2020.11.02 (Mon)
『『公明党』さんへ改名の提案w』の続き。
ただ、よりいっそう鮮明になったのは、
要するに『大阪市』の力、とりわけ、その裏打ちとなっている財力を削いで、その分、『大阪府』のサイフを大きくする、すなわち権限を広げたいということなんだろうと。
以前にも指摘したけれど、国でも個々の一般家庭でも、サイフを握っている者の権力が最も大きい。
『大阪市』が、それぞれ「特別区」に縮小したあと、何かの必要や要望に迫られても、それに対して、首を どっちに振ってくれるだろうか、それは『大阪府』しだいということになる。
府知事が『大阪維新』の者であろうと、そうでなかろうとも、だ。ここ、意外と肝心よ。
あるいは、『大阪市長』のみが『大阪維新』の者という事態も あり得る。
永遠と同じ党からという想定は、まず、現実的では なかろうし、
私には、府も市も同じ政党からのトップというほうが、なんだか不自然に思えるけどな。
それは、さしづめ、知事と市長を同一人が兼務していたという、昔の東京と同じことじゃないか。
それこそ「府市合わせで、ますます暴走」みたいになる懸念も あるし。
私自身も その一員である「大阪府民」にとって、一見、おトクな話のように思えるものの、
その分、『大阪市民』に泣いてもらえるのかなあ、はたして?とも思ったけれど、
「待てよ?そもそも本当に『大阪府民』のためになるのかどうかも、甚だアヤシイぞ」
と思っていた。直感だけどさw
当初から、私は、
『(大阪)維新』というのは、ひたすら、「カジノ」を やりたいから頑張る、というのが本当の最終目的なのであって、
そこに、おおかた、『大阪市』から「もぎ取りたい」ことの本音が あるのだろうと見透かしていた。
許し難いことに、例の『森友』事件の おりにも、アベシやスガはんの意向を受けて、裏で結託し、松井はんが裏から手をまわしているという指摘は多々あったことだ。
私は、詳しいことまでは調べたことが なかったんだけど、
「カジノ」についても、要は、松井はん個人の利害(会社)が裏で絡んでいる(『住之江競艇場』、ボートレースと言えば笹川良一つまり『日本財団』、『日本会議』と同じく、アベシずぶずぶよねw)という指摘も あったよ。
ふしぎなことに、いずれも、ぱったりと報道されなくなっていったけど。
だから、
そもそも、府民のみならず、国民一般にとって、とうてい信用に足る政党では なく、どうやら邪まな目的のための口先、単なるパフォーマンス党であると、私は見做してきたわけ。
その象徴が、「雨合羽」と「イソジン」だ(嗤)
だいたい、『維新』は、その名に大いに反しているぞ。
要は、最大の既得権力の巣窟である腐れ『自民党』の、しかも、こうもり党あ いや『公明党』に勝るとも劣らぬオモネリ党であり、「『自民党』補完勢力」である。
当の松井はん自身が、もとは『自民党』の人間だ。
「政令指定市」から「特別区」へド・ド・ド・ドーンと、言わば何段落ちの格下げにしても、
かつての『東京市』から「23区」への移行が、どのような時代背景で行なわれたかを知れば、なるほどな、という感じもする。
あの時代は、戦時中という、まさに最大の緊急事態だった。
ことに首都の自由度を狭め、強い統制力で縛って、そこからの富を吸い上げる必要が、国家権力側には あった。
いま、何の「緊急事態」だというのか、
「新型コロナ ウイルス」が、とうとう、東京よりも拡大しつつある さなかに強行された。
その目的は、「市」の富を「府」へ、と。。。
『自民党』政府の方針と同じく、医療関係(保健所など)の施設を減少させていくという、これは実は、太田房江(もと通算官僚あがりの、いま『自民党』)府政当時から実行されてきていたらしい。
『大阪維新』は、そこから、職員を、もっと削減していって、どや顔で得意になってたっちゅう、、、
のはデマだ!!と反論してたみたいなんだけど、
実際は、安倍政権でも しょっちゅう やってた、
「統計の誤魔化し・不正利用(混ぜたらダメなものを混ぜる)」
で盛るだけ盛って、「反論」のフリしてた、ということだ。
結局、保健所や、その職員数にしても、要するに、「特別区」なんぞでは、とうてい、「政令指定市」のメリットなど、豪も望めないわけ。
おかげで、この「コロナ」騒動で、たちまち「医療崩壊」を起こしかねない瀬戸際に立たされていたわけだな。
ところで、
『大阪都構想』ってのは、そもそもは太田知事のときに提唱を始めていたらしいね。わたしゃ知らなかったのよ。
しかし、太田さんが言ってたことと、『大阪維新』が言ってることは、名前は同じでも、内容が真逆なんだ。換骨奪胎?全然違うかw
ま、私とて、事実の詳細を知る努力を尽くしてきたとは言い難く、さっきも ぶっちゃけたとおり、「直感」止まりですからのw
今回、事実の詳細について参考にさせてもらったのは、『大田区』の議員さんや、『れいわ新選組』と提携(?)しているらしい、大阪にて無所属で立候補したものの落選、ということらしい女性などだけれど、いずれも、それぞれ3人ほどの お子たちが いるママさんだ。
しっかりしてらっしゃるよー。
はっきり言って、橋下さんや松井さんなんか、足もとにも寄れない知性だよ。
先行エントリーで、
なぜ、「代議制」というカタチを とっているのか、
その理由は、「選良」というコトバが示している、と述べた。
いわゆる「ファクト」つうの?それも、本質・実質・正確という観点から調査結果を報告してくれる良心的・良識的な議員さんは、まさしく「選良」として、やはり、時間を かけて、専門的に務めていただくしかないわよ。
うちら一般の国民や市民では、片手間にやるのも限界大ありだからね。
ましてや、ヒマこいてる者でも、自分で、本当のところを調べて知ろうともしないうえに、直感さえも鈍い人が大多数でしょw
こういう連中が、「選良」を駆逐し、「選悪」を跋扈させるのだよ。
長年、必要とされてきた『住吉病院』の閉鎖を大反対してきた住民たちの切なる要望を踏み躙られた地元では、橋下さんや『大阪維新』に対する怒りが凄まじいと聞いている。
橋下さんの見込み違いと、『大阪維新』の それ(『都構想』)とは、基本に重なるものが ある。
こうしたことも あったから、『(大阪)維新』の住民サービスや福祉政策についても、深い危惧を持たれてしまっているのだろうと思う。このような面も、敗因の一角を成しているのでは ないだろうか。
外部の者が、何を知って、『大阪都』構想を受け入れなかった大阪市民を責めるのか。
「ほっちっち。構ぅてなや。あんたの子じゃなし孫じゃなし」
ってなとこだw
さしあたっては、
私個人としても、かつ、府民の一員としても、
ガラの悪いマッチョ趣味にして「男に二言ある」『大阪維新』も『大阪自民』も、いらない。
『大阪維新』の『都構想』は、言わば「隠れ蓑」。
本当の目的は、カジノだもの。
まずは、『大阪自民』を筆頭に、
『大阪維新』以前の府政・市政についての猛省は必要。
それは間違いないことだ。
今後の大阪の命運は、そこに かかっている。
…
さて、黒一色で占められていたオセロ ゲームの盤上が、パタパタパタと めくられていく。