忍者ブログ
とりあえず、ひかりのくに
     
<< | 2025年07月 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 | >>
[1798]  [1797]  [1796]  [1795]  [1794]  [1793]  [1792]  [1791]  [1790]  [1789]  [1788
Updated   
2022.01.08 (Sat)

名優シドニー・ポワティエが亡くなったらしい。94歳だったそうな。

 

『野の百合』は、中学か高校生の頃に、テレビの洋画放送番組で、親と共に、茶の間で観た記憶が ある。

ストーリーも感動的だったが、とても力強い存在感のある俳優さんという印象だった。

 

『いつも心に太陽を“To Sir With Love”』のほうは、中学校の行事の一つだった映画鑑賞会で、講堂にて上映された。この映画は、遠い異国であるイギリスが舞台だし、登場する学生たちは高校生で、時代も世代も、われわれより上なんだけれど、それでも、級友たちの多くが、大いに共感を覚えたようだったが、ここでも、新任教師役のポワチエの存在感は格別で、ただただカッコよくて。

 

それにしても、あの当時からイギリスでは、すでに、黒人やアジア系の人たちを多く受け入れていたんだな。

 

私は、登場する生徒役の一人でもあった「ルル」による、時代のスタイルと情感あふれるオシャレな主題歌に、たちまち夢中になり、

当時は、ラジオのFM放送で、たまたま流れてきたのを辛うじてカセットテープに録音し、「やったぜー!!」と喜び勇んで、親しくしていた友人に、何を言っているのか、英語の歌詞を聞き取ってもらったりして、そのまんま覚えてカバーしたりしたものだが、

ところが、だいぶトシくってから、『ユーチューブ』の動画を手軽に観ることが できるようになったときは、あらためて、なつかしの主題歌を聴くことも できるようになり、ほんとうに嬉しかった。

ただし、学校時分に、友人に聴き取ってもらった発音が、かなりの部分でメチャクチャだったことも分かった(苦笑)

 

 

以前にも触れたように、洋画鑑賞を特に好んでいた うちの母親の持論が、

「子どもと動物が出てくる映画と、主題曲が名曲の映画は、まず、ハズレが ない」

というものだったのだが、これは当たってると思う()

 

『野の百合』の主題歌も、これもカセットテープに録音していたのだが、

いかにも「ブラック スピリッツ」溢れるような、素朴で力強い歌唱である。一度聴いたら、忘れられない。

ただ、これは、ポワチエが歌っているのでは なく、別の人による吹き替えらしいと聞いている。

 

ポワチエの出演作で、まだ観ていない有名なものも あるので、近いうちに観てみたい。

 

“Lilies of the FieldAmen”


           
 

うちのブログで、何度か紹介してきた『いつも心に太陽を』。その主題歌を再び。

そして、すばらしい俳優だったシドニー・ポワチエへ。

Rest in Peace.

 

To Sir With Love Tribute (Lyrics)

  LuluTo Sir With Love

  

PR