2021.02.08 (Mon)
『朝日新聞』のエライ記者さんが、こう言うてはります。
~
かつて吹き荒れた「生活保護バッシング」が残した負の遺産でもある~
で、
わたくし、先日は、
あなたがたマスコミ・メディア側も、
『自民党』政府が主宰した「ナマポ」一大バッシング キャンペーンの それに、多かれ少なかれ加担したやろ?と、
一例として『毎日新聞』のコス狡さを槍玉に挙げておいたところですがw
だいたいね、
「コロナ禍の雇用・生活危機が続く間は原則として扶養照会を一時停止することを求めたい」
チッチッ、
おことばですがね、編集委員の清川さんとやら。
そもそもから、『生活保護』の理念の基礎って、あくまでも個人個人として考える建て付けじゃなかったっけ?
だったら、
そもそもが、あたかも「連帯責任」よろしく、家族や身内に「扶養紹介」すること自体、おかしいんだよ。
んで、
また、厚労大臣の田村ナントカいう人が、
「義務では ないが、最優先」
とかって、マカフシギなこと言ってたよね。
すげぇおかしいでしょ。そんなの、ヘリクツにもなってやせんわ。
当該者の家族や身内に、こいつを扶養してぇや、と、
シラミツブシでアタックしてみたところで、
「ほな、うちが」と引き受けるとこなんて希少なんでしょ。
いわゆる「不正受給」を あげつらう以上に、およそ合理的でないうえ、
余計な手間や経費、問題を引き起こす懸念のほうが大きいのだから、「コロナ禍」関係なく、ナシにすべきです。
だって、そうでしょ。
『生活保護』を申請しなければならない仕儀になった人って、大なり小なり、身内との軋轢や何らかの問題を抱えてきてる人は多いだろう。
そういった事情が なくても、知られて心配されるのが厭、知られてしまうくらいならと、それこそ、電車に飛び込み自殺とか、集合賃貸住宅でガス自殺だの餓死したのって、「コロナ禍」じゃなければ、放っとくわけか?
『読売』と言い、
天下の大新聞の解説委員さまですら、この程度の思考力と見解だ。
呆れるわ~┐(-_-)┌ヤレヤレ
だいたい、おたくとこの新聞社、私は、むかし、ちょっとした問い合わせを したことが あるんだけど、まあ、エラソーな口調でしたわよw
エリート意識マンマンなんでしょうなあ。
誤報とかで訂正しなければ ならなくなったときでも、これ、旧ブログ含めて、うちの過去エントリーで指摘してあるけど、
「訂正します(フンっ!!)」
ってな感じだw
まあ、かと言って、
たとえば『産経』みたいに、「お詫びしますm(_ _)m」と丁重・神妙な口調なのは結構だけども、報道機関としての基本的思考回路や見識に問題が大きいのは論外だけどさww
で、なぜか、
「ウヨ」や「ネトウヨ」から、日々に罵られるところの、
「リベラル」だの「ヒダリ」(←プププw)だの「極左」(←爆)だのと決めつけられている『朝日』や『毎日』は、とかく有料記事が多くて、
「ウヨ」や「ネトウヨ」御用達の『読売』や、
特に『産経』は、経営が苦しいにも かかわらず、無料で大サービスときてる(嗤)
私は、すでに宣言してあるけど、
単純な「事実だけを」報じている記事は ともかく、
理念的な方針や思想的な見解も多少は絡んでくるような内容の報道や解説については、昔から「(自民党)政権寄り」と指摘されてきた日本の、特に「記者クラブ」構成員の新聞社や大手メディアは、『産経』『読売』は勿論のこと、『毎日』『朝日』までをも、あまり信用しなくなっている。
その分だけ、海外からの情報解説や、世界的に定評ある新聞社やメディアの報道を重視するようになった。
ただ単に「事実」としての出来事を伝えるのみであってさえも、
先ごろの大統領選におけるトランプ陣営が繰り広げた『フォーシーズンズ』を めぐる滑稽な話題ひとつを とっても、日本の最大新聞社である『読売』と、イギリスの『BBC』とのレベルの差は甚大だった。
だけど、日本のなかで生活している平凡な一市民には、海外メディア発の記事を望んでいても、目にすることが、まだまだ少ないよね。
もちろん、英語を含めて、様々な外国語を読みこなす能力も持ち合わせないし。
それにつけても、
さすがは、不良品のモデムを押しつけてきた汚い商売の『ヤフー ジャパン』だ。
ここのニュース トピック一覧は、こないだも指摘したように、
くだらんゴシップの大連発やら、利害関係だけでモノ申す、甚だ不勉強な芸能人の「御意見番」気取りやらで溢れかえってて、もう心底ウンザリだ。
まあ、森(元)氏の失言、「女性蔑視」発言なんかは、あまりにも低レベル過ぎて、何か言う気も萎える。
だいたい、この御老体が、『東京オリンピック・パラリンピック』組織委員会トップに就いたということからして、失言ピック金メダルぶっちぎりなんだから、遅かれ早かれ、また同じような失言するだろうよと、私は思ってたけどな。
火を見るよりも明らかなことが分かってても、この人を選ぶんかと。
世界じゅうから、「黙っていては いけない」という激励が寄せられているそうだが、
こう、あまりにも多数回だと、アベシなんかに対してと同様で、「またか」と驚かなくなってるから、まともに向き合う気力も失せるのよね。
これは、じつに危険なことで、
こういうところが、日本の危うさを齎している最大の土台と思う。
イジメの問題においても、当人どうし以上に、周囲の態度こそが、問題の深刻さを左右しているよね。
それにしても、
「お黙りなさい!」
「追い詰めてやる。東京で会おう」
とかって、
あちゃらの女性たちは、なんとも凄みが あるねえ。
日本の女は、ダメだなあー。特に、『自民党』や『日本会議』系を支持してる、パターナリズム女子。
そこで、私ね、思い出したシーンが あるの。
もう何年前になるのか、ずいぶん経ってるけど、何かの大きなイベント的なテレビ番組で、たしか、華原朋美さんという歌手と、興味が ないせいか、芸名などは記憶がアヤフヤになってるけど、男性二人組の売れっ子お笑いコンビが共演していて、それを たまたま見ていたら、衛星中継で、マライア・キャリーも特別出演していた。
私は、チャンネルを変える途中で通りすがりみたいに見ただけだから、詳しい経緯は知らないんだけど、
お笑いコンビの男らに、失礼な からかわれかたか何か されていた華原朋美さんに、マライアが、
「そこにいる男たちは、あなたを大事にしてくれていますか?」
と、にこやかに、でも、ズバリと問いただしていた。
何も答えられず、ただ戸惑って苦笑している感じの華原朋美さんを、なおも執拗に、悪びれもせず、からかう ようすを止めない お笑いコンビの男たちを見て、マライアは、ついに、
「蹴っ飛ばしてやりなさい!!」
と言ってた(笑)
マライアと華原朋美さんの、同じく女性でありながらも対照的な ようす、そして、お笑いコンビの男らの舐めきった態度を見ていて、なんか象徴的だなあーと感じた。
ただね、あちゃらの人々が知って、どう思うかなあと、私なんかが思うのは、
日本の個々の家庭内では、まだまだ大多数が、実は、家計を左右する「サイフのヒモ」を全面的に握っていて、圧倒的発言力を有しているのも、女性であるということ。
あくまでも、一般家庭のなかではという話だけどね。
それも あるから、
自分の「城」たる家庭内を取り仕切る身として、亭主や子どもを支配する「影の総理大臣」でいるほうが心地良く、敢えて、外へ出てまで、少ない報酬のために、上司や先輩に気を遣いつつ、おもしろくもない仕事するのはメンドクサイという本音も あるだろう。
からだ二つ あるじゃなし、どうせ、家事・育児の殆ども、自分が やらざるを得ないとあれば尚更だ。
そのせいか、
「男なんて、テキトーに おだてて、ヨイショしてりゃいいの。表向きだけはメンツを立ててやって、その代わり、しんどいことや力仕事は、うまいこと押し付けて、手綱にぎってコントロールするのが、本当の賢い女ってもんよ」
という本音が、女性側にも根強いという実態。
【続く】