2022.10.09 (Sun)
『「悪魔に魂を売った」男の末路』の続き。
まあ、私の若い頃も そうだったのだが、
何か大きな、凄惨な事件などが起きたら、それっとメディア各社の記者やテレビ カメラが押し寄せてくるのにハシャぎ、場違いにも、集団で、盛大にVサインなんぞ掲げているのが、顰蹙を買っていたものだがw
『自民党――ジミンだっぴ党』やアベシ支持者が、なぜか、いまどきの若い者には多いのだと力説しても、先日の国葬擬なんどに、いそいそと出向いてきた若造などは、『ハロウィン』のイベントなんかで、要もないのに押し合いヘシ合いして悦んでいるのと大差は あるまいと思う。
あるいは『靖国神社』あたりで、時代錯誤なコスプレに浸って悦に入るファッション ミリオタの手合いとかね。
私自身、かつて、それこそ「生まれる前から」成人後に至るまでの長く、アタリマエに存在した『昭和天皇』の、その死と、それに付随する「元号」の影響(ここでも、かの『日本会議』が影響を及ぼしている)に、知らず知らず巻き込まれていた無知な自分の素朴な心理を初めて自覚し、愕然とするほどの恐ろしさを覚えたことを、まざまざと思い起こすのだが、
たかだか10年ほどの安倍政権を指して、「生まれたときから、ずっと、安倍さんが首相だったから。。。」などと、神妙な表情で のたまっていたという若い人たちに対しては、
「おいおい、きみたち、だいじょうぶかぁ?政治や社会問題等を他人事みたいに思ってないで、あすは我が身と思って勉強しとかないと、そのうち大変なことになるでぇ。かろうじて、まがりなりにも『民主主義』の国で あるうちに、選挙くらい行きなさいよね。ただ、行く前に、少しは情報収集して、勉強してから行こうね、頼むから」
と言いたくなる私。
かく言う私とて、長らくの病気や実家のトラブルで、選挙投票にも行けなかった頃も あるけれど、
まじで死ぬべきか生きるべきかの修羅場だった頃、政治の動きなどを掴んでおく余裕も なかった その間に、この国は、とんでもない方向へ走りだしていたのだなあと、今さらながら痛恨の思いだ。
むろん、ザ・自民党政治のトバッチリで、一国民である私個人の生活も家計も、悪影響を被ってきた。障碍を抱えている分、なおさらだ。
ただ、私の場合、辛うじて、下地を養っていたからね。
なにしろ、小学生の時分から、親と、「チャンネル争い」ならぬ、新聞の取り合いするほど、世界情勢、国内の政治・社会面も読みこなしていたし、テレビ番組にしても、だいたいは、社会派ドキュメンタリーとか世界の名作映画などが中心、あとは、たまに、長唄、小唄や、親が好んでいた民謡などの邦楽番組や、特に能楽、雅楽は大好きなので、番組を やっていれば視聴していた。
友人やクラス メートたちのように、アイドル歌手だのトレンディ ドラマだのには、ほとんど見向きも しなかった。なので、もちろん、話題が噛み合わないことも多かったけど(笑)優しい友人たちは、この子は、こういう子、と、受け入れてくれていた。
だから、人生の途上に おいて、しばらくはブランクが あっても、再開すれば、すぐに見分けが つくわけ。ほとんど直感に近いけど。シャカリキになって「勉強」するほどのことは ないのだ。
そうしてみると、やはり、吸収力の高い子どものうちからの意識と学び、心がけは大切だ。
ひとたび社会に出たら、自分の職業とは直結しない勉強に割くエネルギーの確保は一苦労だもの。
まあ、あくまで個人的には、子どもや孫が いなくてヨカッタかもなぁと、つくづく思う昨今。
こんな危ない情勢のなかに残して逝けるかよ、と。
『ロシア』による『ウクライナ』への侵攻を予告していたバイデン大統領が、今度は、窮鼠と化したプーチンによる「世界最終核戦争」などと言い出したことにゲーッと思ったところだ。
「死なば諸共」かよ。。。
なぜに、このテのやつが、あっち こっちで、絶えず生まれてくるんだかと、いつも思っちゃう。
ろくでもない「摂理」だね。
病的に「守りたい!守るのぢゃあ!!」とガチガチのやつほど、すべてを破壊しに かかることになる、この皮肉な世界よ。
さて、ようやっと、次は『日本会議』か。
以前から問題が多かった、おバカな三重県ウヨ議員の小林某が、故意か悪意かを疑うほどの見事なスッパヌキを やらかした おかげで、
私も前々から苦々しく思っていた、アベぽち連中の一員、高市さなえせウヨ女史が、またぞろ、のこのこと『日本会議』へ出向いていって、仮にも閣僚として看過できないことを言い放ったことがバレてしまった。
かつて、「ナチスの手口に学べ」云々と、これも身内たるの演芸会だか講演会に おいて言い放ち、そこの連中を大いに湧かせ悦ばせた麻生えせホシュじいさんのように、野放しにしておいては いけないな。
政治家というより、まるで無節操な媚び媚び芸人だ。
まあ、例の甘利さんが口走ったという、
「日本なんて、どうなっても いい」
ってのが本音のようでは あるな。
いったい何が動機なのかは知らんけど。
やれやれな「パターナリズム女子」(←あえて、女性とは言わないよw あまりにも子どもっぽく、未成熟だからww)、
ザッツ「ジミンだっぴ党・女子部」代表格の高市ウヨエ氏は、政治家に あるまじき稚拙過ぎのミエミエ過ぎで、言い訳にもなってやしない、まさしく「ご飯論法」と指摘されているような、故 安倍氏直伝の方法を用いて、この苦しい場を やり過ごそうとしているのがアカラサマだが、
高市さんよ、
いかに「内輪」の「非公開の場」で あっても、それを盾に しようとも、
政治家ましてや大臣としての見識を甚だ疑われるような発言は、それ自体が大問題なんですよ。いつ いかなる場合でも、です。
小林ばかウヨ県議側が、見るからに不本意まる出しの、うつろな表情ながらも、とにかく「撤回します」と言ったからと、それをもって、あなたが言ってなかったことには ならないの。その程度の初歩的論理は分かるよね。
だいいち、あなたを大いに尊敬しているという小林あほウヨ氏が、あなたの発言を問題として公に晒すメリットが どこに あるわけ?
どこにも ないわな。
そりゃあ、単純な話。
じつに正しいセンセイの発言内容であると思ったからこそ、公に知らしめる価値ありと信じたからこそ、嬉々として、『ツイッター』あたりで発表したんでしょw
それなのに、
「(信用を)傷つけるから」も何も、
高市さんは、結局、小林さん側に、すべての咎を押しつけたわけで(嗤)、
見るも哀れな小林アホうよクンは、これからも愚直にw、冷酷・非情な高市姐さんを、慕い、尊敬し続けるんだろうか(大嗤)
まあ、この人たちも自業自得だ。
ここ、大事だよ。
多くの人の指摘が あるとおり、外交上、国家安全上も含めて危ぶまれるほどの、仮にも閣僚に あるまじき、脇の甘さと忌々しき不見識をば曝け出した大問題発言。
くだんの県議と共に顔を並べさせて、国会で追及すべきほどのことで ある。
ったく、どいつもコイツも。。。
ボケっとしている私ですら やらかさないようなヘマと深刻な不見識、
こんな連中に、政治を任せていたら、いよいよ、この先が恐ろしいわ。。。
若い頃に、何かのことで疑問を感じて、うちの母親に聞いてみたことが あったんだけど、それは、やはり政治関係の疑問だった。
母親は、苦笑を浮かべつつ、
「まあな、昔から、『薩長』と言うだけ あってなあ。。。」
と、答えたことだけを憶えている。
山口県の教育委員会も、安倍氏「国葬」に際し「半旗」命令を出したことについて、子どもでも分かるほどの稚拙でデタラメちぐはぐなことを言い張ってたそうで。
まじ、山口県民は、恥ずかしくないのだろうかね。
ま、有権者が悪い。
たかだか2、3割がとこの「岩盤支持層」という矮小な利益維持層以上に圧倒的多数の、「誰に投票したらいいのやら皆目わからない」から、投票に行かないという、民主主義国家の国民たりえていない有権者が。
自分自身が煮え湯を飲まされるまで、気づくことは ないのだろう。
政治家とて、そもそも一国民の出身なれば、国民平均のレベルが政治家の平均レベルであるのは理の当然だ。
否応なく巻き込まれる こちとらは大迷惑なんだが。