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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2014.08.01 (Fri)


【続】『佐世保・同級生殺害、遺体損壊事件』について思うこと

 

「レクター博士」というキャラクターが、いま また引き合いに出された投稿を見かける。

私の最近のエントリーで書いたけど、

「サイコパス」って、「心が ない」だの、
冷静と言うか冷酷で、感情というものがトコトンまで希薄、みたいなイメージで語る人が多いみたいだ。

が、それって本当かな?

 

例によって遅ればせながら私も、最近になって、「レクター博士」が何故、猟奇的殺人を繰り返すことになったのかというストーリー設定を知ったのだけれど、

意外や、
非常に人間的で、極端に感情的な動機で始めているようではないか?

まあ、一言で言うと、「トラウマ」なんだわな。

 

普通に辞書検索してみた限りでは、
いま、騒ぎになってる最中の「同級生殺害・遺体損壊」事件の加害者についても当てはまると言って おかしくはないようだ。

要するに「人格障害」なわけだし、何らかの「発達障害」の傾向はありそうだし、結局、この両分野は重なってくるのだし。

 

今回の事件の加害者女子も、「冷静」「クール」どころか、

小学生時分に起こしたという「給食事件」の経緯を聞いても、常軌を逸したほどの根の持ちようと、プライドの高さ、これを言い換えれば、小心さだと思う。

 

 

うちの身内に、(また聞きだけど)IQ200近くあるとかいう医者が いるのだが、

その者なんかは、他人に何を言われようが、

「アホは相手にせん」

この一言で お終いw

 

自分の弟が(これも秀才なんだよ)、

「アニキぃ、勉強で分からないとこ教えてくれやぁ」

と頼んでも、

「せやから、おまえはダメ」

この一言で お終いw

弟や周囲が、

「なんでやねん?」

と尋ねると、

「この程度のことを、人に聞いてるようじゃ、もう、それだけでダメ。おまえは勉強するだけムダ」

と、グサッとトドメ刺して終了ww

 

たしかに、ひんやり冷たい性格してるよ(苦笑)

(ま、遺産の絡みで各自に思惑はあるらしいんだけどw)身内全員からも評判悪いしwww

 

 

殺人容疑の少女巡り、6月に電話相談 佐世保高1殺害
朝日新聞デジタル 731()1735分配信 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140731-00000039-asahi-soci

 長崎県佐世保市の県立高校1年の女子生徒(15)殺害事件で、殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)に関する相談が、6月に県の児童相談所に寄せられていたことがわかった。県は相談内容などは「個人情報」を理由に明らかにせず、「できる対応はとった」と説明する。だが、事件の約1カ月半前に少女の情報に接していたことになり、県は対応に問題がなかったか検証する。

 

「父親再婚には賛成」=逮捕の少女、弁護人に―高1殺害
時事通信 731()2313分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140731-00000170-jij-soci

 長崎県佐世保市の高校1年女子生徒(15)殺害事件で、逮捕された同級生の少女(16)が接見した弁護人に対し、「父親の再婚には初めから賛成していた」と話していることが31日、分かった。弁護人が同日、明らかにした。
 少女の母親は昨年秋に病死し、父親はその後、再婚している。弁護人によると、少女は「父親を尊敬している。再婚に反対していたという事実は全くない」と説明。父親の再婚相手についても、「母が亡くなり寂しかったので、新しい母が来てくれてうれしかった。仲良くしていた」と話した。
 殺害された女子生徒については、「トラブルはなく、とても仲の良い友人だった」と恨みなどを否定しているという。



またまたw
片山(丑田)被告を思い出したわww

 

この担当弁護士も、まじで言ってるのか?w

例の「PC乗っ取り・遠隔操作」事件担当弁護士も そういうふうだったよなあww

 

ただ、

私は、加害者が、就寝中の父親を、金属バットで襲撃したことがあったとき、父親は、それでも、転んだのだとか言って、自分の娘にやられたことを伏せていたとかいう内容の記事も読んでいたので、

じゃあ、その時点では、すみやかに、精神科を受診させるといった処置を とらなかったんだ?と思って、少し呆れていた。

 

ところが昨日、

そのおりに診察していたらしい医師が、当該事件が起きる前に、この加害者について個人特定は避けつつ相談していたという記事を読み、
では、やはり、精神科医に診せていたんだなと分かった。

そうとなれば、ますます、この親に呆れかえらざるを得ないというものだ。

 

それにしても、また今回も毎度の如くで、相談所お得意の、後手後手に回った。

「このままでは、人を殺しかねない」

という、せっぱ詰まった相談だよ?

なにが「助言」で済ませた、だよ(呆)

 

だったら、どこぞの学校の先生が言ってたように、

「これだけ深い心の闇を、事前に誰も察知できなかった」

のでは全然、ないわけだ。

 

 

そりゃあ、寝込みを襲われたんじゃ、おちおち寝てらんないし、はや身重だという新妻の身も案じられるでしょうよ。

だけどさ、大のオトナでも、精神状態が普通でない、ひどく不安定な状態のときに、一人で置いとけないよ?

 

まだまだ、家族の団らんというものが必要な15歳。

ましてや母親を亡くしたばかりで突然のように始まった、一人の生活。

毎日の食事も、ワンルームの部屋で、一人きりで済ませていたんだろうか。



書き忘れたが、追記すると、
私が常々思うに、
あの「オウム真理教」の信徒らに、驚くほど高学歴の優等生がゾロゾロいたことを思うにつけ、
こうした類の凶悪加害者のエピソード的に、やれ、何たらの小説やら映画やら漫画やらに影響を受けていたとか、無自覚的のうちに模倣していたのではといった指摘が多いところを見ると、

まあ「普通」の範疇の「優等生」というものは、かえって、批判精神が乏しいと言うか、ある意味で素直と言うべきか、
オリジナリティにも乏しく、真似っこだけは上手という、根は「洗脳」され易い性質を持つからこその「優等生」なのではなかろうかと。

 
(続く)

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