2023.04.22 (Sat)
なにやら、弁護士どうしのスッタモンダで、女性の弁護士が、所属していた事務所のボスである男性の弁護士から性的被害を被り続けていたということが原因で自殺し、そのことで、女性側の親が賠償を訴えて出たというようなニュースが あった。
早速、「ヤフゴミ捨て場」のトップに来ているコメントでは、
「自分も難関資格取得の勉強中」という投稿者が(←ただし、その自己紹介が事実か どうかは分からんわなwなんせ、こういうコメント欄ってのは、やたら作話が夥しいからなww)、
「友だちと遊ぶのもガマンして引きこもって」大きな犠牲を払っている云々、自分が、くだんの親であったなら発狂ものだとか主張しているのを見て、またぞろゲンナリした。
この投稿者も、常連らしきハンドルかと見受けたので、「ヤフゴミ捨て場」あたりに多いヒキコモリが、とっくに大学までをも卒業しているのに、なお養ってもらいつつ、「難関資格勉強中」なのでと、ヒキコモる理由にしているのか、
もしや、こういうヒキコモリが、得手勝手な「被害意識」に鬱屈したあげく、その鬱憤晴らしに、ネットのコメント欄で、
「稼げないのは、努力が足りないんだ!!」
などと、社会的弱者や障碍者を罵る投稿に励んでいるのでは あるまいなと、
そして、
反射的に、
これは、私は詳細を読んでいないのだけれども(こういう記事を読むと、いろいろな意味で疲れてしまうので)、先日の、聴覚障碍児の子を事故で失ったとかいう両親の賠償請求で、裁判所が妥当と見積もった金額が、やたらに低いという憤りの内容を取りあげたニュースが あったのを思い出して、ますますゲンナリした。
なんかね、たとえば、いわゆる「ブラック企業」だけど、せっかくの大企業を辞めたくないという思いで無理し続けて、最後は自殺したとか、
あるいは、
出産や育児の辛さばかりを言い募って、あたかも自分は犠牲者なんだと言わんばかりの母親たちとの共通性をも、ある意味で感じるわけよ。
それこそ、
「おのれの能力に見合わない分野を目指すのは自分勝手、自己満足なだけだろ」
「気に入らないなら、ついていけないなら、さっさと転職しろや!」
とか
「産まなくてイイ、誰も頼んでない」
の一言で片づけられるわな。
今朝、またまた視覚障害者が出勤途中の駅で線路に転落したが、辛うじて、居合わせた乗客たちに救助されたというニュースを読んだけれど(視覚障碍者用の、あのデコボコした黄色のラインね、私も何度か、つまづきそうになったことが あるよ。なので、あのデコボコ線の上を歩くのは、足裏が ちょっと痛いのも あって、できるだけ避けるようにしているけど、視覚障碍者も、あのラインの線路側寄りでは なく、内側のほうを、 ちょい横に沿って歩くようにするとかは無理なんだろうか??)、
駅のセーフティ設備についても、以前から、視覚障碍者を中心に死亡事故が頻々と起きていて、改善すべき問題は指摘されていたものの、これも やっぱり、自転車レーンと同様、無理な場合が多いので無理ということで放置されてきた。
で、コメント欄には、相も変わらず、「付き添いなしで出歩くな」といったヘイト コメントが見られたので、すぐ通報しといたけどさ。
もちろん、自分が感じるシンドさや苦労について、時にはグチを こぼすことを、
親らの無責任と不作為かつ妨害による障碍と苦労を背負って生きのびてきた私だもの、
グチが悪いとかいう気はサラサラないのよ。
でもね、
くだんのコメントを投稿した「難関資格勉強中」のヒキコモリくんに聞いてみたいわよ。
いったい、なにが、そんなにも「犠牲」なのさ?
遊びに行けないことが、か?
誰かが、おたくに強要してるの?
と。
さて、近年は、ある程度の知名度とか地位や肩書を持っている男性のもとで働いていた女性などが、特に性的被害を理由に訴えを起こすことも頻々と起きるようになってきてるけど、
基本的に、同性である女性の側に付きたい私ですら、
ちょっと甘いんじゃないの?
そもそも自分側も、性的被害を性的被害として糾弾すべきこととまでは、少なくとも最初のうちは思ってなかったんじゃないの?
と、被害者側の、ある種の下心的傾向を疑う気持ちも あるよ。
まあ、いまになって騒いでいる『ジャニーズ』事務所の性犯罪問題は、ここでは置いておくけど。
そんなの、何十年も前から知られていた話だもんな。
若い頃に所属して、当時、大人気アイドル グループのメンバーだった男性も、のちに本を出して、明らかに述べているし。これは、当時も大きな話題になってたのを、ジャニーズなどに関心が薄い私ですらも知ってたから、私は、いまどきのジャニーズ アイドルの親たちだって、ほんとうに知らなかったのか どうだかなと疑ってるよ。
ただ、
どの場合に おいても、被害者側が未成年の場合は、私でも、ひとえに成人側のほうを糾弾する姿勢を とるのは基本だ。
たとえ、未成年側が、およそ子どもらしくもない野心やら欲やらを抱えた、コマッチャクレたマセガキだったとしてもだ。
子どもでありながらの俗物根性や邪まな計算高さは、やっぱり、まずは親や周囲の おとなたちからの影響が陰に陽に作用しているのだろう、ふつうは、と思うからだけど。
子どもが、最も逆らえない相手、逆らうことすら思いも つかない、困難な対象であるのは、やはり、親や養育者を筆頭とする周囲の おとなが殆どだから。
しかし、すでに一個のオトナであり、しかも、専門筋に所属していながら、どこまでも被害者として訴えることに対しては、私でも、女性だからと、いつも鷹揚では ない。
雇用主である場合の男性が、自分が雇っている女性に対して、まるで所有物の感覚を持ち、自分の言うことや欲求に従うのは当然みたいな感覚を振りかざしがちな、どあつかましい傾向が あるのは、私個人的にも経験してるけど、
私の場合、いかがわしい薬だの酒だの、知らないうちに盛られてなどという、そこまで深刻な情況には なかったとは言え、はっきり「俺の愛人になれ」と要求も されたし、二人きりになると、肉体的に迫られるということは何度も あった。
それでも、できるかぎりはユーモラスな雰囲気をもって拒否していたし、
それは、相手の男が、うちの母親の知人だったりしたのと、聴覚障碍のため、学校を卒業後も普通に就職が難しくて、飲食店などを経営している そのオッサンとこで拾ってもらったという事情も ありで、ボケっとしている私ですら、二十歳そこそこの若さながら、へたに深刻な雰囲気に してしまうと、かえって始末が悪くなりそうだという咄嗟の判断からだけど、
ほんとうにヤバい情況ちょい手前に差しかかったときには、さすがに、明白に拒絶したし、
たまりかねて母親にも言ったら、「そんなイヤラシイんか。もう辞めたらエエ」と言われたので、親子ともども、すみやかに、そのオッサンらとの交流は絶った。
ちなみに、
オッサンのヨメさんも、自分の亭主が、つよい欲情を私に向けているのは感じ取っていたと思うよ。
だからと言って、アカラサマな言動までは見せなかったけど、やっぱり、どこか屈折した態度では あったw
さて、
単なる商売人とは違う、仮にも弁護士だからと言っても、世間のことや、なんなら専門分野ですらも不勉強で、何でも知ってるわけじゃ全然ないのは、私も見てきてることだし、
道理を わきまえて、倫理観や正義感が強いという人ばかりじゃないよね。
それは、医者とか官僚とか政治家、いわゆる「エリート」の範疇に入れてもらってる肩書付きの全員に言えることでしょ。
稼げることだけが目的で、それこそ「暴力団」や「反社」に雇われてる お抱え弁護士も いるわけで。
片や、加害者の男性弁護士(←それにしても、名前負けもイイとこやな 嗤)からすれば、おそらくは、いつもどおりの「娯楽や道楽」のうちみたいなもんで、結局、ほとんど抵抗らしい抵抗もせず、何度も受け入れてたじゃないか、てなもんで、まさに「不倫ゴッコ」に過ぎないという感覚なんでしょう。
たぶん、加害者側の家族らも、「おとうさんの いつもの娯楽・道楽ね」という、同様の感覚でしょうよ。
ま、
かの『イギリス王室』の一大スキャンダルだった、当時『王太子』だったチャールズ氏を めぐる二人の女性の確執に おいても、当時の女王は、同様のことを言い放っておられたわけだし。たしかに、ダイアナさんが、なんたって次期『王妃』なのだから、らしく鷹揚に、泰然と受け入れて、見て見ぬふりに努め、なまじに騒がなければ、あんな大ごとには ならなかったでしょうよwそれが、歴代『王室』の、『王族』たる者の伝統なのに!という感覚でね。
タテマエの見てくれ死守こそ、すなわち伝統。
そんな程度の、そんなもんだ、そりゃ、『イギリス王室』に限りませんわねw
まず、
何よりも、自殺した女性の弁護士さんに対して、酷な言いかたかもしれないけど、
「あなただって、法曹の徒じゃないですか」
と問いただしたい気持ちが真っ先に来るのよ、私はね。
ご自身にとって不本意なと言うか、はっきりレイプだったんでしょ?
それは性犯罪でしょ?
生きて、弁護士を続けていれば、これから、仕事として、同様なケースの事件を担当する可能性も あり得たわけよねえ。
さあ、あしたは、またも選挙だぜ。
メンドくせえわぁ(苦笑)
こないだの選挙と まとめて済ませられたら よかったのにぃ。。。