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Updated
2016.03.06 (Sun)
2016.03.06 (Sun)
【旧ブログの記録より】
『哲学詩』の続き。
~
一昨日あたりに、
「哲学とは、フシギ発見!のこと」
とか書いたのだけど、金子みすずさんの、この詩は、まさに、そのことを詩っていると思う。
「不思議」
……
わたしは不思議でたまらない
誰にきいても笑ってて
あたりまへだといふことが
「薔薇の木に薔薇の花咲く なにごとの不思議なけれど」フシギだな!
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/tarita/page16.htm
そして、この作品、まさに哲学者、思想家としての視線だ。
「わたしと小鳥と鈴と」
……
鈴と 小鳥と それから わたし
みんな ちがって みんな いい
「つもった雪」
上の雪
さむかろな。
…
下の雪
重かろな。
…
中の雪
さみしかろな。
空も地面(じべた)も みえないで。
「土」
……
ぶたれぬ土は
ふまれぬ土は
いらない土か。
いえいえ それは
名のない草の
おやどを するよ。
「日の光」
おてんと様の お使いが
そろって空を たちました。
みちで出会った みなみ風、
(何しに、どこへ。)と ききました。
……
のこった ひとりは さみしそう。
(わたしは「かげ」を つくるため、
やっぱり一しょに まいります。)
http://home.owari.ne.jp/~fukuzawa/misuzu0,.htm
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