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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2022.09.15 (Thu)

ああ、彼我の差よ。

 

鳳 蘭さんが「トップ スター」当時の『宝塚歌劇団』の動画を見ていたら、『星組』の公演『ベルサイユの ばら』に向けての練習風景が映し出され、

「娘役」を肩に乗せて、涼しい顔でクルクル回ってる「男役」さん誰!?emojiと、ビックリしてたら、
『但馬久美』さんかな?本舞台では『順みつき』さんも やってたけど
(鳳さんも、舞台で相手役の『アントワネット』を抱え上げてた)

さすがに、ほんものの男性に比べると、ちょっと苦労してるなという感じは拭えなかったものの、

公演に向けてのダンスの練習では、せいぜいレオタードとか着てはるけど、本番用の衣装を着用したら、その重さが加わるでしょう、しかも、あの時代の、もの凄いドレスだからね。しかも、ヒールの高い靴で。

男役さんって、力持ちだねえ。。。

 

それにしたって、誰が最初に始めたというか、命令したんだろう。

 

女性は、重たいものを持ち続けると、「婦人科」にも差し障ると聞いてるけどね。

 

ところで、女性の皆さん、いわゆる「お姫さま抱っこ」ってやつを されたことは ございますか?

私、ありますw

日本女性の平均からすると、かなり大柄な部類に入る私ですが、まあ、相手は、ふつうに男性だから、やっぱり、
「いちおうはオトコやな、さすがや~ん!w」
と、思ったものでしたがww

それでも、

私を抱え上げた瞬間、
相手から「ぐぬぬっ、、、」という感じが、無言ながら伝わってきたしw

だから、

「だめよぉダメダメぇ」
なーんて甘ったるく言いながら、足を可愛くバタバタさせるなんてことも できなかったしww

ほんの目と鼻の先以下の距離でも、運ぶ途中で落っことされるんちゃうかと、こっちも思わずハラハラしたからね、
「をいをい、だいじょうぶかぁ?
と、相手に声かけしそうになったwww

わらわの弱点である腰でも打ったら、それこそ大変ですもの(苦笑)

 

いくら、娘役が、男役よりは小柄で細いと言っても、いちおう、おとなの女性なんだからねえ。

私なんか、ぜったい、腰に来ちゃう。
10キロでも無理!10キロ入り米袋で実証済みw

なので、

こういう場面を見ると、つい反射的に自分の腰に手を伸ばしつつ、本当に感心してしまうの。

やっぱ、気合だけじゃなく、コツも あるんだろうか?

と、首を捻りつつ、腰を さすっていたんだけどw

 

むかしの実家の隣家の娘さん(年上なので、私は、おねえちゃんと呼んでいた)が高校生くらいのとき、夏季か年末の大掃除で、引出しに物が いっぱい詰まったままの大きな机を どかすために、一人でエイヤッ!と抱え上げて運んだというので、うちの親らが、それ聞いてタマゲていたのを思い出した。

世のなかには、並はずれた、瞬発力とか腕力の強い女性も いるもんなのねぇ。。。

 

ちなみに、

隣家には、おにいちゃんも いたんだけれど、こちらは、妹さんと違い、サッパリ、腕力なしw

おばさんが、「うちの息子、痴漢に遭わないだろうか」と、心配していたくらい、すごい美青年だけど、ほんとに「女らしい」人だったww

うちの親父も負けるほど、美に対する意識が高くてさw

ある日、長風呂し過ぎて、湯あたりして、浴室で倒れ、救急車で運ばれたことが あった(苦笑)

近所のオバちゃんが、なぜか、

「なあなあ、素っ裸で運ばれたん?」

と、やけに聞きまくってたけどww

 

ほんで、担ぎ込まれた病院で、診察された医者に、

「風呂なんて、男は15分以内で出るもんや!!」

と、ごっつ叱られたそうだwww

 

それ以来、

隣家の おじさんは、息子さんが入浴中、

「おい、だいじょうぶか?そろそろ出るか?」

と、何度も声を かけて確認するようになったんだとwwww

 

 

『宝塚歌劇』の舞台の記録動画を見ていて、毎回のように、どうしても、ちょっとハラハラしてしまうのは、例の、あの大階段っちゅうとこで踊ってる場面。それも、出演者自身、自分の足もとが見えにくかろうと思われるときに、階段を踏み外しやせんかemojiと。

でも、ほとんどの場合、まっすぐ前を向いたまま、スタスタと駆け下りてはるね。すごいやね。

 

私なんかサ、同僚と一緒に、駅の階段を駆け上がってたとき、スカートの前裾を踏んづけちゃってさ、

そのとき履いてたスカートって、トップスと上下セットになっている全体がニットで、スカートのウエスト部分も総ゴムだったんだよ、だから、もう少しで、ずるっと、完全にスカートが脱げてしまいそうになって、慌てたことが あるw

 

似た話を、むかし、聞いたことが あって、

電車のなかで、立ったまま、ペチャクチャペチャクチャしゃべってたオバちゃん3人連れの一人が、やっぱり、ウエスト総ゴムのスカート履いてたらしくて、急に電車が大きく揺れたか何かのときに、連れの手違いで、スカートが落ちちゃったんだって。
でも、そこは、もはや「女を捨てた」(?)逞しきオバちゃんならでは。
一瞬は慌てたものの、サッとスカートを引き上げてから、3人そろって、大笑いしてたんだってw

そして、駅に到着し、目の前の座席に座っていたオッチャンが降りようとして、その際に一言。

「ええもん見せてもろて」。

真面目な顔で言い放ち、スタスタと去っていったオッチャンの後ろ姿を見送ったオバちゃんたちは、そのあと、再び笑い転げていたそうなww

 

 

あと、

ペアで踊るシーンで、女性役が、男役に支えられつつ、思いっきり背中を反り返らせる振付だと、もしも、カツラが落ちたら、、、とか、やっぱり、少しハラハラしてしまうww

 

あの『ベルサイユの ばら』は、時代と国が、ああいう時代と国、しかも、王室の物語だからね、いつもに増して、衣装が もの凄いやん。
衣装に合わせて、髪形もメーキャップも。

鳳さんがフェルゼンを演じられたときの、どアップ画面を見るたびに、
「つけマ凄いなあ」
と思ったけどw

これは、『宝塚歌劇団』に関係なくかもしれないが、
自分自身で手早くメーキャップしなきゃならないようだけど、

先日、
このかたも「男役トップスター」だった『高嶺ふぶき』さんだっけ、彼女も言ってたには、

「自分は、メーキャップが得意なほうだった。あれだけ塗りたくるんだから、そりゃ、別人になれます」

というふうに おっしゃってたが、

汀 夏子さんが退団後、少し経ってからだろうか、
『ピンキー スプーン ダンス』という、かなり風変わりな内容の舞台を演じられたときに、これまた珍しく、彼女の楽屋での、本番メーキャップの光景を少し撮影されていたのを見たのだけれど、そりゃあ手早い。

つけマを付けるのも、『ドンピシャン』とかいうの?舞台の関係者には よく知られているらしい、付け睫毛用の接着剤?あれをサッと塗って、パッと付けてた。

イッパツです。やり直し一切なし。さすがのキャリアだなあと感心した。

 

ご本人が おっしゃってたけど、
汀さんって、ご愛用の付け睫毛と、ご自身の睫毛の長さとが、ほぼ同じなんだって。だからなのかな?汀さんの付け睫毛を、どアップで見ても、あまり不自然に見えないのは。

 

ところで、汀さんは、ユーモラスなダンスの表現にも、とってもセンスが あって うまいよね。

かっこいいダンスは勿論なんだけど、私は、『マンハッタン ラグ』のなかの『オールド ニューヨーカー』や『野外映画場』のシーンも大好きです。

それと、

『専科』とかいうところに所属しておられる団員さんは、純粋に演者として上手い人が多いみたいね。

『ベルサイユの ばら』で『メルシー伯爵』を演じられた『美吉佐久子』さんという かたが、特に印象に残りました。

 

 

私も、いわゆるリアルタイムで、『ベルサイユの ばら』原作マンガを読んでいた世代だけど、その頃に、

『ルイ16世』だっけ?この王さま、鍛冶仕事が趣味だったんだって、と、うちの母親に伝えたら、

「そりゃあ、生まれる所を間違えたんやな」

と、苦笑していた。

 

 

ま、「フランス革命」と言うか、「革命」そのものについては、一言。

この日本でも、それに近いような出来事が最近、勃発したけど、

民衆のことを、その幸せを一顧だにせず、おのれの利害得失、おのれの安楽のみに かまけていると、

やがては革命、それも、暴力的な革命を招くのです。

革命、しかも暴力的な革命を招くのは、常に、それまでの為政者、権力者の横暴、懶惰、腐敗にあるのです。

過去エントリーで指摘したとおり、

それこそが、「悲劇の みなもと」なのだ。

 

たしかに、民衆とは、いつの世も、愚かで、残酷なものかもしれない。

だが、

まさにアベシが そうだったと指摘されてもいるように、

国民をバカにしている、民衆を舐めきっている、そんな者が、

そのバカな国民や舐めて然るべき民衆の頭上に君臨したいとは、酷く不可解な話じゃないか。

 

「信なくば立たず」と、アベシは何度も言っていた。

バカどもに「信を得て」、それの なにが嬉しいんだ?

 

 

 

あとはね、、、

『宝塚歌劇』の大ファンであるオバサマあたりが、初めて観劇したときに、

「あんな綺麗な男の人が。。。!」

って、いたく感動したと言うのを何度か聞いたけど、

そりゃ、女性が、厚化粧して、キンキラの衣装を着てるんだからさ。

遠目に見て、それで ちょうどイイんだろうけど、あくまでも、もとが女性ですからねえ。

 

二十歳くらいのとき、私がアルバイトしていた先の男性いわく、

「そこらの女より、よっぽど美人やな」

と、驚いていた、若い頃のデイヴィッド・シルビアンでも見てみたらエエよ。

ふつうに、ほんものの男性ですから。

若い頃のデイヴィッド↓

Gentlemen Take Polaroids

若い頃のデイヴィッドのジャケ写(Japan)

Gentlemen Take Polaroids (Remastered 2003)

 

 

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