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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2023.03.08 (Wed)

先行エントリーにも繋がってくる面のある問題なんだけど。

 

インターネットがなくなるかもしれない事件の審理が米最高裁で始まった』っていうタイトルの動画。

『ビデオニュース(ドット)コム』さんの“youtube”での配信です。

 

先に、ちょっと言っておきたいのは、コメントしてる人のなかにも指摘が あったけど、

たしかに、横文字コトバが多過ぎw
学者さんやジャーナリストさんの悪い癖ww

『IT(情報技術)』『ICT(情報伝達技術)』の分野は、独特のコトバが多いからね。特に、気を つけてもらいたいですわ。

 

私は、ずいぶん前にも言ったことが あったと思うんだけど、

ここの番組も、わりと長い時間かけて、込み入った話題や問題を議論するだけに、障碍のため、日本語字幕を使わざるを得ない私にとって、かなり聞きづらい。特に、宮台氏の話しかたは、なんかモニョモニョしておられるから、よけいにw

なので、ふだんは、あまり視聴しないです。

 

さて、

神保氏と宮台氏の議論は真摯で、たしかに高レベルのものだと思う。(だからこそ、日本語字幕では辛いものが あるわけ)

けれど、

私に言わせると、今回この問題については、とくに宮台氏、甘いです。

 

 

人を教えて、知名度も ある宮台氏には、味方や共感してくれる人々に負けないくらいの「アンチ」連中も存在してるのでしょう。

 

インターネットやアルゴリズムによって、アブナイやつ、アブナイ考え方を する連中の、世のなかに存在している「分布」をも知れるメリットが、
みたいなことも おっしゃってたと思うけど、

だったら、

宮台さんは、おっしゃるところの「感情が劣化」した人たちの「分布図」を、しっかり観察してきておられましたのかねえ?

 

現実に、凶悪な襲撃事件の被害者となってしまった宮台さん、実際は、それまで殆ど何の警戒も されておられなかった、ほぼ無防備だったのでは ないですかね?

 

 

私自身は、あの『2ちゃんねる』に参加したこともないし、それどころか、警戒しつつ軽蔑していたし、
『ヤフーコメント』その他のコメント欄にも参加しないし、

『フェイスブック』も『グーグル』もキライだし、『ツイッター』には全く関心なしで、

こうして見ると、
どんだけ時代遅れの無知な人間かと思われそうだけど、

ところが、

そういったインターネット上の いろんな場所に出没し、コメントしまくってる者たちの主張のほうが、私から見れば、なんと無知で浅はかなんだろうかと、呆れ果てること夥しいのよ。

 

なので、

見かねるあまり、うちのブログでは、そういうアホやバカの主張が、いかに愚かで、間違った考えかたであるかを指摘することが多いわけ。

どういうことだろうね、いったい、この体たらく。

 

 

だいたいさ、

男性のサガが特に問題でしょう。

視覚からの刺激に影響されやすい傾向が つよいという指摘を、先日も しておいたけど、

たとえば、
代表的なのは、グロテスク動画やエロ動画を選択し、また選択し、選択し続けて、脳内完全侵食されるまで耽りに耽る、

どこで「バランス」なんぞ考慮するのよ?w

嗜好する当人は、とことん耽りたいんだからww

 

こんなもん、周囲の人たちと、何を「ディスカッション」するわけ?(大嗤)

人に、親しい人には尚更のこと言えないほど恥ずかしいものは、一人でコソーリと見るもんでしょうがw

 

そうして、

あげくは、無関係の人を襲撃したり、よその小児を性的餌食にするべく攫って監禁。

 

 

私自身はね、かなり暴力的な家庭環境で育ったし、それこそ、宮台さんが頻りに推奨しておられる「連帯」どころじゃないですわ。

前後左右を見渡しても、私の周囲は、あかの他人さんか、せいぜいが「半他人」だらけ。

と言うのは、親父と母親には、それぞれ、最初の結婚で儲けた子らが いるんだが、あの二人の男女の あいだに生まれたのは、私だけだからなんだけど。(堕胎したり、流産した子も いるらしいが)

 

そんな両親は亡くなり、きょうだい姉妹全員が義理・義理・義理。

こういう関係は、私の実家だけでなく、親らの実家も ほぼ同じパターン。再婚とか養子とかが重なってるんで。

ただ、とりわけ私には、ふつうに「実の」と言える兄弟姉妹が皆無という事情。

 

パソコンもインターネットの存在も なかった私が若い頃から、周囲の者たちとは、ほとんどの話が噛み合いにくいし、

先方は、こちとらを、とんだアホだと思っているし、

私としてはタイクツだから、彼らとの あいだで、ややこしい話や深入りした話は避けるようになっていった。

独身だし、まあ孤立してますよ、ええ。

 

たしかに、生活が苦しいうえ、病気も して、
その状態から長いこと抜け出せない、脱け出せる見込みもないまま、誰にも助けてもらえないまま、気持ちも身体も どんどん荒んでいった頃は、いま振り返ると、私ですら、かなり危険な状態だったのだなと分かる。

 

それでもね、

私には、他の平凡に幸せな人たち、特に、エリートな人たちには想像もつかないであろう蓄積が、幼い時分から あったので、
辛うじて、ほんもののアホやバカの群れには入らなくて済んだ。

それは何故か。

そのことを、近頃のエントリーでも、あらためて言ったわけです。

吸収力が高いうちからの、選択力を培うことが大事なんだと。

言っとくけど、ガッコの勉強以前のだ。

ただし、うちの両親は、教養が豊かと言えるような者たちでは なかったよ。

 

どういうものか私は、「悪いコンテンツ」を見ても影響されないのは勿論のこと、そもそも、そういったコンテンツを選択しない。

視聴したいという欲求が ないから。

 

たまに、カンが外れたりして、うっかりと、くだらないもの見ちゃったら、あーあ、時間のムダしたわ!って、げんなりする。

なので、
ニュース記事でも動画でも、開く前に、慎重に見分けるよう注意するんだけど、けっこうメンドクサい作業だよ。

 

まあ、結局は根本的な知力、総合的な知的レベルや、持って生まれたセンスも必要だから、個々の限界も あろうし、難しいところだわな。

 

人並みの条件で生育しても、悪いことする者は必ず いるんだから。

たしかに、「類は友を呼ぶ」、

夫婦でも友人でも、しょせん自分と同レベルの者どうしで寄りやすいことは定番。

それが広がっていった先に、その社会全体が あるわけで。

 

 

「カシコ」を自任している者たちはね、こう言いました。

「『(華麗に)スルー』できないアナタが、ネットに参加するのは間違ってる」

「パソコンは、刃物と同じ、不慣れな子どもが使うのは危険よ」

「さ、パソコンを閉じて、カウンセリングに行って」

 

あげくの果て、

「こいつは、双極性障害だ」

「統失だから、相手にするな」

と言われ続けました。
首を吊って死ね、みたいなことも言われたよ。

 

当ブログのカテゴリー分けにも入れてあるように、これまで「カルト連」と呼んできた連中が中心だけど、

その周辺の者らも、私を嘲笑し、「カルト連」のほうがカシコだと思って、笑いながら、あっちを持ち上げていたよ。

 

 

さて、

最近の宮台氏は、どうしたことか、イッキに疲れが出ておられるのかなと心配になるくらいに、以前には見られなかった窶れが窺えるのだが、やはり、ここいらで、しっかり休養されなおしたほうが良いのでは ないかしら。ご年齢も考えないとね。

あの犯人は、防犯カメラの映像が公開されたとたん、がっくりと食欲を なくしていった果てに、自殺したという経緯だったそうだが、

もしも、身元がバレないだろうと楽観的な気分で いられた場合は、
今度こそ止めを刺すための襲撃を再び目論んでいたとも聞いている。

 

 

これも何年も前に言った、

テレビ ドラマの悪役俳優を、私生活でも悪い人なんだと思い込む、
そんな単純な大衆の存在は、インターネット以前からの普遍的現実だ。

それでも、

インターネット、そのなかの ある種のコンテンツは、これが なければ、「引き金を引く」ことまでは なかったであろうにと思える事件が増えていることの最大要因には なってると思う。

言わば、「垣根が低く」なってる感が ある。昨今の「盗撮」事件の夥しさを見ても窺える。

 

もちろん、選択力が聡明で洗練されていれば良いのだよ。

しかし、

いまの世のなか、
「リテラシー」を導くべき政府やガッコの先生が、インターネットを利用して、積極的に悪い事しでかしてるんだからねえ。

 

【続く】

 

 

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