2026.08.13 (Thu)
『最近の映画鑑賞から』の続き。
次に、
『ともだち』という児童向け映画のほうは、なんと、あの『日活』による配給なので、ええっ?
なんで『日活』??と、「ロマン ポルノ」のイメージしか持ってなかったw私はビックリして、ま、それで、いっちょ鑑賞してみるかという気になったようなものなのだが(苦笑)、
これについては、当時、『日活』の企業経営としての戦略が あってのことだったそうだ。
たぶん、私自身も、まだ中学生くらいの頃の作品で、こちらでも、やはり、懐かしい俳優さんたちの、とても若い頃の姿が見られた。
この映画の主人公の男子児童が、庭にリスなど野生動物が やって来る田舎なんて、「夢みたいな良い所じゃないか!」と言うセリフを微笑ましく思ったけれど、
同時に、
「オレの男を立ててくれよ~」
などという生意気なwセリフが頻繁に出てくるので、いまどきでは、こんなことを言う小学生なんて いるかな?いや、おとなの男性でも、さすがに、言わなくなってるだろうなあと苦笑し、
児童の面前で、当たり前のようにタバコに火を点ける担任教師のシーンでは、私の母校の職員室も、入っていくと、タバコ臭かったことを思い出し、
やはり、当時からワルっぽいイメージそのままの松田優作さんが、道端で堂々とタバコのポイ捨てを やってたりする場面も ありで、
まあ、『昭和』ならではの大らかさと言うのか無神経さと言うか、ハッキリ言って、こんにちでは通用しないだろうという価値観や感覚の違いもチラホラ、それだけに、全体にツッコミどころ満載だけれど、そこは児童向けということだけ あって、ホロッとくるような友情、人情に満ちた、良い意味での単純さも、わるくは なかった。
あと、
作中、主人公の男子が、「秘密基地」のなかでコレクションしている「記念の品」の一つ一つを、最初は忌み嫌っていたものの、いつしか仲良しに なった女子児童を招き入れて、熱心に見せていく場面で、「富士山の雪(もう融けて、とっくに水になっている)」とか、「去年の夏に海辺で日焼けした背中の皮」(?)とかいった、ケッタイな収集品の数々について、逐一、説明するのだが、
これってのは、
たとえば、故 森永卓郎氏あたりが知られていたという、奇異なるまでの雑多な収集癖と展示の心理的傾向に共通しているんじゃなかろうか?と思えた。つまりは、森永氏も、「永遠の少年」だったのだ、ってことか(笑)
続く場面では、
持病を抱えている女子児童に、彼女の将来の夢が「スチュワーデス」だと聞いて、それなら、飛行機に乗っても、事故に遭わない御守り、というのを、自分のコレクションのなかからプレゼントするシーンが あるのだが、私自身、小学生のときのクラスメートだった男子から、唐突に、どこかの神社の御守りを手渡されたことが あったので、帰宅して、もらった御守りを、母親に見せたら、母親が呆れて苦笑していたこととか、そう言えば、あの御守り、どこかに しまってあったっけ?などと、じつに数十年ぶりに思い出した。
さて、真面目な話、
ストーリーの流れのなかで、経済成長いちじるしかった時代の日本とは言え、当時でも、取り残された地方の経済、山奥での農業と生活の厳しさに喘ぎ、いわゆる出稼ぎの人々という層も存在していたわけで、
その作品の舞台は、公害問題の代名詞みたいだった『川崎』なのだが、私も、このトシになって初めて知ったには、かつては海苔などの養殖業が盛んだったらしく、とても美しい海だったのに、というセリフで、再び思い起こしたのが、私自身が小学生のとき、最初に手にした『社会科』の教科書のこと。
めくってみると、味気ないモノクロ写真が載っているのが目に つき、その説明文によって、ここ『大阪』でも、かつては、全国的に名勝として知られていた「白砂青松」の海辺を潰し、煤煙モクモクの工業地帯に変えてしまった事例が あることを知り、子ども心に、「もったいないことを したもんだ、、、」という感想を抱いたことが あった。
もっとも、その教科書に、批判的な文面が少しでも添えられていたということは一切なかった。
それを、このトシになっても、いまだに、まざまざと憶えているのである。
あの時代の おとなたちの考えていたことときたら。。。
私が居住している地域から、わりと近い当該地域にて生育した同窓生も いたのだが、やはり、公害を原因とする喘息などの持病を抱えていた。
それは、持病と直接には関係しないはずの様々な面で日常的に、彼女の生活に影を落としているのが窺えた。
われら、公害っ子の世代。
私の母親らは、「欠食児童」の世代と呼ばれ、そのせいか、栄養不足の影響が、高齢になってから出てきて、血管とかが弱いとされていたようだが、
私なんか、血管も通り越して、骨から弱いもんね(苦笑)
ちなみに、
うちの母親の お骨を拾ったあと、親父が、こう呟いていた。
「あんな立派な お骨は、俺も見たことないぞ、特に、『喉仏』の立派さよ。あいつ、ほんとうに、からだ弱かったのかな?w」
私は、母親のときが初めてだったので、ふ~ん、としか思わなかったが、
それから、ちょうど半年後あたりに、母の妹である叔母の お骨を拾う事態になって、そのとき、はっきりと、たしかに、うちの母親の骨は、とても立派だったのだなと実感した。
叔母の お骨は、寂しい、侘びしい、小さくて、貧相なくらいだったから。
実際、姉である私の母親は、若い頃とは大違いに、中年以降はデップリ肥満体型で、全体に大柄だったが、妹である叔母は、基本的に小柄で、身長も いたって低かった。
ここで、映画の話題からは離れるが、
これも『ユーチューブ』名物チャンネルの一つであろう『山田五郎 オトナの教養講座』。
私も、たまにはテレビを見ていた頃、『アド街ック』も見ていたし、当時の山田氏は、毎回、ある種の特徴的な微笑みを浮かべながら、都会的な、颯爽としたスーツ姿で登場してきて、同時に、隠しようもなくオツムの良さを漂わせた、しかも、それが全くイヤミなく、言わば「存在感の過不足ないコントロール」みたいなものをシッカリ自覚しておられる、スマートな風貌だったのを、いまでもハッキリ思い出せる。
このかたって、『大阪』にて学校時代の大部分を過ごされているようだし、その絡みで、私個人としても、いろいろ親しみを感じるところが あった。
それと、「遅刻魔」だった、ってところ。
私も、もともとは そうだったけど、最終的には、職場で最も早く出社する人に変貌していた。
でも、いまは、あの頃のストレスの深さを思う。
本来の性分には全く合わない生活だったから、その反動は凄まじいほどだった。
じつは、
ご病気が進行して、以前とは、外見の感じも いよいよ変わってしまったであろう お姿を見るのが ためらわれ、しばらく、チャンネル視聴を避けてしまっていたのだけれど、すでに1週間ほど前に亡くなられている、ということが報じられたのを知って、「おすすめ」リストに あがっていた、まさに最後の登場回を、思いきって視聴し始めた。
あの『ルソー』や『家光』の解説などで、それこそ涙を浮かべながら爆笑させていただいたのに、久しぶりの お顔を見た途端、意味の違う涙が滲んできて、やっぱり、苦しそうだよなあ、、、と、直視しにくい思いだったが、最後まで視聴いたしました。
「メメント モリ」。
古今東西、似たようなことを言うもんだよね。
「朝に紅顔を誇りしが夕べに白き骨となる」
「ただ、春の夜の夢」「風の前の塵」
「諸行無常」
……
山田氏ご当人が亡くなられてしまってから初めて聞いたところによると、じつは、今回の発病以前にも、たしか「食道」の癌が発覚していたことが あるというので、やはり、タバコだけは控えられていたら、、、とも思ったけれど、今ごろ言っても、それこそ詮ないことだ。
山田氏ご自身も、経緯に共通性を感じておられた森永卓郎氏については、経済方面の専門家として、その御意見や主張を、どう受け止めたら妥当なのかが、私は、ながらく、よく分からないままだった。
いまだに、よくワカラン(苦笑)
ただ、共感や賛成できるところも少なからず あるけども。
とりわけ、かの『日航機123便』事故についての、森永氏の主張と見解は、公的にも世間でも、大いに疑念を持って批判されているようなのだが、私も、遅ればせながら、つい最近になって知り、思わずギョッとして、どのような受けとめかたを すべきなのか、ますます分からなくなった。
まあ、ただ、ごく強いて言えばだが、わが国の『自衛隊』とかよりは、むしろ、『在日米軍』が やらかしたのだ、というほうが、もう少しは、ありえそうなことだと思えないでもないのだがwなんせ、あっちこっちで実績あるからね、「仮想敵を仕立てた練習」が大好きで、大事故も起こしてきた米軍は。
ところが、
なんと、こないだの4日の早朝、よりによって『国交省』の「安全確認検査機」と、民間の航空機とのニアミスが起きたよね。
『全日空機(ANA)』と、『国交省』が飛ばしている、「安全確認検査機」とのニアミス。
私は、これも疎かったのだが、どうやら、似たような事故は、過去にも起きていたらしい。
「空中衝突防止装置」が、『全日空』機では作動したこと、ならびに「管制官からの情報」は、2機とも受けていたことによって、ほんとうに辛うじて回避できた、ように見えちゃうよね、シロウトの眼には。
でも、「重大インシデント」には当たらないのだってさ。フシンフシン。。。
なんせ、『朝日』新聞記事によると、「国が「ドクターホワイト」と称してPRしている」という、くだんの「安全確認検査機」のほうの衝突防止装置のアラートは沈黙していて、その原因を調べている、つうんだから。
どゆこと?どゆこと??
ま、そのことは さて置き、
もしも、いま、森永卓郎氏に質問することが できるのなら、私が真っ先に聞いてみたいと思うのは、やはり、麻生氏とか、特に、現首相となった高市氏についての評価は、いまでも変わらないのか否かということだ。
【続く】