2018.11.25 (Sun)
いま、国内だけでも、他に重要な問題が立て込んでるというのに、
すっかり、この話題で持ちきりの てい。
ほんとに、あらゆることの始末が悪い昨今だ。
『大阪万博』誘致成功ってのも、私個人は、興味ない以上に、なにしろ『オリンピック』のこともあるから、素直に喜べない。
だいいち、「夢を もう一度」と願ったところで、
私が子どもだった頃の『万博』とは、時代の背景も状況も、全く違ってる。
どこかの思想家とか武道家とかのセンセイが おっしゃるには、
「動機がカネしかない、思想が ない」とて批判されてたけど、
「動機のカネ」が見込めるものなら、それだけでも上出来でしょうよ。
しかし、
良かれと、良いことだろう、というはずが、
かえって悪くなったり、危惧のタネが押し寄せてきたり、
近年は、こういうことばっかり。
さて、
「日韓」のみならず「日米」関係をも彷彿とさせる、今回の国際的アキンド事件は、「日仏」の争いの様相を帯びてきた。
やれ『ソニー』の会長さんは、もっと高い報酬を受け取ってる、とか言っても、せんないことだ。
その報酬金額が本当に妥当かどうなのか、
外部の者には分かりゃしませんもの。
監査とか経理の方面での指摘は、これは一応にせよ、指摘するべきは すると思う。顧客のためを思えばこそね。それも大事な仕事のうちなんだから。
そのうえで、「ほっといておくれやす」と言われたら、それ以上、踏み込めるかどうか。
ただ、相手は敵じゃなくて、「クライアント」なわけね。
だから、弁護士でも会計士でも、基本的には、顧客の側について、その要望に添ってあげるわけで。
以前に、『日産』の不祥事が発覚したとき、
とうとう おもてに出てこなかったことでも批判されてたし、
すでに、報酬が高額すぎるんじゃないかという声が世間に知れ渡っていても、気にするような繊細な御仁でもなかろうに、
ゴーンさんもね、自分には、受け取る価値も権利もあるんだと確信していたのなら、『ソニー』の会長さんよりも高額だけど、それが どうしたの?と、堂々としてたらよかったんじゃないか。
あくまでも法的、手続き上に問題が ないことなら、誰にも捕まえることは できないのだし、手が後ろに回る事態だけは起きなかったでしょうに。
いつぞやは、元『民主党』の、ある女性議員さんの不倫騒ぎのときに、私なんかは、不倫そのものに対して どうこうよりも、
目立つ存在になって、マスコミにも張られているのが分かってたはずなのに、なんだって こんなバカげた隙を おっぴろげてしまったんだよ!と、そのことに立腹した。
彼女は、およそ日本の議員のなかでも珍しいくらい、おつむ優秀な若手という評判だったし、もし、今後、当該政党が政権に再び就くことが あれば、どれほど活躍してもらえることかと、楽しみでもあった。
ところが、所属党が大事な局面にあるときに、こんな しょうもないポカを やらかすとは、
「プライベートなので」もクソもないわ、
それこそ、内閣で外務大臣という大役でも受け持ったひにゃ、世界じゅうの海千山千のツワモノら相手に、危なっかしくて、見ておれんがな!
ガッカリだよ!!
という気分だった。
さて、ゴーンさんともあろう人が、
なぜ、こんなに剛毅で鳴らし、抜け目ないはずの人が、こんな隙を出してしまったのか、ふしぎでならないけれど、
やはり、「うぬぼれ」「思いあがり」の恐ろしさなんだろうかと思う。
フランスの大統領を目指してたとかいう話も あるようだが、およそ政治家には、最も なっては いけない人だ。
それにしても、
最側近だったらしいケリーさんというアメリカ人の取締役は、ゴーンさんと、どういう経緯で出会ったのか。
また、
ゴーンさんが、専門家に確認して主張したという、「法的に問題ないから」という、その法的根拠とは、誰が言った、どのような内容なんだろうか。
その「専門家」というのは、ケリーさんのことか?
まあ しかし、
なんせ、うっとこの、仮にもトップが、ああいうアメぽち、トランプのペットでしょ。
これからは、「トランペットあべ」(ぱーぷー)と呼んでやろうか。
(そう言えば、「ラッパ」という隠語的用法も あったなw)
そこへ さして、
トランプさんとマクロンさんが、火花散らしてる最中でしょww
かなり奇怪な話になりそうな悪寒は あるねぇ。。。