2022.01.05 (Wed)
たまたま見かけたんだけど、けっこう おもしろかったので。
(前置き)
このエントリーも、旧年中に書き始めておりながら、しばらくホッタラカシになっていた。
さて、
机などの脚が2本のみでは、とてもじゃないがグラグラして、まず立てておれないから、いつドタンと ひっくりかえるやら、見るのもハラハラして、落ち着けやしない。
せめて3本足の「鼎」状態にしてやれば、そこで やっと安定する。
どうも、一般的には女性よりも男性のほうが、『釈迦』の出家の動機にも窺えるように、本能的な「死への恐怖」と「永久の安定」を希求す思いが強いようには察していた。
それは、たぶんに、男性の脳が、女性に比べると、もともと偏ってる、
つまり不安定な傾向が あるからかもしれない。
偏ってると不安定だから、ますます一方に偏ろうとするw
「何か、掴まるものは ありませんか~?」とww
(そう言えば、『悲惨な戦い』って歌が あったようなwww)
少なくとも、思考停止になったり、まいっか、では やり過ごせないんだわなw
だから、突き詰めようとする。観察し、把握しようとする。コントロールし、手中に収めんとする。
思わぬ犯罪に巻き込まれたり酷い損害を被ったら、被害者側は、必ずのように問うものよね。
「なぜ?」「何が理由だったのか知りたい」と。
古来よりの様々な宗教、それに伴う戒律も含めて、哲学、科学、あらゆる学問、これ ひとえに、人間というものは、わけワカランままの状態に耐えられないからですわな。
それで、ヘリクツを用いてでも、なんとかコジツケようとするw寄りかかることで、グラグラを なくしたいから。
もっぱら一人が、周囲に一斉に寄りかかられて、重圧に あえなく潰れても、なおも次々に寄りかかろうとして、最初の一人は、すでに跡形もなく消えていても、お構いなし。
あるいは、
個々の場合に最も多いのは、一人でグラグラしているどうしで出会い、互いに寄りかかり合って、辛うじて、いちおう立っていられる。そう、「人」の字のカタチみたいにw
現代でこそ、純粋な知的探究は、苦しいなかにも楽しくさえ あるだろうが(およそ学者とは、そういうタイプなんだろう)、
大昔の人は、避けようもなく次々襲ってくる生活上の様々な危難(=人間にとっては理不尽そのもの)を回避するために、必死にならざるを得ないことが多かっただろう。
『140億年前、なぜビッグバンによって宇宙が生まれたのか』12/9(木) 6:02配信 最終更新:12/9(木) 7:56現代ビジネス
https://news.yahoo.co.jp/articles/8577fd5d27d29c04f1c4885c2a00f2f54cf573bb?page=1
~
アインシュタインは、宇宙に含まれるものには始まりと途中と終わりがあるが、宇宙そのものはつねに存在していたし、永遠に存在し続けるはずだと直観的に考えており、彼がそれまでの10年間に、空間、時間、物質の本性について次々と新しい発見をすることができたのは、その直観の導きのおかげだった。
~
ええぇ~!?ほんとに??
アインシュタインともあろう人が、「宇宙そのものはつねに存在していたし、永遠に存在し続けるはずだ」と考えていたなんて、そんな、なんだか「天動説」みたいな単純な考えだったなんて、ビックリですわ。。。
まあ、でも、あくまで人間を中心に考えたら、そういうことなんだろう。
かの方程式の生みの親たるアインシュタインに向かって、
「あなたの その方程式を用いたら、こうなりますよ」と、
数学的に反論したというルメートルって人は、彼自身、物理学者であると同時に司祭でも あったそうなんだから、なんか、立場が逆になってるような気もするんだけどねえ。。。
~
そのためには、宇宙論の細かい点をもう少しきちんと知っておく必要がある。まずはじめは、次の問いだ。生まれたばかりの高温高密度の宇宙を、膨張へと駆り立てたものは何だったのだろう? ざっくり言えば、何が大爆発に点火したのだろう?~
いやあ、そりゃ、高密度・高温だから、バーーーンと行ったわけなんでしょ?
だったら、そりゃあ、どっハデに飛び散るわけですよwはははww
なんせ、どデカいバクハツなんですから、いまだに飛び散り続けている、てなところじゃないんですかね?w単純過ぎかしら?ww
まあ、気が遠くなるような「久遠」の時の流れと感じられるのは、あくまでも、われわれ人間の感覚に過ぎないのであって。
広大無辺な『宇宙』だって、「一粒の麦」ならぬ塵から始まり、
いまも「コップのなかの嵐」なのかも?
ずっと前の過去エントリーで述べたこと、
『宇宙』について、ほぼ全くと言っていいほど、科学的知識の基礎もロクに持ち得ていない小学生時分に思いついたこと、これを一言で言うなら、
「われわれが存在する宇宙」は、すでに何代めかの宇宙なのでは ないか?
とか、
「この宇宙」だけが宇宙では ないかもしれない、といった考えを、とりあえずの名称として、あとから知った『多元宇宙』という呼びかたを当てはめておいただけなのだけれど、それを提唱したという外国の高名な科学者のことは、中学生だったか高校生だったか、もう少し後年になって知り、もちろん、その科学者が主張していたという立派な仮説・学説と全く同じ内容では ないだろうにせよ、概念としては、かなり近いものに思えたからだったのだが、
『トンネル』どうたら理論というやつも あるよね。
そういった仮説を応用してみれば、初期から「高温高密度」な状態だったから、大爆発や膨張へと進んで行ったと、それならば、あまり違和感なく納得できるような気は するわね、私は。
いつぞやの過去エントリーでも少々触れたけど、
たとえば高校時代の物理の授業で、ある地点から ある地点まで、ある物体なりが移動するときの摩擦力を計算しなさいといった課題を出されるたびに、
「こまこまシコシコと計算ばっかりしたかったら したらエエけど」
とウンザリしていた私は、摩擦力の計算以前に、なぜ、「摩擦」なる現象が起きるのかということのほうをフシギに思えたくらいだったのだ。
『理論と根拠』
とにかく、私には、「膨張へと駆り立てたものは何」「何が大爆発に点火した」のか?ということは、あまり疑問にするほどの難問とまでは思えんかった。
それ以上に、私が、どーしても、フシギで しゃあないのは、
「いわゆる『ビッグ バン』を起こす前、すなわち超高密度そして超高温になる前は、そもそも何が あった?」
ということのほうなんで。
だって、全くの「無」から「有」は、納得できかねる。
かと言って、
最初から空間なり何らかの物質が あったなんてのも、なんだか腑に落ちないよね。
ここいらを本当の根本問題として、最も疑問に思い続けている人は少なくないことだろう。
しかしながら、少なくとも今のところは知りようが ない。
ただし。
遅ればせながら最近、ええええ~?!?!と驚いたのが、
「真空エネルギー」ってこと。
だって、「真空」って、あの真空でしょ?エネルギーなんか あるの?と。
いや、待てよ?空間のエネルギー、、、あるかも(苦笑)
小学生の頃の、あるとき、誰も いない運動場を、一人でボーっと眺めていたら、だだっ広い空間から、なんか押し寄せてくるものを感じたことが あったのを思い出す。
それと、
20歳前後の頃、友人と、京都にて開催された『古代エジプト展』に行き、巨大な『ラムセス』像を見たときに、
やたらデカいものは、それだけで威圧される感じするなあと思ったことも。
なぜか「スタ、、、?ステン、、、?」、
「ステンカラーメン!」と のたまう友人に、「それは『ツタンカーメン』!」と、訂正を入れてやりつつ、
この子、学年でもトップ クラス(特に『歴史』)の優等生やのに、なに言ってるんだか、きょうはヘンだと呆れながら、
「『ツタンカーメン』像は、なるほど、教科書に載っていた写真どおりの、完璧なる美青年(美少年?)だけど、
それ以上に、馬づらで唇ぽってりの『アクナトン(アクエンアテン=アメンヘホテプ4世)王』がセクシーじゃ~ん」などとウットリしたことも思い出した(笑)
さて置き、
時空でも何でも「歪む」とか「重力波」とかってのは、うちの母親の巨体(=はなはだデブ)から、いつも感じてたw
もしや、そのせいだろうか、
母親が、
「あんたは、添い寝すると、かえって寝なかった」「一人にしてやらないと、けっして寝ない あかちゃんだった」
と言ってたのはw
ま、「空間」と聞けば、ほぼ反射的に、小学生時分に読んだ漱石の『猫』に出てくる「天然居士」というのを思い出してしまう。
「空たり間たり天然居士ああ」。
…いろいろ横道に逸れちゃったけど、
そもそも、「真空」に、エネルギーが全く ないかというと、そういうわけでは ないらしい。
もっとも、いまのところ、仮説だという話では あるけれど、
「最低状態」では あっても、単に「エネルギーゼロ」というわけでは ないんだそうな。
それは「ポテンシャル差」、ああ、なるほどだ。
だったら、話は変わってくるよね。
【続く】