2019.12.17 (Tue)
安倍政権が「歴代最長」に続いているのは、「消極的」(と言えど)「支持」されているからなのだという主張が蔓延しきってる状態だけど、
私は、実は、そうじゃないんじゃないかなと思ってる。
もちろん、日本全体が、特に、いまどきの、失敗嫌いな若い人たちが、みょうに「若年寄」めいて、現実の高齢者以上の「守り」に入ってる姿勢ゆえという側面も大きいとは思えるのだけれど、
「消極的支持」これは要するに、基本は自民党支持者であり、または、安倍政権支持を隠して、尤もらしいセリフを並べる連中のプロパガンダを、「お唱え」ふうに言ってるだけのことで、
むしろ、「消極的ながらも支持」と決めつけられている その実態は、
「消極的不支持」
が多く含まれているだろうと、私は受け止めている。
つまり、
あれほどデタラメな、フザケた醜態をサンザン見せつけられたあとでも、
どうせ、やっぱり、
安定の汚い『自民党』その悪辣な政権が「圧勝」すんだろうよ、
自分が投票したところで、まったく無意味だ、、、
だいいち、野党もパッとしない感じだし、
どこに投票したらいいのかサッパリ分かんねえ、、、
たまに、政治や外交関係のニュースをチラッと見るだけで、それほど深く考えたことは ないし、
情報収集とか勉強らしきことも、ほぼ全く、やってこなかったから、
今さら、、、
ああ、もう、投票しに行くのもメンドくせえ、、、
暑いし寒いし、たまの休日なんだし、フテ寝しとこ、
という、虚しさ、無気力、絶望。
死の一歩手前だよ、これは。
それと、
「ヤフゴミ溜め」にも時々出てくるでしょ、
「棄権では なく、白票で!」と主張する「ヤフゴミん」が。
これね、
私は、やっぱり、相変わらず「ヤフゴミん最大多数派」に違いない自民党・安倍政権の回し者であると睨んでるw
だって、
いちおう、投票場へ出かけたら、投票用紙を受け取って、投票箱へ投函するんだからね。
「白票」や「無効票」では あっても、その分、投票率は押し上げるわな。
そのうえで、自民党を勝たせてしまおう、という算段。
ならば、
どこに投票したらいいのかワカラン、さりとて、自民党や安倍政権を支持する気は ないし、という多数層は、
自民党や安倍政権を、少し正当的に見えさせてしまう行為、すなわち、投票場に向かうことすら避けて、全くの棄権のほうがマシか、
と思ってしまうのでは ないかな。
かくて、選挙は、自民党と安倍政権支持の「コア層」祭りと化す。
たとえ、ホンの僅かでも、与党にとっては、少しでも高い投票率のもとで勝利したいわよね。
「寝ていてくれた」おかげの、極度の低投票率よりは、ナンボか、価値が上がるというもの。
やっぱり、自民党および野党のなかでも自民党応援団みたいな党以外に投票しないとダメなんだよ。
洪水などの自然現象も、人間の病気の進行や、年齢を重ねた姿も そうだけど、最初のうちは、まーだまだか、なかなかだ、と思っていたら、
時が満ちたとたん、間髪を入れず、堰を切った怒涛の如く、あれよあれよと、ググーッと越えてくる。
さて、野党も。
当ブログ先日のエントリーでも、
「ザルなのが発覚、それどころか、改善しておきまーすつって改悪してたのだから、さっさと対処するよう議論してほしい、国会でこその仕事!」
「このままでは、またぞろ繰り返すから」
与党の悪さの暴露や糾弾と同時に、今後の防止策のことも議論すべきだ、と言ってあります。
だって、
自民党・安倍政権よりは幾分か良心的とは言えようとも、
自分たちが政権に就くようなことが あれば、大なり小なり似たことするんじゃないのお?と、
「政治不信」や「政治家不信」を感じている人は、思ってるんじゃないかな。
それに、
私個人は、「アベノミクス」なんて最初からカラッポのハッタリでしかないのであって、もしかしたら、
それこそ「上級」とシモジモを分断し、格差拡大こそが、真の目的だったんじゃないか?とまで疑わしく思ってきたから、もし そうだとすれば、あれは あれで、大成功だったと言えるんだしw
いろんな所で、いろんな学者や識者らが、
「失敗でしたねー」
なんてノンキな評してるのを、せせら嗤って見てるけどw
最も困難であることは、世界じゅうの共通事項であるところと承知しては いるけれど、
民衆なんてものは、カネカネカネが第一なのかもしれない、しかし、
主権者たる国民にとって、その将来に何が有益で、何が切り捨てるべきムダなのか、よくよく吟味してほしい。
やはりね、野党側も、苦手な経済策を筆頭に、新鮮なモデル ケース、ヴィジョンだけでも示せないと。
いっそのこと、「今後も右肩上がりを」だの「アジア第一で」だのは、もう、捨ててかかっていい、とさえ思うのよ。すでに、時代錯誤ですら あるだろう。
であれば、あとは、どのように、国民・有権者たちを説得できるか。
画期的な経済論を、、、
と言っても、日本は受賞した ためしは ないけどね、『ノーベル経済学賞』(苦笑)
今回の消費税アップでも、あれほど危惧されていながら、案外に、激しい抵抗も反発も起きなかったようだが、その直後だからね、例の『桜を見る会』の、国民不在とばかりに違法行為を重ねていたと断罪すべき忌々しい問題が発覚したのは。
「アベ友」以外のシモジモ一般国民には圧迫を繰り返しておきながら、
安倍政権と利益共有する お仲間らには、おいちい汁を分け合っていたのかよお、という怒り。
このほうが分かりやすい構図だから、単純な庶民にとって。そういうことだ。
「税金と公文書の不正は、民主主義の根幹を蝕み、内部からの崩壊へと結びつくのです」
といった高尚な指摘よりも。
たしかに、『桜』の陰で、他の重大問題が見過ごされがちになっているかという懸念も ある。
しかし、『桜を見る会』を めぐる問題も、見過ごすわけにいかない。
根本的な解決策は、やはり、安倍政権を倒すことしかない。
このためには、
結局、選挙における一般国民・有権者の意識啓発が、どうしても欠かせない。
『マスコミに告ぐ。』
【続く】