2016.05.11 (Wed)
私も、世界的に共通して見受けられるのは、人種や国、地域とは無関係に起きていることから、男性性に由来する面が突出して大きいのだろうなと察しては いた。
おりにふれ、こういう記事を目にするたび、少しずつ考察してきて、すでに何度も指摘してあり、もう めんどくさいので、たまには簡潔に言おうw
男性は、いろんな意味で、根本的に自信がない者ほど、レイプに走る。
もっとも、
状・情況が与えられたにせよ、自分で無理に拵えたにせよ、そうできるチャンスが あればだが。
『「レイプは黒人文化」 南ア白人判事の投稿に非難殺到』
AFP=時事 5月10日(火)17時34分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160510-00000027-jij_afp-int
発言の真意と詳細は、よく分からないし、もちろん、言いかたは悪い。
せめて、疑問形にしておくべきだったろう。
けれど、
現地で生活してきた、かつ、女性であり、判事という、裁きの立場にいるからこそ、目の当たりにしてきた、あらゆる悲惨の事例の かずかずが、このように言わせたのでは ないかとも とれる。
さて、
一般的に、男性は、何らかの理由で、自信を失うと、てきめんに、まずは性的方面にて、レイプ等の歪で強圧的な行為に走りがちのようだ。
彼らは、自信を傷つけられた、損なわれたと感じると、とにかく、自分よりは弱いと踏んだ相手に対して、手っ取り早い「自信の回復」を図れるような気がしてなのか、レイプ等の性的蹂躙行為に およぼうとする。
それは、被害相手だけでなく、
当の自分自身さえも貶めてしまうだけのこと、全くの錯誤でしかないのだが、一般的に男性の性欲の、不自由なまでの強烈さが、ダイレクトに後押ししてしまうのだろう。
もちろん、そこでは、相手の人種とか所属する国等は関係ない。
自分と同じ共同体の仲間でさえも、そっちに向かうほうが、とりあえずは容易であれば、そうするだけのことだ。
女性一般の側にも、傷つけられたり損なわれたりした自信を回復したいという欲求から、自分よりは弱い対象に向けて、強圧的な何らかの行為を行うことは、めずらしくもないだろうが、
男性一般の そうした、身も蓋もない単純な肉体的発露に比べると、もう少しは、メンタル的に屈折していて、
昔からの譬えで言う「真綿で首を締める」的な やりかたを することのほうが、女性には多いだろう。
特に、男女とも、自分が保護者側として扱える子に対して発揮されがちなことは、古今東西の例に事欠かない。
ここに、もう一つ加えておく。
俗物根性。
俗悪な程度の思考能力しか備わっていない者は、こうした浅はかな傾向を強化する。
当然、世俗の、または、自分が所属する場所の価値観に、たやすく感化されるし、自覚なく、無批判に従う。
さしあたり、おのれにとっても、つごうが よいとなれば、「渡りに船」のことだ。
文化、教育、習慣、風習、これらは、切っても切れない、繋がった関係である。
古今、高等教育は、男性を対象に、より注力されてきた。
反面で、女性には、むしろ、教育から遠ざけるのが望ましいとされてきた。
たぶん、これも国際的な共通傾向だと思われるが、日本でも昔から、
「男性を立てておくべき」
といった戒めは唱えられてきた、そのことの意味。
ほとんどの男性にとって、ほとんどの女性にとっても同様だろうが、
乳母のように世話をしてくれ、優しく あやしてくれ、うっとりと包んでくれた温かい肌が懐かしくもあるのだが、
原初の自分の上に絶対的に君臨していた生ける法典、有無を言わせぬ暴君、恐ろしい女神でもある。
それに加えて、男性の場合には、女性とは、尽きせぬ神秘を、この世に体現している
「メカ女神」
であるかのようだ(笑)
解き明かしたいフシギ、
同時に、克服せねば ならぬ、
つまり、大自然の化身。
さても恐ろしいがゆえに、
組み伏し、究明しつつコントロールするべき対象のようである。
文化的特徴、というのなら、たしかに、白人の思想や文化の歴史に顕著であるとは言えそうだ。
イスラム教等に見られる、不当としか思えないほど、女性に対して抑圧的で厳格な戒律の類も、
また、それらと通底している日本の風習にも、体よく現れていること。
それは、ひとえに、
それほどまでに、
男性性とは本来、心身ともに脆弱な存在
なのであるということ。
というわけで、私に言わせれば、
キリスト教の「アダムとイヴ」神話にしても、かのフロイト大先生の お説にしても、真逆も いいとこ。
科学的にも、各方面のデータに明らかなはずである。
染色体の形状にすらも、本来、「あるべきもの」がない、ということが現れているw
それが即、悪いとかいうことでは、もちろん、ないよ。
「原始、女性は太陽であった」とか言い放った人が いたが(学校時分に読んだことある。ほぼ完全に忘却してるけど笑)
原初、男性は女性であったのだから。
『民族か?個人か?』
『ひとたまりもないのだ。』