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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2024.09.18 (Wed)

まずは、

『ノルウェー』の『国王』だったっけ、その娘さんに あたる『王女』さんが、よりにもよって「オカルト」系の、胡散臭いこと このうえもない『アメリカ』人と、ついに結婚しちゃった!というので、すでに、「王室を商売に利用している」という批判のうえにも、大きく顰蹙を買い、またぞろ非難の渦中だとかいう記事を見かけたけれど、

ただ、
「ヤフゴミ捨て場」等のコメント欄にて、それこそ、「日本人なのに?」wさかんに非難しまくってる連中ですら、かつて、ここの『王太子』さんが、「アバズレ」とか呼ばれても しかたないような、それも、いわゆる「コブ付き」と呼ばれるような、庶民の女性と同棲を続けた あげく、ついには『王太子妃』に迎えてしまったというので、あのときも、多くのノルウェー国民が怒り、非難した騒ぎのことは忘れているのか、または、知らないみたいだ。

ちなみに、
この騒ぎの おりは、私も、リアル タイムで、テレビのニュースを見ていたので、そのときの取材先のノルウェー国民たちが、

「王室のための税金はらうのが厭になりました!」

などと、大いに嘆いていた場面も憶えている。

 

私個人は、

「こういう女性と、いったい、どこで出会って、同棲まで始める切っ掛けになったんだろうか」

と、そっちの経緯が訝しく思えたことも憶えているが、

まあ、要するに、基本的には、一般の国民や市民と比べても、まずまず遜色ないくらいの自由は謳歌できていたという証左なのだろうし、

しかも、それでいて、特に経済面などの心配は皆無、一般人が味わうような苦労らしい苦労は経験したことなく、言わば「世間知らず」なわけだからこそ、えてして、このようなタイプの異性に夢中になりやすい、という下地は あるのかもなあ、

と思ったのは、例の『秋篠宮』家の娘さんの結婚で大騒ぎになったときよりも、ずーっと前の話だが、当ブログの過去エントリーでも、一度とりあげたことが あったように思う。

例の、『イギリス王室』現『国王』と、「ティアラ」が なんとも似合わんw(すびばせんww)その『王妃』の、長年に わたる忌々しき不倫の経緯と同じエントリー内で、だったかな?

まあ、ただ、あのノルウェーの現『王太子妃』さんは、最初の恋愛相手との子を儲けたあと、その悪い男に捨てられて目が覚め、一念発起したのか、大学に入って、育児しつつ勉強しなおしたガンバリの経緯ありというので、まだしも許せる余地は あるのかなと、私も思ったけど、

残念なことには、
王宮に連れて入った男児、すなわち、現『王太子』さんの義理の息子で あり、かつ、『王女』『王子』さんたちの片親違いの兄に あたる、くだんの「連れ子」さんは、最近、自分の実父と似たような犯罪を しでかしてしまったことが発覚し、これまた大いに顰蹙を買ったばかりのようだ。

 

さて、

いまだに、相変わらず、だーれも、誰ひとりも、どこのメディアも、これに応答しているところを見たことが ない。誰も、誰ひとりも、どこのメディアも、あらゆるジャーナリストも、答える能が ないのだろうか。

 

「伝統」とは何なのか、ということ。

「『皇室』の伝統」たるが、どのようなものなのか、少なくとも、われわれ一般の国民は、知らないし、皆目わからない。

直に知っていて、説明できるのは、当然、『天皇』の地位に就いている その人のはずであり、他は、せいぜい『皇室』構成員たち、あるいは、その関係者たちでしかないはずなのだが、当の『天皇』自身を含めた誰ひとりも、いまに至るまで、われわれ有権者に向けて説明し、知らせようとしたことが一切ない。

 

もっとも、『皇室』の構成員どころか、当の『天皇』自身、真実なるところは知らないままで、

国家の権力を握っている者たちや、見てきたようなことを説き並べ立てる学者たち、とりわけ、何かにつけては話題を呼べるネタとして盛大に利用・活用できる、新聞などのメディアをも含めた商売人など、『皇室』を十重二十重に取り巻く者らの言うことに従っているだけなのかもしれないが。

その昔、
故 良子『皇(太)后』が、『昭和天皇』不在時に、
「私が
(代理で祭祀事を)やろうか?」
と言われたとき、侍従が「お諌め申し上げ」る必要など、どこに あったというのか。

 

ただ、その『昭和天皇』が、言わば「ファンタジー」の類のようなものだ、とは、それとなく言っていたらしいが、「万世一系」ということは揺るがない、当然、「男系」で受け継がれてきたのだという主張をば、蚊帳の外の国民の誰が、いつ、つよく主張したことが あるというのか。

 

さすがに、いまどきは、古代の『天皇陵』の欺瞞について指摘を躊躇わない市井の国民も増えてきたが、それと同様に、そもそも、なんちゃらの「儀」なる数多の行事や仕来りも、少なからぬケースが、『明治』開始の おりに、でっちあげたものが相当数、混じっているのでは あるまいか。

 

社会的弱者を叩き、税金のムダを叫ぶのなら、これら『皇室』の、胡散臭い『儀』と呼ぶ数々の行事についての検証も厳しく必要では ないのか?ということも、私は指摘してきた。

それは、『天皇』『皇族』の負担軽減にも資することだろう。

 

しかしながら、
じつのところ、最も反対するのは、テレビや新聞、インターネットなどの情報メディアなのかもしれない。

無知で軽薄短小の俗物が殆どである一般大衆には、あまり興味も関心も ない政治関係なんぞよりも、よっぽど、ちょうどイイ話題として、賑々しく活用できるからね()

 

それこそ、愛子さんを、初の「女性・女系『天皇』」に できることとなれば、特にテレビや新聞、インターネットなどの情報系商売人は、かつてないほどの儲けどき(大嗤)

 

とにかく、『皇室』系の「冠婚葬祭」は、むやみと大騒ぎ、かつ、長く執拗なことになるので、到来する前からウンザリだ。

 

 

「女系『天皇』」を認める前に、それを認めてこなかった「伝統」の理由を、われわれ主権者たる国民すべてに向けて、洗い浚い、説明しなければ通るまいし、通しては ならない。

少なくとも私は、まさに主権者・有権者として主張させてもらう。

 

実際のところ、「男系」に拘る必要は、微塵も ありゃしなかったのなら、この現代になっても、『天皇』位を継ぐときの「オカルト」儀式(『大嘗祭』とか)で、男性の後継者でないことには、なにやら、先祖筋のナンタラ「女神」と同衾する都合がー、などと、はなはだ異様で奇怪な言い訳を並べなくて いい。

 

男性でも女性でも、たとえば、「祈りの効果」なんぞに差は皆無であるなら、そう素直に言えば いい。

 

 

先日、鳩山由紀夫氏が、『皇室』継承問題に関して、『LGBTQ』を引き合いに出し、だから女性・女系を認めるべきというような主張を掲げたと、どこかのメディアの見出しだけを、目にしたのでw警告しておく。

 

鳩山さん、
お得意の、ズレまくって間延びしたような主張は、いいかげんにしときなさいね。

他の政党の党首や議員たちもだよ。

私は、このブログで、すでに何度も指摘してきた。

すなわち、男女差別だからとか指摘する前に、

「門地差別」「家柄差別」「血筋差別」継続は問答無用なのか?とね。

 

 

少し前まで、現『天皇』家に対する夥しい誹謗中傷、罵倒が激烈だったのがウソみたいに、いまでは、『秋篠宮』家へ絶賛罵倒中だ(大嗤)

 

「金箔」だ『ロココ』宮殿だと、数十億円もの税金ムダ遣いを叩きまくっていたブームも薄れ、いまは、悠仁さんの大学進学についての疑惑だの批判だのを中心に、好評を博しているようだが()

たしかに、おかしいし、根本的に間違っているのだろう、
こないだまで「成年」でもなかった、ひとりの少年の進学先について、延々と取り沙汰され、激しく批判され続けているのは。

 

さしづめ、ノルウェーの『王女』夫妻らにも指摘されていることと同様で、まるで「芸能人」のようだ。

 

それは、
『王族』『皇族』なかんづく『天皇』には、言ってしまえば、われわれ一般の国民には望むべくもない大特権との引き換えなのだろうが、

要するに、彼らには、「人権」が与えられていない、というのは言い過ぎにせよ、欠損は あるわけで。

 

だって、彼らは、「国民」では ないから。

したがって、「人権」の、少なくとも欠損部分くらいは、甘んじて受け入れるべきであると。

 

このように、基本的「人権」とも、折り合いは悪い。

だが、

あらゆるメディア系を含む商売人にとってのネタ、国民大衆にとっての娯楽のうちなので、

だーれも、誰ひとりも、

欠陥だらけの無理くりアクロバット制度、『天皇』制・『皇室』制度を廃止できる可能性についての提起は豪も しない、全く、やらない。

ひたすらに誤魔化す誤魔化す。

なぜか、どこまーでも、頑として、
『皇室』なにがなんでも維持!
という大前提しか、頭に ないらしい。

 

「伝統は、時代に適応させ、変化させてこそ」

という、小賢しいヘリクツ。

 

だったら、

『皇室』というものを戴かないことにするのも、伝統となりうるでしょうw

 

 

目の前に、そこに あると思う対象に、いっさいの疑問を持たず、
ただアタリマエと思い込む者に、およそ、哲学は ない。

こまごま「リノベーション」は得意でも、
真の「イノベーション」は全く不得手な国民性ならでは だな。

 

【続く】

 

 

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