2022.09.28 (Wed)
それが、日本が歩いてきた道だった。
いや、
もともと、日本は人治国家だったのだから、もとに戻っただけなのか。
最近、
とあるインターネット番組にレギュラー出演されている宮台真司氏が、たしか、「議員検定」とかいう、
政治家・議員になる前に、基本的知識や制度の理解度を確認するみたいな、
「最低限の教養」を試験することが必要というふうなことを話しておられるのをチラッと聞いたのだが、
このような意見は、すでに、ネット上の一般コメント欄でも、時々見かけていたので、
「だって、そんな試験、いったい誰が どこで どんなふうに やるのよ?」
「不正や抜け道をシャットアウトできる公正さの担保は?」
「有権者・国民がアホなのを、どうにかするほうが先じゃないか?」
などとも思っていたのだが、
まあ、要するに、義務教育の社会科『公民』あたりの授業で習うような基礎知識を、
つまりは、中学生から やり直さなければ ならないというレベルなのか?と、そら恐ろしく思った。
ところで、
「教養」というコトバを聞くと、いつも思い出すのは、小学校時代の恩師だ。
ほんとうに苦学を経て教師になったという苦労人だったが、あるときに、
「教養とは、人間の価値を左右するほどのものだ」
というようなことを、ふと、おっしゃった。
この話も、いつだったか、旧ブログでだったか、ずいぶん前のエントリー内で取りあげたことが あったと思うが、
当時、小学生だった私は、恩師の その話の意味、「教養」というコトバからしてが、なんだか難しくて、よく理解できなかったのだが、
理解が困難なままに、とにかく、印象深く憶えていた。こうして、何十年後になっても、はっきり思い出せる。
いつぞや、
「民主主義とは多数決だ」などという、いわゆるネトウヨ連中の主張が、昨今、目につくことが甚だしくなってきたなあと、怪訝に思っていたところ、
これは『読売』の、とあるオエライが言い放ったのが大なる原因の一つだったらしきことを知り、大手メディア、それも、国内一を争う新聞社で、まがりなりにも地位ある人が、こんな軽率、軽薄なことをば、紙面上で大っぴらに述べて恥じないところまで劣化していたのかと、
さぞや、学校時分は優等生で通し、一流大学よ、有名大学よと評されるところを卒業したはずの、その点だけは、「ミゾウユウ」「デンデン」政治屋なんぞに負けていないはずなのに、どうやら、どっこいどっこいレベルにまで堕していたらしいと知って、
劣等生を通してきた、大学も出てない低学歴の私ですらも、「民主主義は多数決」なんどと決めつけるほどの管見や愚見は持ち合わせていないので、
政治屋、官僚のみならず、この劣化の激しさは、、、と、
いやいや、
もともと、「ブンヤ」の程度が知れただけか?とも思ったけれど、
現実的に、国民・大衆の、いわば社会教育的な側面を握って左右する実力を持っているのが、新聞を始めとするメディア界なのだから、政治屋、官僚のみならずの、それ以上の劣化の影響を考えると、これまた、そら恐ろしく思ったものだ。
加えて、
昔の芸人さんなどと違って、
近頃は、いよいよ、勉強不足のくせに、いっぱし「ご意見番」気取りで、政治のことにヤイヤイ口出しするゲイノージンが鼻につく。
これも、わりと最近のエントリーで指摘したのだが、
先日のエントリーでは、『宝塚歌劇』に絡んで、私の母親が、芸能界にスカウトされたとき、うちの祖父が猛反対して、オジャンになったという話を述べたけれど、
祖父は、「芸能人」というか、そもそも、人前で何らかの芸を披露するという行為自体を、基本的に卑しいと軽蔑する、そういう感覚が つよい人だった。
祖父に限らず、昔の人は一般的に、そういう感覚を持っていたとも聞いているが、
むろん、現代人たる私自身は、そのような感覚を持っているのでは全くないけれど、
しょせん、人気すなわち感情と勘定の世界だとも言えようから、ゲイノ―カイなんていうところは、まさに「宗教屋」「政治屋」と同じ共通性が あるのは、例の二階氏の妄言に関連して、指摘しておいたこと。
「サタンの国」だから「悪魔に魂を売った」幽鬼いや「勇気の人」、、、?
悪いことを平気で やってのける勇気かい?(大嗤)
自国を「サタンの国」と呼ぶ相手と手を結んだ安倍氏の「国葬」、
その動機の不純ぶりを誤魔化す演出が、まごうことなき「人治国家」であることをアカラサマに示す国家権力により、さぞや盛大に、これでもか これでもかと繰り広げられたであろうことは、ハナから わかりきっているので、私自身は、その中継番組や記事なんぞ、いっさい見ていないけれど、
「国葬」反対側について、直近では、和田アキ子さんやホラン千秋さんとかいう人ね。
もちろん、芸能人が、ああ言ってた、こう言ってた的な、くだらん記事は、せいぜい見出しだけで、本文は、これも一切、私は読まないのだが、
もし、目の前にいたら、
「野党と言えど、多くの国民の負託を受けて、国会で議論を要請する、これも国民の声ですよ? 『失礼』って、、、『遺族の気持ち』って、、、安倍さんは、よりによって、肝心の国民に対して、大変な無礼を はたらき続け、多くの国民の気持ちを無視してきたんですけどね」
「しかも、地位を利用した悪事をサンザンはたらいてきた疑惑も満載なのだから、深刻さのレベルが段違いですわ。したがって、あなたがたの言ってることは、根本の、本質論というものが豪も分かっていない、トシ甲斐もなく薄っぺらな お涙ちょうだい的感情だけでしか ありませんな」
「おつむと人生経験のタカが、分かる人には分かっちゃうから、黙ってたほうがイイよ」
と、一蹴してあげるんだけどね。
まあ、和田アキ子氏の場合は、
もしかしたら、そりゃ、『韓国』発祥のカルト組織の肩を持ちたいのかもだけど?w
意見を述べること自体が悪いとは決して言わない。
しかし、
無名に等しい、そのへんの一般人とはワケが違う、なまじに、知名度とか発信力が ある人はね、はなはだ勉強不足のまま、論理能力も未熟なままで、ズレてることも無自覚に言いたいこと言ってると、始末が悪いのよ。
特に『ジミンだっぴ党』は昔から、軽薄短小な芸能人を、知名度だけで立候補させることがダントツで多かったからね。
傍迷惑だっての。
ついでに、これも言っとこう。
何やら、安倍氏を射殺した犯人をモデルにしたという、やけに急ごしらえな感じの映画を監督したのが、よりによって、あの凶悪な『赤軍』のメンバーだったとかいうジイサン。これも傍迷惑じゃ!!
思えば、私らの世代は、あのジイサンらの世代の影響から、かえって無気力になった「シラケ世代」。
それは、こんにちの社会でも、いまだ大きく影響を引きずっているのが明らかだと思う。
まあ、今後の若い層は、学校のというよりも、しっかりと社会勉強して、哲学や論理能力を磨いておかないと、「人治国家」に足を踏み入れてしまってる日本で、とことん泣かなければ ならなくなるよ。
『ウクライナ』の人々の苦しみを、どこか他人事のように見ていたらしいロシア民衆が、いま、ようやっと、自分たちの お尻に火が点いて、暴れ始めたでしょ。
「あすは我が身」という見本だね。
「肉屋を支持する家畜」たちは、よーく見ておくことだ。
※予告
最近、『ADSL』廃止とかいって、いままで使ってた「モデム」というやつを、新しい機器に買い替えろという告知が来たので、
チッ、めんどくせーなあ、業者は勝手ばっかし言いやがってよ
と、アタマに来たけど、どうしようもないから、しぶしぶ手続きしたところ、もともと、立腹させられることばかりだった『ソフト バンク(ヤフー ジャパン)』、および『佐川急便』の対応で、案の定の、またぞろ、むだに時間とエネルギーを奪われ、猛烈に立腹するハメになったことを、次回のエントリーで ぶっちゃける予定。
ああ~、使いたくねえわ、クソフトバンク(厭フージャパン)潰れたらエエのにw