身だけあってか、見せかた(魅せかた)も上手い、『れいわ新選組』代表の山本太郎氏も、あの「『園遊会』おてまみ事件」の頃を思い起こすと、よくぞ ここまで成長したと褒めてあげたい気持ちは あるものの、現実的に、経済の施策を中心に、今後、もっともっと勉強が必要だろうし、いっそうの精進を深められたいと願っている。
当初から私は、『トリクル ダウン』理論とやらを せせら嗤っていたし、
『経済学』なんぞ学んだことは皆無でも、ちょっと思考を めぐらせただけで、
最も大きな層、つまりは「中間層」「一般庶民層」というものを痩せさせてはマズイ、この巨大な層こそが、極度の上と下も、その他の少数層をも包摂し、調節する機能を持つのだからと、すぐに考え至った。
で、『MMT』とは結局、『アベノミクス』と同じことなのである、という指摘を、先日、古賀茂明氏が指摘しておられたようだが、
それなら それで結構、と言っていいのか、
『アベノミクス』というものが、一部上層のみだったにせよ、これは これで、ある程度なりの効果が確かに あったのだとする向きに問いたいのは、
『アベノミクス』というものが、少なくとも「アベシの半径何メートル内」の「手足たる」官僚や公務員、「おともだち」そして「すり寄り団」のために、
要は、コア支持層を確保するためには大いに役立ったのが現実だというのであれば、
そんな一部の「上層」や「ワナビー」の美味い汁でしかないものは、そのために犠牲となった「底辺層」を中心とする大衆層にとって、何ら意義のないものであり、
それどころか弊害ですらあった以上、
これは、国家全体のためにもなっていないと見做すべきなのではないのかということである。
ゆえに、
もし、実際に『MMT』理論に くみするにせよ、なんにせよ、
今後、やるべきことは、
「水路の付け替え」
ということになるはずだ。