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とりあえず、ひかりのくに
     
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2017.02.22 (Wed)

♪「虫歯みんな抜いて入れ歯さし歯」♪

つう『武田薬品』提供の名曲を、嘉門達夫で初めて聴いたとき、ひっくりかえって爆笑したことを思い出した。


ちなみに、去年の夏ごろ、急に、異常が起きて痛みだしたのに、歯医者へ行くのをガマンしていたら ますます酷くなった痛みを こらえつつ、youtubeにて『アランブラ宮殿の想い出』をギター演奏で聴いているあいだは、痛みが軽くなったフシギな現象を書いておいた。
その後、しかたなく、やっとの思いで、近所の歯医者さんへ行きましたわ。

 

25歳まで乳歯だった私…意外と多い「大人乳歯」原因は?注意点は? 専門医「とにかく抜けるまで大事に」withnews 2/13() 7:00配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170208-00000008-withnews-sci

 

けっこう、いてはるんやね、
年齢が高くなっても、乳歯が残ってる人たち。

 

ふと、動物たちにも、乳歯というものは あるのかな?と思って、軽く検索してみたら、

ほとんどの哺乳類には、人間と同じく、乳歯や永久歯が あるらしい。

 

 

私の場合は、一見、白くて整った歯並びが、子ども時分から褒められていたくらいだったのだが、実は、歯の質自体は、かなり弱いらしく、それも母親に似たと思しいが、歯列矯正だけは、今日まで未経験ながら、すでに小学低学年から、歯医者は経験していた。

初めての歯医者通いは、たぶん、東京の叔母宅に滞在していた夏休みのときだったと思う。

子ども心に、とても腕の良いベテランの歯医者さんで、痛みも恐れも全く感じなかった。

 

中学生頃、「親知らず」が一ヵ所、顔を覗かせ始め、

「もう これ以上、歯は要らんのに」

と、交換日記に書いて、友人たちに笑われたことも憶えている。

 

たしか、中学か高校生くらいのとき、私も、「乳歯」が部分的に残っていたということで、親に せせら笑われたことが あった。

 

 

母は、自分で認めていたように、歯磨きを怠りがちだったツケで(歯磨き剤特有の刺激感が苦手だったらしいのと、歯磨きを避ければ避けるほど、歯茎が過敏になっていったのも原因か)
ついに寝たきり状態になった晩年は、介護する私が難儀するほど、惨憺たるありさまになってしまっていた。

皆さんも、ご用心ください。

 

 

いっぽう、父親のほうは、わりとマメに歯磨きも行っていた おかげなのか、もともと、じょうぶな歯質だった おかげか、歯医者に通うということが殆ど なく、やっと中高年になってから、何十年ぶりかで、近所の歯医者に行ったとき、

昔の歯医者とは、診察の椅子の形状からして大きく様変わりしていたため、いったい、どのように腰掛けたらいいのかを、まず戸惑ったそうで、少しく思案したあげく、思わず、自分で腕枕する恰好で寝そべって(昼寝しに行ったんじゃあるまいしw)

「あのう、寝ないでくださいね」

と注意され、
「歯医者に来るのは、ずいぶん久しぶりなんですな」
と見抜かれたと、帰宅してから、自分で苦笑していた。

 

 

母なんかは、非常に血圧が高かったので、歯医者に行くと、ますます、血圧が高くなって、治療室から出るときは、五里霧中のなかを泳ぐが如くヨロヨロ歩いてしまうとボヤいていたものだが、

歯の治療は、無意識のうちに緊張するのだろうか、やっぱり、歯医者って、何歳になっても苦手だぁ。

 

私自身、かれこれ数十年前に実家を出て自活生活に入って しばらくした時期に、久しぶりの歯医者通いの必要が生じ、まだ慣れていない土地で、そこの地の、わりと新しく美麗な建物の歯科医院に行ってみたところ、

けっこう悪化してしまっていたと見えて、かなり削ったり何やかやと時間が かかり、やっと解放され、長椅子から起き上がって、フラフラと室外へ出ようと、治療室のドアノブに手を掛けた瞬間、

なぜか、助手の女性に、横合いから急に抱きかかえられ、キョトンとしていると、

「あの、そこ、違います」

と止められた。

 

出口は こっちですよ~と苦笑され、

ハッと目の前を見ると、モップ等の掃除道具が。。。

 

私が、あけていたのは、室内物置用のドアだった。

 

 

「あ、あはっ♪(^^; どうもスミマセン」

と照れ笑いしつつ、

歯医者さんと助手さんたちの押しころす忍び笑いを背に、退出したことも思い出したw

 

 

もう一つ、

私も、歯ブラシでは ないんだけど、お箸で、ケガしたこともある。

 

消費者庁、子供の歯磨き中の喉突き事故などを注意喚起
Impress Watch 2/15() 17:05配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170215-00000112-impress-ind

 

小学校3、4年時分だったかと記憶しているが、

ある日の夕食時に、
母親と、大学生で、下宿先から帰って来ていた、腹違い兄と3人で、食卓についていたときだった。

ふと、当時の私が楽しみにしていたアニメのヒーローもの番組を放送する曜日だったかどうか忘れていたので、もう始まっているかもと、テレビ番組表を確認しようとして、配達された夕刊紙を、急いで取りに行った。

行儀の悪いことに、お箸を手にしたまま、玄関先に向かい、夕刊を手に、茶の間へ戻る途中、板の間で、足が滑ってスッころび、なんと、、、

 

お箸の先端が眉間のド真ん中に。あわわ。。。emojiemojiemoji

 

痛みは、あまりの急な出来事だったせいか、フシギなほど殆ど感じなかったのだが、

もろにアッサリ突き刺さった、この悲惨な現象に、自分でも心底タマゲてしまい、

母と兄の居る茶の間に戻ると、

ひたいから箸を突きだしている私の姿に、

二人とも呆れつつ、母は急いで軟膏を用意、

兄は、半泣きの私の額から、突き刺さっていた箸をヒッコ抜いてくれた()

 

 

いや、今でこそ、自分で笑えるが、

よく まあ、目に刺さらなかったものだ。

 

手鏡で、自分でも確認してみると、

ものの見事に、眉間の中心にポコンと小さな穴が あいていた。

そこへ、母か兄が、軟膏を塗り込んでくれたのだが、

塗った分だけ、そのまま穴のなかへとメリ込んでいったのでw
われながら怖れ呆れつつ、

はたして、こんなんで治るのか?と、この先を案じたものだが、
これでも意外なくらいに早く、穴は ふさがっていった。

いまでは、跡形もない。

 

【続く】

 

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Updated   
2016.12.24 (Sat)

【過去エントリーより】

落合――変遷する男の顔

 

私ね、何度も言うようだが、野球のことなんても、ほとんど知らないんだけど、落合さんのことだけは、なんか、ムシが好くのよ。

という そのワケも、メンドクサイから、例の「汚気・愚」サイトでの質問「非言語」なんちゃらに対する回答やら旧ブログでも述べた内容を、ここで詳しくは繰り返さないけど、掻い摘んで言うと、

むか~し、まだ実家にいるときに読んだ読売新聞か、あるいは、自活を始めたあとで購読していた朝日新聞でだったかは記憶が曖昧になってるけど、
当の落合さん自身の、過去の振り返りや野球についての様々な持論等を述べている、特別企画的な記事だったと思う。

この人は、ピッチャーでは なかったのでしょ?でも、ある特殊なボールの投げ方のコツを述べている箇所が あって、そこを読んだあと、野球のボールを触ったこともロクになかった私が、落合さんの伝授どおりやってみたら、もしかしたら、私なんかでも、まあ そこそこ上手く投げられそうな気が、しちゃったのよ。

冷静に考えたら、そんなバカなことは あり得ないはずなんだけど、
そのくらい、説明が上手かった。

もっと言えば、
「その気にさせる人」
と言いますか、
要は、説得力と言うのか、ことばの遣いかたに的確なキレが感じられたのね。

そこで、「この人、どんな選手だったのかとか経歴とか、私は殆ど知らないけども、そうとう、頭が良い人なんだろうということは分かるなあ」と。

 

その点、これは、とある人のブログで、そこの常連さんらしき人が投稿していたコメントで知ったんだけど、

かの長嶋さんなんか、現役選手に指導するとき、お手本を見せるべく、バットを手にして、

 

「こうやって!カ~ン!!」emojiemoji

 

…だったそうですから()

それって、おせじにも「説明」とは言えないよねw

そのエピソードを紹介していたコメント投稿者は、さすが「天才」長嶋ゆえか、と笑っておられたけれど、まあ、憎めない話ではあるよね()

おおよそ、そういうことを、過去に、ネット上で言ったことが あったのでした。

でも、私には、こちらも やっぱり、どこか憎めない感じが する落合さんも また、選手時代は「天才肌」と呼ばれていたそうなので、あえて言わば、「理論家肌」と「感性肌」の違いとでも言えば いいのだろうか。

 

だいたい、頭のキレの良い人は、いつまでも要領を得ないことやツマランことばかりセングリ言ってくる人に時間とられると、イライラするもんなのだと思うよ。それに、いわゆる体育会系は短気な人が多いしね。

ほら、あのプーチンさんも、日本の大手紙あたりの記者が、向こうで会見時に、何か質問したとき、キレ者プーチンさんを半ばイライラさせるほど呆れさせたってことが あったみたいね。

落合さんのほうでも、腹に仕舞っておかないといけないことが、いろいろ多いのかしれないが、マスコミ嫌いというのも、記者のほうが、ちとばかり愚鈍だからじゃないのかな??違うかなあ?(笑)

 

ま、GMの立場としては、球団トップからの「経営局面として、予算ナンボナンボまでで あげてくれ」とかいう注文を承って、そのとおりに遂行したまでだ、というのが、落合さんの秘めた言い分なのかもねえ。

監督時代には、その立場として、何度もの優勝やAクラス入りとか、球団従来にない成績をモノしていったのも、注文どおりの遂行ということで、上からの期待や要望を忠実に果たした以上は、自分の報酬も、キッチリもらうよ、というハッキリした姿勢なのかね。
それに、あそこの奥さんのほうが、そのへんシッカリしてて厳しいタイプちゃうの?wよくは知らないので、なんとなくのイメージでしかないけどもww

 

日本的な情味を好む向きほど、血も涙もない冷酷ぅ、と感じるのかもしれないが、
いかにも、立場分けした「仕事師」、ってなイメージどおりじゃないかとも思えるんだけど。。。

 

やっぱり、基本的には、現場の人であり、監督業のほうが合ってるのね?

でも、健康面でも、キツイことが あったと聞くし、こういう世界に長年いたら、資本のカラダも、もうシンドイかねえ。

以上、個人的感想でした。アンチの かたがた、許してねン()

 

 

落合終わらない男

 

なんちて

しつこくてゴメンw

 

中日・落合GM「巨人入り」説も 由伸監督の参謀役に待望論
20161222

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/196239/1

 

 

Updated   
2016.11.24 (Thu)

MLB】野茂英雄氏が日本人唯一選出 米メディアが「野球史で最も重要な40人」発表
Full-Count 11/23() 16:15配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00010013-fullcount-base

 

私も母も、野球に疎く、したがって、普段、話題にすることもなかったのに、なぜか、野茂クンについてだけは、うちの母が元気だった頃、いたく お気に入りで、野茂クン野茂クンと、

「この子、見かけは、こんなボーとした感じやけど、ぜったい、器は大きいで」

と、褒めそやしていた。

いま振り返るに、彼が渡米の前後だった時期だから、バッシングされてた頃だ。

私は、そういう経緯も殆ど知らないままだったから、なぜ、母が、急に、彼のことを褒めそやすようになったのか、その理由は知らないけれど、
とにかく、野茂クンを話題にすると、機嫌が良くなるので、彼が渡米してから、当時のラソーダ監督が、

「野茂は、おれの若い頃ソックリだ!!」

と頻りにアピールしているという記事のことを伝えると、
これには、「ふーん」と、みょうに素っ気なかったが、
野茂クンを、
「ノモは、男のなかの男!!」
と絶賛し、
アメリカのパパとして可愛がった、
このラソーダ監督、
「名選手、名監督ならず」を、じつに、逆にいった人物だったのねえ。

そんなこと、うちの母も知らなかったはずなんだけど。

 

で、野茂クンは、バッシングや逆境を撥ね返し、偉くなった。

私は、かねがね、うちの親父を見るにつけても、母には、つくづく、男を見抜く眼が なかったに違いない、と確信していたから、野茂クンに関しては、母の見立てがズバリ当たっていたことに、かなーり驚いたものだ。

 

先日も、うちの両親を、若い頃から知っていた人と、親父の話を していて、

「……でも、まあ、あんたの おとうさんは、頭は凄く良かったけどな」

と言うので、私は、

「ああいうのは、頭いいって言うの?」
と せせら嗤ってたとこだがw

内心で、

「チッチッ、あれは、頭いいのじゃなくて、狡猾と言うのだよ」

とww

 

で、むかしのことだが、

母は、江夏 豊氏の、薬物問題が発覚したとき、そうとうにショックを受けたようすで、

「江夏みたいな、あんな男っぽい人が」

と嘆いていた。

私も そうであるように、母は、野球に対して関心が薄いほうのはずなのに、と怪訝に思っていたのだが、いま思い出した。
母の弟が、大の野球好きで、野球の強い高校に入って、選手を やっていたということが あったからなのかもしれない。

 

で、野茂クンだが、
彼は、高校時代だったかの当時の球友が思い出を語っていたのを憶えている。
とにかく、よく笑うやつだったと言っていた。

誰かが、しょうもない冗談を言ってスベり、皆しら~っとしているときでも、野茂クン一人が、いつまーでも笑い続けていたそうな。ゲラなのかな?()

 

何は ともあれ、おめでとう、野茂クン。

 

 

Updated   
2016.08.04 (Thu)

 

誰も言わない「障碍者の価値、その生存の価値」の続き。

 

あらためて加えておくのだが、

私の経験上で、また特に、インターネット上で顕著に齎された、身体障碍者に対する侮蔑と罵倒の現象。

これを寄こしてきた当人自身が、何らかの精神的問題を抱えていることは明白だ。

ネットでは、匿名で八つ当たりが できるからというのも大きいのだろう。

 

【続】戦後最悪の政権時に起きた戦後最悪の事件。

日本では、カネの亡者の行列がw

 

このように、
障碍者を侮蔑する視線、かつ、最も激越な罵倒を憚らぬ者自身が、精神的の問題なり障害を抱えているという、あまりにも皮肉な現象。

 

この手合いのなかには、すでに取りあげたように、「自己愛性人格障害」であることを公言していた者を含む。たしかに、それに違いないことは、その言動傾向からも確認できた。

 

いわゆる「人格障害」の場合、病気や障害として範疇に入れるのが妥当かどうか、専門家ですら判断に悩むところらしいが、

これまでの私の個人的経験上からの実感としては、やはり、脳の傾向性が影響していることに間違いは ないものと思っている。

 

一言で言って、

彼らは、あらゆるものに毒され易い

 

この毒され易さを、ある「自己愛性人格障害」者は自身で、「素直ゆえ」と主張していたが、

そうではなく、

自分自身の思考力によって吟味し、価値観を深く培っていく力が、極度に乏しい、ということなのだ。

 

こうした点は、特に、いわゆる「ネットウヨ」らにも、この特徴が目立つ。

 

有名な誰かの軽薄な詭弁でしかない説に引き込まれる、

いったん感化されたら、とことん思い込み続ける、それだけに、

何につけても、影響された相手からの受け売りしか できない、

コメントは繰り返しコピペのオンパレード、

批判や指摘を向けられると、論理性皆無の激昂、

あるいはフテクサレの開き直り、おちょくり、誤魔化し。

共感を示されるや、卑しいほどの悦びぶりと、子どもっぽい同志意識で徒党を組みたがる。

 

ただ、単なる「俗物」と呼ぶには、あまりにも極端だから、

いちおう、いまのところ、滑稽な姿として、世間では、奇異の眼で見られているようだけれど。

それでも昨今は、それらしいヘリクツを言うことで、邪まな儲けを企む者が増えてきているようだから、

それでなくても、毒され易い連中が、ネットを中心に跋扈しているのが今ここ、という状態。

 

 

まあ、ウヨクよりは、もう少し論理的に優秀な人が多いと見受けるサヨクと呼ばれる側にも、同様のことが指摘できるとは思う。

だから、私は、どちらも好まないし、くみしないのだが、

つまり、

いずれにせよ、

「極」が付くということは、問題が大きい。

 

 

生育環境の問題も深刻だったし、低学歴で障碍者でもある私から見れば、

恵まれた家庭環境、身体的にも問題なく、大学まで出してもらって、教職資格までも得ている身で、ふざけんなー!甘ったれ!!と、正直言って、罵りたくもなるが、

「相模原事件」の犯人も、生来的な問題を内包していたのか、挫折感に弱過ぎたのか、あるいは、手を出した薬物等が直接的影響だったのか、よく突きとめてもらいたいと思う。

どうも、男性には珍しく美容整形らしきことも していたようだし、

交友ぶりを示す画像にも、みょうなテンションの高さと、独特の軽薄さを感じる。

 

 

それと、

近年の、佐世保の事件でも、自殺したという父親は、同級生を殺害するまでに至った娘の異常を知っていながら、ほぼ放置していたという問題が あった。

 

もっとも、未成年と成年と言う違いは あるけれど、

措置入院前後の対処を、特に親は、どのような対処を とっていたのか、

そこらへん、大目に見る気に なれないのは、自然な人情というものでもある。

 

まがりなりにも成人後の犯罪と、その下手人の親に対する責任追及とは、むろんのこと、無理が あるのは理解できるが、

近ごろでは、親子間「連鎖」という指摘を見ない日は ないくらいに知られてきている以上、

自分が製造して養い、長年の教育を施してきた子どもに、いかに成人した後と言えども、無関係とは言い切れまいものが あろう。

 

もっとも、

連帯責任を推し進めるのは、安倍政権と日本会議』の大いに望むところだったw

 

 

私の実家では、

母方の叔母が精神に異常を来したとき、

これまた先天性の脳の異常を秘めていた母が必死になって、妹である叔母の異常について、全く関係ないデタラメな病名を持ち出して誤魔化そうとヤッキになっていたものだが、

いまにして思うと、まったく、理解不能だ。

 

ただ感じるのは、

私の身体的障碍と同じく、知られてはならない恥という、強烈な思い込みと価値観。

 

いまでは、私自身に、積んできた体験と、相応の知識が備わっているので、当時の母らの実態の本質が、よーく見える。

 

 

で、その発狂した叔母は、ご近所に、一歩違ったら、人命に関わっていたであろう行為を しでかしていたので、
警察からの知らせで急遽、東京まで出向き、

これまた複雑な人間関係と事情を抱えていた母方の実家がアテにならないもので、

叔母を うちで引き取り、しかるべき病院を探して入れたし、

長期入院を終えて退院後も、まずまず落ち着くまで同居した。

 

かろうじて幸いだったのは、

もともと、判で押したように几帳面なところのある
(これとて、裏面では、思い込みが激しいことに通じるのだが)、
叔母は、服薬を怠らないよう努力してくれたこと。

これで、だいぶ、その後の生活を維持するうえでプラスに持って行けた。

 

 

私自身、うちの親らを見てきて、

そもそも、彼らの親の深刻な間違いを透かし見ることが できるし、

うちの親から齎された弊害は、明らかに、私の生活と人生に、カバーしきれない影を落としている。

 

親が本当の無関係では ありえない。

 

 

…さて、

そう言えば、その叔母の祥月命日が近い。

 

【続く】

 

 

Updated   
2016.08.04 (Thu)

当事者は勿論、その密接な関係者でさえも。

 

だから、私は、当ブログで何度か記してきた。

 

敢えて言うなればだが、

およそ障碍者や病人という存在は、生きてるだけで、その人生まるごと、医学的研究データの提供者だ。

そのデータの蓄積は、

いまは「健常者」の範疇に おさまっている者たちが、ある日を境に、自身が障碍や疾病を負ったときの大いなる助けになっていく。

 

それに、

事件の場所となってしまった障碍者施設は、かなりの運営規模だけに、地元一円の雇用等にも相当の貢献度が あったと言えよう(内部の待遇問題は さて置きだが)

 

 

ところで、

自民党の野田聖子氏の お子さんが、生まれながらに大変な状態であるということは、数年前の旧のブログ時に、ネット配信記事によって知ったのだが、

この、他人事で いられない野田聖子さんも、このたびの、重度重複障碍者襲撃事件を取りあげて、ブログで慨嘆なされたそうで、

下手人については、

社会の どこかで誰かの話に食いついたのだ

http://lite-ra.com/2016/08/post-2463.html

と指摘しているそうだが、

どこかの誰かの話、その「誰か」とは誰なのか、

何処を中心にして拡大されていったのか、
といったことについては、自民党内部の人であるゆえにか、決して、それ以上の分析と踏み込みは見せないようだ。

そして、

これからも、現政権を担っている与党の人間として望まれる行動を見せることは不可能なのだろうか。

 

 

私は、新聞記事で読んでいたかぎりで、

野田さんが、たしか、当時の配偶者の反対を撥ね退けてまで、かなりの無理を押し、お子さんを もうけられたことについては、あまり感心しないなと思っていた。

 

なぜかと問われるなら、やはり、野田さんの思いの主張に、強いエゴを感じていたからだ。

私自身の母親のことを連想するせいか、私は、こうした面で敏感過ぎるところが あるのかもしれないが。

 

私個人は、ごくごく数少ない「信条」めいたものの一つとして、
子どもを もうけるに あたっては、やはり、自然な気持ちで望み、自然に授かったという かたちになるのが、本来は望ましいと考えているし、

ひいては、そもそも、結婚についても、そのような流れは重要なことだと考えている、というよりも実感している。

 

 

そんな私自身、病気のために、子どもを産むことが不可能な からだとなって久しいが、そのこと自体について、ネガティヴな思いに とらわれたことは ない。

 

野田さんのように、先進的不妊治療を享受できること自体、非常に恵まれた環境に居るからこそ可能なことだ。

 

彼女自身、お子さんの深刻な問題に直面する事態が訪れなかったなら、障碍者や病者や弱者の立場に、どれだけの関心と理解を寄せることが できたやら、彼女に限らず、甚だ あやしいところだと、私は思っているが、

ともあれ、この世に出生した お子さんについては、現代の英知を結集して最善を尽くすことと、併せて、お子さん自身の安寧を願っている。

いまでも、それらの点で、思いは変わりない。

 

 

かの石原チンタロウ氏のごとき、仮にも文学者の端くれであるにも かかわらず、「ああいう人ってのは、人格が」云々と のたまった程度の精神性、

かと言って、当然のこと、科学の精神に のっとった視点を持ち得るはずもなく、

どうしようもない精神性だわと呆れていた私だが、
これで政治家が務まってきたという現実には、心底、ため息が出てしまう。

 

そういう為政者を許してしまう国民一般にも言いたいのは、

障碍者に関する税金がと喧しく糾弾する前に

政治屋連中や一部の特権層の邪まな税金の使途を糾弾することのほうが、本来の喫緊事であろうはずだと。

 

 

チンタロウ爺さんや麻生ジイサンのように、

何を剥きつけて言おうが、自分自身が害される恐れは ないと踏んでいたら、言いたいほうだいになる。

相手を舐めているからだろう。

 

いちおう「健常者」の範疇の人ならば、普通は、面と向かって剥きつけたような発言や行為は さすがに しないものだが、

人として劣等である、という感覚を持っているのであろうことを、その視線から感じ取れた「健常者」は、私の経験上、けっして少なくないのが現実。

 

私は、内部障碍なので、黙っていたら、普通の人として見ていたものが、実は障碍者と知ったとたん、目つきがガラリと変わる人なんて、けっこう多い。

その眼の表情の落差。

 

確実に、自分よりも劣った人種が、ここにいた!と眺める眼に、好奇心も混じっている。

バレていないつもりなのか、自覚がないのだろうが、

「健常者」とは畢竟、おもてに剥き出しにせずに、まずは自己保身を如何に上手く優先できる「チエ」を持っているかどうか、
それだけなのでは あるまいか、

その「チエ」を取っ払ったら、はたして、知的や精神の障害者と、どれだけ違うんだろう?と思ったことも少なくない。

 

【続く】