2022.09.10 (Sat)
『夏の終わりのハァ~妄想』の続き。
さて、
先々月あたりのエントリーで述べたとおり、
「自分史上最悪」級の腰痛に見舞われてしまったのに驚愕し、その間、ほぼ何も できない状態に陥り、
まさか、このまま、寝たきりバアサン路線まっしぐらになってしまうのか?という恐怖に慄きながらも、ようやっとのこと、ある程度おさまった頃合を見て、ソロソロと、軽いストレッチを試み、それ以来、各界の専門家がアドバイスしている動画などを漁ってみたり、自分が若い頃には、就寝前や入浴後などに実践していたバレエ式ストレッチなども再開したら、かなり負担が かかるような作業や動きを しても、以前ほどはキツイ痛みに襲われることなく、痛みを感じたとしても軽く、それ以上の悪化は せずに済んでいるのを実感できた。おかげさまで、いまのところ、この気まぐれで飽きっぽい私が、一日も欠かさず、大なり小なり続けることが できております。
カラダって、正直だなあ。。。と、あらためて認識した。
そりゃ私だって、若い頃は、まずは、とにかく綺麗になりたい、せめて、いまのスタイルを崩さないようにしなくちゃというのが第一の目的だったけど、
思いがけず、苦しい病気になってしまってからは、ふだんのルーティン、翌日の下準備すらも、心身とも負担感が あり、ごく短時間のストレッチも おっくうになり、「また今度でイイや」と、あとまわしにし続ける日々の繰り返しが長年に わたった あげく、
いつしか、全くと言っていいほど何も しなくなっていき、ハッと気づくと、からだのサビつきみたいな状態は喉の奥にまで及んでいて、
すっかり、以前のような声が出なくなってしまっても いた。
それで、こっちのほうも、学生時代の恩師に教わった方法を思い出したりなど しつつ、のどの「ストレッチ」も再開したのだけれど、
なんてったって、いまじゃ、ちょっと数分ていど、発声練習しただけで、頭のなか真っ白、クラクラするんだよ~;
もともと、気管支とか喉(あるいは粘膜全般)も弱点で、肺活量なんかも低いようだということは自覚してたけど、
ほんとうに、これで、合唱部に入ったり、ギター弾きながら歌っていた、かつての自分が、信じられない。なんだかんだ言ってても、若かったんだなあ。
筋力、加齢の影響も あるだろうし、睡眠不足や疲労はテキメンに影響するのが当然だし、原因は一つじゃなさそう。
なるほど、
「発声や歌うってのも、トータルの体力が必要なんだな」と、これまた、あらためて実感。
高校時代、『誰も いない海』などを、友人のピアノ伴奏で歌ったりしたことを思い出したのが、このエントリーだけど、
これも、いまごろになって気づいたのが、私のヘンな癖の一つかもしれないんだけど、
本来のメロディから、かなりズレて歌っていたということ。
いや、いわゆる音痴というのでは なくて、
もとのメロディを、言わば、一種、デフォルメしたような、自分で勝手に、部分的にメロディそのものの流れや節回しを変えて歌っていたようだと、ほんとに今さら、気づいた。。。
最近、軌道修正して、覚え直したwww
私、幼い頃から、ちょっと耳にしただけのメロディを、自分で、このように聴いたと思うとおりに再現して、歌ったり、オルガンで弾いたりしてたんだけど、ところどころアヤフヤな部分が あれば、そこは自分でテキトーに「作曲」して、変えちゃうんだよw
で、その、自作した間違いのままなメロディだという自覚もなく、平気で、気持ち良く歌ってたわけさww
ピアノを習っていて、人に教える立場になるのも可能なレベルまで達していた友人は、私のケッタイな自作自演に、さぞや、おかしいのを堪えつつ、こんな やりにくい歌い手に合わせて、上手いこと伴奏してくれてたんだ(苦笑)
そんな友人も、『リウマチ』か何か指が思うように動きにくい症状が出てくるようになってしまい、子どもの頃から長年レッスンを受けていた先生の誤解と無理解に耐えきれなくて、袂を分かってしまったと、悩んだ話を聞いたことも あった。
ところで、先ほどの、腰痛に まつわる話。
汀 夏子さんの過去の様々な動画のなかでは、『宝塚歌劇団トップスター』時代の舞台記録映像も、可能なかぎり視聴させていただき、どれも良かったなかでも、私個人的に、特に気に入ったのは、『夢人』。
とりわけ『白い鳥』だっけ、あの振付、すばらしいね。『加奈 霞』さんに、目を奪われました。
あとは、
彼女が50歳代の頃のショウに おける体形、特に「二の腕」に注目していたのだけど、タルミらしきものが ないことに驚きました。
自分自身も通ってきた加齢の道だから分かるけど、この年齢になっても、特に二の腕を、たるませないのは至難のワザでしょ。
やっぱり、退団後も、日々、そうとうの鍛錬を続けてこられたんだなあと、つくづく感心いたしました。
その前々から、ウエストの細さなどにもビックリしていたのだけれど、
汀さん御本人は、『宝塚歌劇団』在籍当時から、肉類は一切、食べないとか言っておられたようだ。ほんとに驚いた。
だって、「たんぱく質」って、一般レベルの運動量の人でも、特に大切な栄養素で、ましてや、連日、激しいダンス レッスンとか してきたわけだからね。
お肉の類は全く食べないとなると、代わりに魚介類や乳製品などを多く摂取してきたのかな?
もう数十年も前の話だけど、
うちの母親が生前に罹患していた病気の主治医が言ってたというのは、
やはり、最も優れて効率的に、たんぱく質を摂取できるのは、肉類なんだよとのことだった。
ただし、効率よくスピード感を もって働いてくれる動物性たんぱく質は、逆転して、老化を促進する作用も持っているらしいね。
なので、
ある程度、年齢を重ねたら、若い頃のように、お肉たくさん食べるのも、ちょっと考え直したほうが良さそうだ。
うちの親や身内を始め、私の身近で見てきた人のなかで、特に肉類を中心とする動物性の食品が好物だったタイプの者は、若い頃から、総じてエネルギッシュな性質で、そういうところが、私にとっては、暑苦しくて、押しつけがましくて、エゴ剥き出しで、振り回されてウンザリさせられることが多かったんだけど、
もともと、お肉が大好物、野菜類が好きでなかったという叔母が代表格だったように、60歳代で、腸の癌になったりした者も いるが、
たしかに、そんな彼らは、高齢になってからも、若い頃のような性質と行動パターンを、かなりの程度、保ち続けていたと思う。
【続く】