2021.11.23 (Tue)
『【警告】一見、尤もらしい意見や提案に潜む罠に御注意。』の続き。
もともと、朝鮮半島あるいは大陸から、米などの栽培とか、武器製作に最も威力を発揮する金属加工とかいった種々の技術、同時に、最先端の学問・技芸の類を携えて渡来してきたわけだろうから、その水準に至っていない先住の人々には、「神秘性」さえ帯びた「権威」と、圧倒的脅威を見せつけることが できたはずで、
それは、ようやっと、自国の製品や産品に、正面から自負を感じることが できるようになった現代に辿り着けるまで、およそ「舶来」に最上の価値を置いてきた日本人の精神性に、長く、つよい影響を与え続けた。
結局のところ、「『皇室』の聖なる権威」みたいなものを、それが、少なくとも俗世間では根深く信じられているということを最も理解していたのが、
現代の若者とも思えぬほど、旧弊にしてスノッブな価値観を持っていた小室青年。彼こそが、やすやすと、『皇族』女性をトリコにできたわけよw
それにしても、
この騒ぎにおいて明らかとなった、眞子さんたちの「大恋愛」をダンゼン擁護、応援する老若男女は勿論、当の『皇族』女性たちの、殊のほか、恋愛に対する憧憬の強さ、ロマンチック趣味は意外なほどだったなw
また、一般人の男性に対する憧れのようなものもヒシヒシ感じられたが、
ある意味、『皇族』とか、いかにも「おぼっちゃま」系は、男性としての魅力に乏しいということかもねw意地悪な観察だけどww
やっぱり、いちばんモテるのは、「悪い、危険な男」系とか「ワイルド系」かなー?w
私個人は、どっちも、どうでもエエと思うけどw
事実、「悪い、危険な男(DV付きw)」だった、うちの親父は、みょうにモテてたし、
それを鋭く指摘した従兄は「ワイルド」系で、ちょっと、ものを尋ねただけの通りすがりの女性でも、たちまち、目がキラッキラになるんだからな、そばで見ていて、スんゴイなあと、感心するよww
もうオッサンになってる従兄は、若い頃から、単にハンサムとかは、私は思わないんだけどw他の女性たちに言わせれば、やっぱり「男前」なんだってさ。それに、なんとなく「男の色気」みたいなものが あるわな。本人は、そんなこと微塵も意識してないと思うけど。
剣道を教えた ついでに、はだしのまま、車を運転して、迎えに来てくれたとき、「あれっハダシやん!」とビックリしたら、がっははは!と豪快に笑い飛ばしたガサツな男なんだけどねえ(苦笑)
男性側だって、いわゆる「悪女」タイプを好む人が多いのは、小室さんちの おかあちゃんの「もと婚約者」さんが代表格の一人になっちゃったなw
ところで、最近、読み始めて すぐに、「あ、しまったな」と、思わず舌打ちしたくなったコラムについて。
元来の性分なのか、いったん読み始めたら、たとえイライラしながらでも、いちおう最後まで読んでしまう癖を、ここでも通してしまい、せめて、誰が述べた主張なのかな?と、筆者名を確認したら、『保坂正康』と記されてあった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/025a4b6019e59170914808c5299dab31666b9507
~「聖」なる存在として畏敬の念をもって見られてきた~
~皇族が聖なる存在として認識された大きな理由~
第一には、そのように演出してきたからでしょ、彼ら(の先祖たち)自身と、彼らと利害を共にする者たちの計算のうえで。
わりと近い時代では、『香淳皇后』の御実父は、『大正天皇』の皇后であった『貞明皇后』に嫌われていたという、その理由が、やはり、おカネの無心とか、
『香淳皇后』の御実兄は、女性関係の問題を起こしていたとか、
他にもスキャンダルは幾つも あるよね。
私自身、子ども時分から、周囲の おとなたちによって、『皇室』のスキャンダルを何度か聞かされた記憶が残っている。
もっとも、『天皇制』や『皇室』制度への反発的意向などが あったからでは全然ない。
むしろ、「畏敬」とか「尊崇」対象という、長年に わたったスリコミが、あの世代には つよく残っているからこそ、時おり発覚する『皇室』の問題やらスキャンダルに ついて、あたかも怪談か「世にも恐ろしい秘密」を語るような口調でもって、殊更ヒソヒソと話していた。
ただ、ごく若い頃は『近衛』将校として、『皇室』周辺で勤務していた親父だけは、瞬間着火の如く激怒したことが あった。
それは、『大正天皇』の体調問題が、脳に起因していたというようなことを、まだ何の先入観も持たない、『大正天皇』って誰?な小学生の私に、何の流れでか、近所の、噂好きな おばさんが吹き込み、帰宅してから、この内容を、本当?と、何気なく、親に尋ねたときだった。
しかしながら、まさに『天皇』その人と、『天皇家』自体のスキャンダラスな問題が発覚しないかぎりは、他の『宮』家のなかの問題であるに過ぎないなら、制度への致命的な打撃までは防げていたのだろう。
ところが、今回の騒動に おいては、遠からず『天皇』となる予定の今後、確実に2代は続けて引き継ぐことになっている『宮』家の一員であったがために、ここまでの大騒ぎになったのだろうと思われる。
しかも、その『天皇』となる予定の人が、お若い頃から堅持してきたという思想やポリシーなどを、親としての教育方針でも、そのまま、ご子女たちに垂れられていたに違いないと、そこからして大いに疑念を持たれている。
お子さんたちだって、幼い頃から、親御さんに常々教えられてきたことと矛盾するようなことを急旋回して言われたら、そりゃ反発するだろう。
~秋篠宮が「皇室としては類例を見ない結婚」と言った通り、これは戦後初めてのこと~
『久邇宮』家の第三『王女』だった通子さんは、どうなんでしょうかね。
ちなみに、
『秋篠宮』家の紀子さま佳子さまと、小室母子の名前の字やイニシャルの重なりが目立つのがオモシロいんだけどw
この通子さんも、前『皇后』美智子さまとは真逆のケースにして同じ読みかたの名前であること、そして、再婚相手の姓が、ご実父のスキャンダルの相手となってしまった女性の旧姓と同じというのも、偶然とは言え、なんだかフシギでオモシロい。
ちなみのちなみに、
うちも、特に私と親らが、『天皇』や『皇室』の かたがたと、誕生日などの数字とか名前の字などが共通している例が奇妙に多いのは、家族内では、時々言ってオモシロがっていたのだが、
先述したとおり、親父は、戦時中、『近衛師団』所属の青年将校だったので、『皇居』周辺に出入りしていた頃、まだ幼かった前『天皇』(現『上皇』)が、うちの親父が腰に提げているサーベルを触りに来られたりしたそうで、時に、ごく間近で接していたらしい。
そのせいか、中高年までは、いまどきの「えせウヨ」や声だけは無意味にデカい腰抜け「ネトウヨ」「ミリオタ」どもなんぞビビるであろうほどゴチゴチの『帝国軍人精神』だの『皇国史観』だの『天皇』崇拝にドップリ浸かってきた名残を隠しようもなかったほどなのだが、
いつしか、老齢に達する頃には、
むしろ、自分の親世代、つまり、青年時代の自分たちを、むざむざ、死地へと赴かせて平然としていた世代への隠然たる反感と同時に、『天皇』『皇族』という存在に対しても、どこか冷めた態度を見せるように変化していった。
と、旧ブログあるいは過去エントリーでも述べた話。
~情報を掴んだ週刊誌記者から取材を受けるまで、宮内庁幹部は把握していなかったばかりでなく~
いや、それも、先日のエントリーで紹介したコラムによれば、『皇室』担当の記者は、週刊誌の記者でも、身辺調査されたうえで、『宮内庁』からの指令を受けて、書くらしいのよ?w
でさ、
そもそも『皇室』の皆さんは、眞子さんの親御さんである『秋篠宮』ご夫妻も、そして『天皇』さんも、『上皇』ご夫妻も、ほんとうに、小室 圭さんとの結婚を厭わしく思って、心底から反対する気持ちなんか あったんだろうか?
まさに『高円宮』妃あたりが、娘さんたちに言い聞かせていたという「恋愛と結婚は別」よろしく、「タテマエに過ぎない、要は、国民向けの儀式と、実際の結婚は別」と割り切っているようにすら見えたけど。
私には、「まるで、話にならんわぃ┐(-_-)┌」としか思えないほど、全く異なる世界の住人であるような保坂正康氏の、くだんのコラムの内容に ついて、案の定、「ネトウヨ」圧倒的大多数の「ヤフゴミん」らが、「これぞ本質論!」とて、つよく共感した旨、歓び勇んで続々コメントしているようだ。
この保坂氏の名は、私も、どこかで目にしたようなオボロな記憶が あるものの、一度も関心を持ったことは なく、したがって、氏の著書を読んでみようとしたことも ないまま、その基本的な思考の方向性などを知ることもなかった。ゆえに、今回、てっきり、「右翼」系の論者によるものだろうと思ったが、ちょっとだけ確認しようと、検索してみたら、「反日」とか「左翼」であるという激しい指弾も出てきたので驚いた。
てなわけで、
「えっ??σ(;=_=)?」と混乱したままの私は、
この保坂氏に対しても、一言で済ませてしまうのだ。
「なぜ、特定の個人に対し、『聖性』なんぞを要請、かつ、全うされるべきと考えられるのですかぁ?」
この、最初も最初の素朴な一歩からしてが、「ウヨ」「ネトウヨ」ばりの、「黙れ!問答無用!!」とて撥ねつけられるタイプの御仁であるならば、やっぱり、私とは、対話はムリだな。
これも先日のエントリーで触れたが、
室井佑月氏の いわく、「祈ってくださるんだよ!」だから有難いんだ、
とする断定的主張も同様のことで、
祈らねば ならぬのであれば、「聖性」が必要ならば、
おのれ自身で、「祈り」と「聖性」を引き受けるべし、だ。
おやおや、「できるわけない」ってか?そーですか、そーですねw
「祈り」「聖性」、そんなの、私は強制したくも、されたくもない。
自分以外の誰かには、そんなこと当然、などと思わないから。
【続く】