2014.07.26 (Sat)
まあ、彼女なりの「思想」だろうと「芸術」だろうと、
女性器だからと言って、気にするな、タブーとか特別視するべきでないという意志表示の表現、それ自体、
当のご本人自身が、最も気にしていて、特別視してる表れでは ないの?とツッコメそうではある(苦笑)
着物が日常着だった昔の日本には、「パンツ」なる、身も蓋もない下着は存在してなく、初めて、それの、庶民にも普及奨励が始まった当初、女性たち自身が、ひどい違和感と、かえって、否応なく自覚的羞恥心を激しく持たされるという心境に陥ったのだそうな。
西洋の芸術文化においては、ことに神々を表現したものは裸体これ満載だのに、やはり、古い絵画を見ると、一転して、
一般の人々の描写では、肩出しファッションも、夜会等の特別なシーンに限られていたようで、肌の露出は少なく、若い娘でも、まるで尼僧のような地味で黒っぽい服装で描かれているものが多い。
「再現できるのは、実際の女性器とはほど遠い無機質なものです。それをわいせつといえるでしょうか」
「再現」ねえ。。。
たしかに、ここいらが焦点になるかなと思うんだけどね。
今回の話題を最初に目にした先日は、そういえば、と、
「ヘアヌード写真解禁」つうのがあったのも思い出してたんだけどw
たとえば、つい近頃の、3Dデータによる拳銃作製騒ぎ、
これも、なんかカワイイ感じの色付けを施してあったようだが、記事添付画像写真で見たところは、まるでオモチャみたいだったね。
実際、アメリカでは、子ども用の拳銃まであって、やっぱり、可愛いカラーリングで売ってるそうだ。
同じようなことで、
親しみやすいカラフルな刃物類の例があるよなあ、セラミックのとか。
でも、見た目、どれほど可愛ぽくっても、本当に実用できるんだ。だから、かえって、通常仕様の物よりも慎重な注意が必要になるってわけだ。
さて、新たな騒ぎになってる「女性器の3Dデータ」。
これは、見た目自体はマンまwだとしても、「実用」を満たせるのか どうか?
え?!満たせる??ww
まあ、早い話は、
素っ裸で外出とか街なかで性交含めた排泄行為を してはなりません、
公衆の面前においては隠す習慣として定着しているものごとは、とにかく隠さなくては なりませんぞ、ということじゃないの?
だったら、警察も、単純に、「ならぬことは ならぬ」として、「猥褻」だからとか苦し気な理由付けしなくてもいいのにと思うんだがね。
そこらへんは、弁護士さん側が言う「猥褻たる要件に該当せず」とかいう言い分も同様に苦しいと思う。
「劣情」云々したところで、結局、何を「猥褻」と感じるか、とまで突詰めるなら、個々人によるかもしれないし、先のエントリーでも言ったけど、男女間で違いは歴然とあると思うよ。
そのへんのことは、下着ドロボウという犯罪を見ても分かるがな。
女性が、男性下着に関心つよく持ち、収集癖が高じてドロボウまでした、なんて話は、いまだに聞いたことが ない。
あくまで一般的にはだけど、
男性なら、多少トシを喰ってる女体でも、少なからぬ興味や性的興奮の対象たりえ続けるだろうし(本当のことだもんw)
ひるがえって、
女性の大多数にとっては、若かろうが年配だろうが、興味とか性的興奮とかよりも、男性の裸体露出を見せられたこと自体で、まずは見苦しい、迷惑って気分が圧倒的だと思うよ。
全員が、とまでは断言しないけどもw