2024.11.09 (Sat)
「爺さんv.s爺さん」に滅ぼされる『アメリカ』。
あの老人コンビの顔が並んでいる画像を見かけるたびに、溜息が出てしまう。。。やれやれ。
日本も、意外なほどの後進性を曝け出したアメリカと同様、
いまだに牛耳っている、牛耳りたがって しょうがない、爺さんらの群れ。
だが、年齢だけは若くても、なかみがズレの激しい爺さんと大差ない者たちも いる。
やっぱり、男って、だめだねえー、、、
という感想が、真っ先に湧いた。
世の権力者、大統領、立候補者、支持者、有権者、いずれの男ども。
「戦争やろうか!」
「レイプも!やりたーい」
両方できるぞ、るんるんるん♪
突き動かされる男どものサガ。
加担する女も女どもだ。
少なからぬ男は、幼い頃の自分を完全に支配していた母親への仕返しのごとく支配できないと、不安と焦燥感に苛まれる。
愛着というものは、それが激しいと、依存となり、「失う」ことへの恐れが、「奪われる」感覚を呼び、やがて、倒錯した被害意識となって、憎悪の対象へと摩り替わる。
だから、「守ってやる!」と豪語したくても、支配できない現実の自分の能力にイジケてイジケて、借りや脅威を感じさせられた女らを憎む。
不安で不安で、いっそのこと、破滅願望。
死なば諸共。
つくづく、はた迷惑な人種だのう。
ポコポコ産んだのは、誰や?(嗤)
きょうも きょうとて、
「洗練された」殺傷ツールを、幼い子どもたちの頭上に、雨霰。
「人質かえせー!!」
「土地かえせー!!」
「いいか?子どもたちよ。代々の怨み、晴らさで おくものか!と、世の果てまでも追いかけ、追い詰めて、一人残らず殺すのだぞ。それこそが、英雄の生きざまだ。神の教えの具現なのだ」
あの手この手で、いまに、世界じゅうを滅ぼすであろう男ども。
まあ、こんなのこそを優先的にビッシリ繁殖させるのが、この世の摂理のようでは あるから、この世というものも、ずいぶんなデキだわな。。。
ところで、
戦後、進駐してきたアメリカ人は、かんたんな掛け算すら できないバカだった、と述懐していた、うちの親父だが、聞けば、やっぱりと言うべきか否か、当時、親父と大ゲンカになった相手の米兵は、黒人だったそうな。
で、ぶっちゃけた話。
私の知合いに、『ワシントンD.C.』で勤務するアメリカ人の官僚と結婚して以来、アメリカに在住している女性が いたのだが、彼女の仕事先の同僚のなかには、もちろん、黒人の女性も混じっているのだけれど、くだんの知人に言わせると、やっぱり、どこか、知性が低い感じが するのよと言っていた。
何十年も前のじゃなくて、数年前、現代の話。
まあ、その知人自身が、ちょっと差別意識も あるんじゃないの?と、私は内心で思ったりしたけど、どうも、実際にアメリカで生活してると、そういう感覚になってくるのかなあという感じも窺えた。
また、これは、私が高校生だったときのクラスメートから聞いた話だが、その級友は、いわゆる「帰国子女」と言うよりも、もともと、日系アメリカ人の両親のもと、アメリカで生育しており、中学生になる頃、おとうさんの仕事の つごうか何かで、日本へ戻ったという事情だったのだが、
あちらでは、やはり、ハッキリと人種差別も経験したということだった。
当ブログの先日のエントリーで指摘しておいたとおり、
いまのアメリカの有権者が、昔の日本も そうであったように、男性だけに認められた権利で あったならば、決定的にトランプ支持者だらけ、というデータからは、アメリカという国の「先見性」「先進性」などというものは嘘っぱちの見せかけだけということが よく知れる。
いわゆる「ラスト ベルト」の落ちぶれ白人のみならず、
黒人、ヒスパニック、加えてアジアン、いずれも、突出的に偏って男性の支持者が圧倒的多数であるという、トランプ支持層の特徴。
人種を超えて、アメリカの男性たちの本音が剥き出しとなった。
それとともに、
特に田舎の『キリスト教』信者である白人の婆さまたちの頑迷固陋ぶりも知られている。ま、ここは万国共通かな。
『アフガニスタン』あたりでも、地方の女性は、あの『ターリバン』を支持しているというのだからな。
原住民たちを迫害し、黒人たちを無理やり連れ込み、過酷に使役し、
時代が下がって、やがてのことに、なまいきな黄色人種である日本人を「ちょうどいい実験台」にすることを躊躇しなかった、いまでも、本心では反省も していないままでいる多くのアメリカ人たち。
もちろんトランプ氏も、その一人だろうねw
そういった点を、敢えてなのか どうか、
あのバーニー・サンダース氏ですら、スルーしているようだ。
珍しく、サンダース氏の意見を報じている記事を見かけ、さっそく読んでみたのだが、
氏は、このたびの立候補者ハリス氏と『民主党』惨敗結果について、要は、労働者たちと、その生活の厳しさを軽視し続けたことに、民主党側の根本的敗因が あったのだと、たいへん厳しく批判していたという内容だったが、
当該の記事が、いわゆる「切り取り」仕様になっているのでないならば、全体に、ズレた趣旨に終始していた。
案の定で、「多様性を押しつけるから」民主党は敗退したのだ!という、完全にズレた主張を喚くため、このサンダース氏の発言を、つごうよく利用する「ヤフゴミん」どもが湧きに湧いている。
まあ、「多様性を押しつけるな」と言い募るヤフゴミん、すなわち、『自民党=本名:ダッピ統一壺売国党』党員、シンパ団体・組織筋らの、いつに変わらぬ、ごつごう主義な暴言については、字数の制約ゆえ、エントリーを改めたうえで、説明の労を割いてやるとしよう。
あーあ、やだやだ。毎度めんどくせえ。。。
で、
私自身も、かねて、サンダース氏のファンと言ってもいいくらいなので、この人がアメリカ大統領に、けっして なれない、なぜなら、『社会主義』『共産主義』明確な「左派」そういう存在は、ぜったいに、政治の中心部には入れないし、うまく周縁あたりに遠ざけておく、それがアメリカという国のシステムなのだなということに、かなりの幻滅を覚えていた。そのあたり、日本の政界・社会とも共通しているところだね。
しかしながら、今回、サンダース氏も、「アメリカの男性たちの本音」に加担しているように見えた。
そうでは ないのならば、トランプと『共和党』に対しても、同じか、それ以上の苦言や批判が なくては おかしいはずなのだから。
さて置き、
『キリスト教』と『イスラム教』は、なんなら『共産主義』などの政治思想も加えて、根底でルーツが繋がっているだけあってか、よく似ていると思う。
噴飯ものとは言えwキリスト教徒であることを盛んに標榜するトランプに、特に男性のイスラム教徒らは、大いに共感を抑えきれないはずだわなw
それだから、
『ガザ』が酷い目に!!『イスラエル』許すまじ!!『民主党』けしからんぞ!!等々と叫びつつも、
なぜか、
イスラエルの強固な味方であることを隠さないトランプに、ホイホイ投票しちゃうww
だいたい、トランプのオハコである口癖、
「メイク アメリカ クレイジー アゲイン!!」
じゃなかったw「グレイト アゲイン!!」と言いながら、
その実、
世界じゅうから距離を置き、一人ひっそりと背を向けて、自国内だけでモソモソしてようぜぇ皆の衆!
という主張と、まーったく噛み合ってや しないでは ないか。
トランプが良いとまでは思っていないにせよ、トランプ本人が主張して やまない「アメリカ ファーストー!!」「自国第一ィ!!」というキャッチ フレーズのこと自体は、すなおに信用しているマヌケ連中も相変わらず多いようだが、
そんなこととは裏腹に、
トランプが、やるぞ!と言っていることを、本当に、そのとおり やったら、むしろ、かえって、大事な国益や、「底辺」層からの支持を損なうようなことばかりだ。
なので、
「アメリカ ファースト」「グレイト アゲイン」なんて、実際には真逆に ほかならないのである。
こんな明白なことを理解できないのは、絶望的なまでのアホ。
かねて、私の見るところ、
自国や、自身が位置する階層、環境などに対して、「成り上がり」一家で生育した典型であるトランプのような俗悪な価値観と同時に、本物の「エスタブリッシュメント」の一員には なれないという、屈折したコンプレックスを心底に潜めているタイプの者は、むしろ、認めてくれない自国に対してと同時に、自国民に対しても、たぶん、無自覚では あるのかも しれないが、往々にして、憎悪や冷笑の気分を抱えている。
それだから、
「アメリカ ファースト!!」と叫びつつも、実際には、自国の力をドンドン削ぐような行動に出ようとしている、この甚だしいチグハグさ。
【続く】