2023.11.19 (Sun)
つい最近、
『イスラエル』に抗議するデモが、ここ日本国内でも行なわれたそうだが。
その抗議デモを報じる見出しと共に、添えられた写真を見れば、日本人らしき人たちに混じって、あきらかに『イスラム』教徒の特徴と人種的な違いが窺えるような人たちも見受けたものの、本文記事までは読んでいない。
あくまで私個人的にはだが、はっきり言って、「不毛!」と吐き捨てたくなるほどの、この問題は、一喜一憂しながらも論じてみようという意欲を殆ど感じないから。
ただ、この疑問を突きつけたいと思うばかり。
以前から、「ふつうの」『イスラム』教徒たちに、聞いてみたかったこと。
あなたがたと信仰対象を同じくするはずの、かつ、同胞たちが、
「自爆テロ」に、子どもたちを利用してきたことについて、どのように考えているのか?ってこと。
ほんとうに、子どもを殺しては いけないと思ってますかね?ってこと。
いつだったか、
『イスラム』圏の、とある国、または地域の(私には、詳しくは分からなかった)、とある家庭のなかで、まだ、学校に上がっても いないくらいの年齢と思しき、どちらも幼い姉妹に向かって、その子たちの両親であろう若い男女が、彼らに言わせれば『ジハード(聖戦)』とか言うのだろうか、いわゆる「自爆テロ」を引き受けるようにと言い聞かせている場面を、何かの動画で、たまたま目撃したことが あった。
黒い髪と髭もじゃの父親は、娘たちを なだめるように、頻りに撫で擦りながら、その行いが、どのように気高く、「来世」に おいて、はかり知れぬ栄光と幸福を約束されたものであるかを説き続けているふうで、
頭の てっぺんから黒い被り物をした母親は、この犠牲を、敢えて、わが子らに与えることの悲劇に泣きながらも、どこかナルシスティックな高揚感をも漂わせつつ、こちらも娘たちに言って聞かせていたのだが、、、
子どもたちはね、はっきりと、いやがってたよ!
…
わたしゃ、ほんとうに、こんなことが起きてるのか?と、すごくショックで、ほどなく、自分のブログで取りあげたことが あったのだけど、だからと言って、べつに、このようなことを大々的に警告する報道記事も、殆ど見かけないままだったように思うし、
そうして、また、時がウヤムヤと流れていった。
思うに、
ルーツが重なるらしい『インド』でも、よく似た問題が あるようだが、
言うところの「名誉殺人」ってやつかね。
ああいうのと通底してる感覚なんだろうな。
でさ。
祖国を遠く遠く離れた、異教徒の異人種の私らの国で、
子どもを犠牲にするな!!
という猛抗議を向けるのは、『イスラエル』に対してのみですかね?
「いーや!あんな『原理主義』連中は、われわれの『イスラム』とは全く違うんだ」
と、固く主張されても、
私らみたいな、縁遠い国の、はなはだ疎い一般大衆から見れば、やはり同じイスラム教徒であり、どこまでいっても同じ国や同じ民族の人々にしか見えませんよ、って。
もっと言えば、
私らから見たら、『アラブ人』だろうが『ユダヤ人』だろうが、
なんだかんだ『コーカソイド』、割合の多かれ少なかれ「白人」のうちでスッタモンダしていて、宗教とかも含め、いつもいつも似たようなことで、永遠と夥しい血を流し合ってる、似た者どうしに見えるよ。
だいぶ前の過去エントリーでも、『千夜一夜物語』のことに触れておいたことが あった。
とりわけ、
「不寛容の罪」
という話は、非常に、印象深かったのだけれど。。。