2016.12.29 (Thu)
最近の当ブログは、なんだか音楽づいてるなあ。。。
しょっぱなからデヴィッド・ボウイの訃報が駆けめぐったせいなのか、
今年は どういうものか、最後の最後まで、ロック ミュージック界のスターたちが矢継ぎ早のていで亡くなったような印象が残る。
〆じゃあるまいが、つい最近のジョージ・マイケル、
この秋10月のピート・バーンズも、その一人だった。
先日、予告していたように、ビリー・アイドルの最新アルバム、その他から、歌詞の(但ワタシ流)日本語訳などアップする予定ですが、
ジョージ・マイケルの突然の訃報もあって、ちと遅れております。
今年じゅうにアップできたらいいやくらいに思ってるけど。
今夏、毎度の気まぐれから、ビリー・アイドルをyoutubeで視聴したことによって、スティーヴ・スティーヴンスをも知ったのは、私にとって、じつに、ひさかたぶりの収穫だったけれど、
ビリーと似た経緯で、Dead or Aliveとピート・バーンズのことも、存在自体は知ってたし、
ビリーよりは、ピートたちのヒット曲“You Spin Me Round”などを何度も耳にしていた記憶が あるのに、これ、なぜか、それほど気に入ることは なかったのね。当時の私には。
で、他の曲とかも、彼のことも、ほとんど知らないままに いた。
今年、とつぜん亡くなったという記事を見かけたことから、
あのあと、ピートが、整形手術の失敗などで、命の危険にまで晒されたりで大変なめに遭っていたという出来事のことも知り、その理由というのが、もともとの鼻が気に入らなかったらしいとかいうことも知り、
私としては、
「なにをゼイタクなことを。。。あれだけタッパもある美青年だったくせに。あの鼻で、じゅうぶん可愛かったじゃんかよ。あれが気に入らないというんなら、身長のことも気にしてるスティーヴ・スティーヴンスなんか どう」(?)(ry)
と、痛ましくも残念に思ったしだい。
でも、向こうのテレビ番組なんかに、経済的な理由が大だったのだろうか、敢えてだろうけれど出演したとき、話の内容は英語なので、私には よく分からないが、そうとう不躾なほどツッコまれていたと思うんだけど、インタビューのあいだじゅう、ピートは、とても冷静に、落ち着いて応対していた。
ピートと同い年のスティーヴ・スティーヴンスや、
意外にも、ビリー・アイドルも そんな感じが するんだけど、
ビリーもスティーヴも、ほんとうは、おしゃべりやインタビューに答えるのが、あまり得意じゃないような感じ。スティーヴなんか、繊細で優しいだろうけど、そのぶん、けっこう神経質そうだしなあ。
その点、ピートは、しゃべるのが苦にならなかったようだ。
痛みや何かで、ものすごく苦しんできたはずだけど、スターらしく、人々の前では殆ど態度に出すことなく、耐えていたのだろうと思う。その点で、
ますます女っぽい容姿へ向けて突進していったのとはウラハラに、内面は肝の据わった雄々しい人だったのだなあというふうに思えた。しかも、根は とても優しい気性のようだったし。
スティーヴ・スティーヴンスのことでも言ったけど、
若い頃とは どれほど外見が様変わりしたようでも、眼の表情だけは変わらないようで、すっかり面影が異なってしまったピートも、その魅力的な瞳は晩年まで変わらないままだったみたい。
最後に、
私は、あの当時、『ジャパン』のほうに興味津々で夢中だったのだが、ちょっと、かつてのデヴィッド・シルヴィアンに似た声と雰囲気だ。どちらも同世代の英国人だから?なのかな。
このPVを特に気に入った。
美しいです。
ちょっと「ゴシック」の雰囲気?
ピート本来の素の持ち味が よく出てるように思う。
横で一緒に歌ってる女性は、興味が湧き、少しだけ調べてみたのだが、誰なのか分からなかった。上手いなと思った。ピートの声に、とても よく合っているし。
“Total Stranger/Gone Too Long”