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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2018.11.19 (Mon)

「北方領土」問題――「引き渡し」「返還」

というわけで、だから、

われわれ国民の前で、どんなに言い繕ってみても、

プーチンさんが言ったという「それじゃあ、一切の前提条件なしに、平和条約を結ぼうじゃないか」云々は、やっぱり、アベシの前のめりを見抜いてるのだろうなあ。

これだけで、ハナから勝負あったと言わざるを得なさそう。

こういうのは、そのへんの一般人の日常においても、ありがちなシチュエーションです。

 

「ダサい男」代表アベシ:

「ねえねえ、結婚しましょ。でも、その前に、二人のあいだのアレとソレとコレを かたづけてスッキリしておきたいんだけど、、、どう?とにかく結婚しましょうよ、今すぐにでも、そうしましょ♪」

 

「したたかな女()」プーチン:

「でも、あなたには、ずっと つき合ってた相手が いるじゃない。そのひととのことは だいじょうぶなの?わたしのほうにも、家計が苦しいこととか、いろいろ、つごうってものが あるのだし」

 

鼻の穴おっぴろげて、にじり寄るアベシ:

「いやいや、ねえ、じゃ、こうしたら どうかなあ、ダメ?じゃあ、これは、、、あれも、、、まだダメ?頼むから、その気になってちょう;ボクちゃん、もう これ以上は待てないのよ。。。」

 

「剛毅果断の女」プーチン:

「そんなに いっしょうけんめいに結婚、結婚と言ってくださるんなら、もう これ以上、あれやコレや注文せずに、お互い思い切って、婚姻届だけでも出しちゃいましょう。あとの話は、また ゆっくり。。。」

 

慌てるアベシ:

「う、、、でも、、、でもでも、、、やっぱりですね、アレとソレとコレを何とかですね、先に かたづけておかないとですね、で、で、で、やっぱ、ボクちゃんは、すぐに結婚したいんだけどぉ~」

 

ベシが身悶えしてるのを、クールな眼差しで観察しながら焦らすプーチン、おりおり、流し目を飛ばし、色気をチラ見せ、気を持たせる そぶりを繰り返しつつも、肝心のところへ差しかかったとたん、それ以上は決して許さない。

う゛ほっ

ジジイどうしwまるで男女のカケヒキww

 

 

ひでぶアベシ!ふっ飛んだ

プーチン氏は、アベシが、特に今、のどから手が出るほどに何を欲しているかをよく知っている

「ほれほれ、おまえの欲しいものは、コレだろ?」

「が、表面うまいこと取引しようとしても、そうカンタンに貰えると思ったら大間違いさ、フフッ」

「それは それ、これは これなんだよ」

こんな感じ。

小学生がネギしょって、のこのこ行ってみたという ていのアベシだが、
案の定というところ。~

 

見てる国民のほうが恥ずかしくなってくるほど、すり寄っていってる感じがアカラサマだもん、この媚び媚びな態度。

「無自覚なオカマ(←あくまで隠語としての使用です)」wアベシは、自分には備わってないからこそなのか、心身ともに、まっちょタイプの、つおい男が好みなのよねえww

 

 

ま、前回エントリーで述べたところの『(李氏)朝鮮王室儀軌』を「引き渡し」では なく「返還」として、仰々しいまでの受け入れイベントを盛大に催し、自分の手柄としたであろう、当時の韓国大統領と似た意図を持って、
「引き渡し」を「返還」と言い替え、誤魔化し、
無知でニブい庶民国民を踊らせてヌカ喜びさせようとしても、そうは思惑どおりに いかないだろう。

なんと言っても、プーチンさんから率直・直截にクギ刺されてしまった。

いかに、おマヌケ日本国民でも、

「引き渡してくださると。おお、これは これは、、、え?は??主権は引き渡さないとな???それって、返還と どう、どう、、、ちが、、、同じちゃうの????」

このような不審を覚えないほどのオメデタ国民では あるまい。
と信じたい。

 

私も不勉強なもんで、北方4島の正確な位置がアヤフヤで、なんとなく、縦一列なんだろうとイメージしてたら、『歯舞』『色丹』と『国後』は横並びになってるのね。やっぱり、ロシア軍基地が、目と鼻の先なわけだから、何かとトラブルになりは しないか、不安。。。

 

また、

あのエリアに限り、日本人とロシア人が混ざって生活すれば良いのではという、なんだかユートピアめいたことを言っているヤフゴミんもチラホラなんだが、このことは、プーチンさん自身が、一つの可能性としては構想を持っているんだそうな。というのも、

たしかに、過去には、実際に、両国のあいだで、それに近い共生の時代や、一つの島を分け、といった時代も あったそうで、しかしながら、私は どうも、『尼港(ニコラエフスク)事件』というものを思い浮かべてしまうのよね。

今後は、日本人とロシア人の二者だけじゃなく、中国人、朝鮮人も入ってくるらしいし、こうなると、かつての「役者が揃う」ってな感じ?

 

 

同じ人種、なまじに酷似した面と同時に、やはり異なる感覚も持つ民族や国民間は、地理的に近いだけに、過去の軋轢の記憶を重層的に引きずってる場合が多いので、ひとたび、何らかの重大問題が起きると、たちまち、感情の もつれを深刻化させ、困難なことになってしまうので ないかという不安は拭いきれない。

高度な目標などを共有し、切磋琢磨できる同志なら いいけれど、
みょうに恨みだの侮蔑だのといった負の感情が澱のように、底に残っているうちは。今まさに、韓国との、そういう関係性が、またぞろ噴き出してきた感が あるし。。。

 

 

現地に詳しい識者の話によると、北方領土の住環境は勿論のこと、自然条件も非常に厳しいし、
ロシア軍基地の兵士を含めた住民らの風紀全般にも、いろいろと問題が多いらしい。

ハッキリ言ってプーチンさん自身、この界隈のコントロールに、頭を悩ませているのかもしれないし、できることなら、自分たちが直接、手を突っ込まなくても、こういう面でも、日本と日本人を、うまく利用できたらと考えているかもしれない。

そこで、実際に入ってきた日本人が能力を発揮し、生活環境や住民らの問題改善を齎すことが できたなら、現地のロシア人たちに、日本と日本人に対する親和・敬愛の感情が醸成され、では、いよいよ、日本の主権を認めましょう、このように いくかどうか。

かえって、現地入りした日本人のほうが、損害を被ることになるかもしれないのだ。

返還でもなく、引き渡されただけでデメリット大の恐れも あること、こうしたリスク面も考慮に入れなければ ならない。

 

 

領土の返還と、肝心の主権の取り戻しは望み薄であることを冷静に割り切って、この問題、ひとまず横に置いたとしても、

豊富な資源を有するロシアとのエネルギー面の取引は、『ガス プロム』など、すでに行なわれてきており、さらに積極的で緊密な経済共同開発・共同活動に関しては、日本にとってメリット・デメリットが、どれほどのものと見込めるか、その展望は、より慎重に分析しなければならないだろう。

 

今後、中国など、問題の当事国である日ロ以外の国々が参集してくるとなると、本来の主権者たるはずの日本がスルーされる かたちになってしまうわけで、というか、すでに、そうなってしまっているわけだが、ここに加わる、加わらないことの意味は、はなはだ複雑・微妙とならざるを得ないのは必然だと思われる。

 

 

なんだかんだ言っても、日本の技術は凄いんだ、他国の それは、いまだ劣っているからとウヌボレておれる時代が、今後も続いていくとは思わないほうが よいだろう。

いつの間にか、最高学府のレベルも、まだまだと思っていたはずの近隣国に追い抜かれている。

 

敗戦後の復興途上にあったときの日本の技術界も、懸命に起き上がり、歩き始めてから しばらくは、アメリカなどの先進各国から嘲笑され、侮られていたのである。

 

勤勉・堅実であるとされてきたはずの国民性イメージも、さすがに疲弊し、揺らいできたようだ。

しかし、相変わらず、圧倒的イノベーションを巻き起こすほどの斬新さ、骨太さには欠けがちに見える傾向のまま、
やはり、外から得たものを上手に真似てみて、そのうちに、自分の勝手に合うよう、ああか こうかと、こまかいところをコツコツ変えていく、大昔から、こういう いきかたが得意な国民性は、現代に至っても、『ノーベル賞』受賞分野が、物理や化学の基礎的研究で概ね固まっていて、日々、コツコツと倦まず弛まずの、いかにも地味な分野ということにも現れているような気が する。

 

 

以前、当時のイギリスの首相に取材していた、あちらの大手紙の記者の果敢ぶりが羨ましいと、当ブログ エントリーに記したことがあったが、
日本における国会質疑で、なまぬるい空気のなか、うとうと眠い閣僚を そのまま寝かせておいてやるような、弛緩しきった体たらくでは考えられぬほどに、鋭く、容赦ないものだった。

 

くだんの記者は、ただ、質問を繰り返し続けるとか、それこそ「揚げ足を取る」といった かたちで食い下がるばかりなのでは なく、首相が答えた内容に対して、疑問に思う点を すかさず挙げ、
再び、それへ答えた首
相の、些か言い訳めいた返事にも、厳しい指摘を述べて、さながら国会論戦の議員たちが面目を失うで あろうほどに、徹底的に反論していた。議員でもない、一介の記者がだ。

ひるがえって、

もともと政権寄り、権力寄りが習い性の日本の大手メディアには、そんな能力は ないだろう。

しょせん、なんちゃってジャーナリズムであるくらいに心得ておき、

かつ、胡散臭いネット サイトにも依存せぬよう注意、警戒を怠らず、
われわれ国民は、しっかりと、自分自身の目を光らせ、アンテナの感度を磨き、ピシッと立てておかねば ならない。

 

 

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