2019.01.28 (Mon)
この姿勢は、「ミギ」だろうが「ヒダリ」だろうが共通した言動を とる人たちが いるね。
こないだも、私は、
「祈ってくださる」から?それが なに??
という疑問を呈したところだが。
ところで、この記事について。
『ヘイトを撒き散らす危険な「愛国思想」の元凶 「教育勅語=日本人至上主義」と認識すべきだ』前川 喜平 2019/01/27 08:10
最初に ことわっておくが、
私は基本的には、前川氏の側につきたいと思う者では あるのだが、
この記事内容に対しては、もう何年も前から呈してきた疑問を再び示そう。
前川さん、
「同胞」「わが民族」といったコトバは、日本国内における「ネトウヨ「ウヨ」ら以上に、在日朝鮮人たち自身が、昔から特に好んで用いているコトバですよ。
ちなみに、個人的な経験で、数十年も前のことになるが、
むかし、近場のスーパーマーケットに行ったとき、階段の踊り場に設けられている休憩用の椅子に腰掛けていた高校生と思しき女子の二人連れが、やにわに立ちあがり、私に声を かけてきたことが あった。
何だろうと思いきや、
「お金を貸して」
と、いかにも なれなれしく言っているのだった。
通りすがりの私に向かって、いきなり何を言ってるんだと思いつつ、今しがた買い物に使ってしまったので、と即座に断った。
のっぴきならない理由が あるのならば、まずは お店の人に相談するとか、ほかに方法は いくらでも あるだろうに、幼い子どもじゃあるまいにと不審を感じつつ呆れたには、彼女たち、朝鮮学校の生徒だということが あきらかな制服を着ていたのだ。
自分の学校に誇りを持っていたら、あきらかな特徴ある制服を着用した身で、顰蹙を買うような軽率な ふるまいは できないだろうにと思ったことだった。
実際、「朝鮮学校」に通っていた人や卒業生のなかにも、あの学校には大きな問題が幾つも あるということを述べている人たちは存在する。そういう人たちのブログを幾つか閲覧したことが あるし、私個人的な見聞においても、これは、政治的なバイアス等は一切抜きで、芳しからぬ感想を述べていた者も知っている。
さて、まず、「朝鮮学校」というものは、「各種学校」の扱いだよね。
その各種学校のなかで、「朝鮮学校」の扱いだけが異なっていて不当であるということなら、それは問題にすべきだろう。
先日、『朝日新聞』のウェブ記事で、
いわゆる在日三世の立場として、日本で生育し、「朝鮮学校」にて教育を受けてきたという青年の紹介記事を読んだ。もっとも、有料記事だったので、途中までしか読めなかったのだが。
その記事中で、またまた、首を傾げたくなるような箇所が あった。
それは、その青年いわく、
「なんだ、日本人にも良いやつが たくさん いるじゃないか」
と考えを改めた、という発言。
どういうことなのかね?
何国人のなかにも、って、いろいろ いるのはアタリマエじゃないか。
当然のこと、100パーセントで括れるものじゃない。
ましてや、この日本のなかで生育しておりながら、
「日本人は悪いやつばかり」
という印象を持っていたというのなら、
それは、ほんとうに、どういうことなんだろうか。
どんだけ、狭い世界で生きてきたのかなと、いささか呆れました。
そういう教育を施しているわけだ、「朝鮮学校」という所は。
ただ、この青年は、そのことに気づいて、いまは、日本でも朝鮮半島でもない国で起業し、いまのところは順調にやっていけているそうで、結構なことだと喜ばしく思う。
おりしも、「韓国に経済制裁を!!」という主張が、たぶんに「ネトウヨ」と思しき連中が盛んに主張している最近だが、
経済制裁、これを実行すると、実際に困ることになるのは、結局のところ日本側なのだそうだ。
まあ、私でも、それこそ日・韓断交となっても、あくまで個人的に困る気は しないというのが正直なところだしw
ほんとうに困るのは、日本側でも、企業・商売人たちだろ、としか思えなかった。
あと、朝鮮半島で、もしもの緊急事態が起きたときは、「ネトウヨ」らが猛反発するような、在日米軍の動きが、ここぞと開始されるんだろうww
あるいは、例の「北朝鮮拉致問題」が あるけどね。。。
もっとも、冷静に考えてみると、韓国と大いに仲良くしているのだからといって、この「拉致問題」について、何らかの希望的展開が見えてきた あかつきが訪れたとしても、以降、どれほどの期待が できるかは、正直言って、定かでは ないわな。
で、当ブログでは、何年も前から、かねて疑問を呈してきたのが、
日本国内の「ネトウヨ」「ウヨ」なる者らは、例の如く、「極右団体」ひいては暴力団というところが正体なのであるということならば、
「韓国に経済制裁を!!」「いまこそ断交!!」
と叫びまくってる連中は、まさしく、「北朝鮮」系のナントヤラじゃないのか?とwww
「パチンコ」(正確には「メダルチギ」とかいうものらしい)についても、韓国では禁止されているそうな。
でも、日本では認められている。なぜなんだろうね。
私は、そもそも、「高校無償化」自体、現実的な優先事項であるとは考えていない。もちろん、そうできるなら、それに越したことは ないけれど。
やれ税収が予算が足りない!との政府や官僚ら、その他の「識者」らの主張が本当のことなら、さしあたって、家計に余裕ある家庭の子どもの進学まで無償にする緊急性が あるとは思えない。
それよりも、もっと喫緊の課題が あるのだし、そっちを解決してからでも遅くない。
私は、『教育勅語』を持ち上げるような「全体主義」教育やら「皇民教育」なんざ、へどが出る、と言い続けてきた。
「教育を受ける権利」とは言っても、どんな内容の教育でも、とは到底、思えないのよ。
さて、朝鮮学校という所の教育方針に、問題は ないのだろうか。
私には、
祈ってくださる、あ いや、
「守ってくださる金元帥さま」
と、個人崇拝を前面に出して、
現に日本国内で生活している児童・生徒らに、日本人は悪人であるというように思い込ませ、
もちろん、自国の歴史については、どれほどの客観性を担保しているのやら甚だアヤシイ、そのような「洗脳」めいた教育ぶりは、
まさに、かつての「大日本帝国臣民」教育そっくりだと、大いに共通性を見い出すものだ。
何が何でも、やみくもに片方だけを擁護しまくるのも、胡散臭いと思われてしまう。
ひいきの引き倒しは、逆効果。
それは、「ミギ」でも「ヒダリ」でも同じこと。