2023.04.02 (Sun)
もう一回、私の眼から見た、この かたがたについての感想を少しだけ。
まずは、
唱えてたことと、やってたことの乖離がヒドイ!!
と憤る声が満ちているなかでw
こういう指摘も一つ あった。
私自身、真っ先に思い浮かべたことだったので、同じようなことを指摘する人も僅かながら いるんだな、と思ったのは、
ずばり、上野千鶴子氏の不倫だった お相手、かつ、「15時間」だけの花婿wだったらしい色川大吉氏の意識状態は、まさに、その15時間前には如何な状態だったのかしらんということ。
たしか96歳だったか、お年が お年だからね。
まるで「後妻業」だというキツイ揶揄も あったけどw
それ以上に、私が怪訝に思ったのは、
そもそも、親を見送る年齢ともなれば、そして、それに関わる手続きや処理を実際に経験していてフシギもない年齢となって以降は、次には自分自身や自分と生活を共にしている人のことを考えざるを得ない日々が やってくる。
これは、若い頃には想像も つかなかった切実な問題の一つとなる。
それを、数十年もの長きにわたって、実質は「内縁」関係とか「事実婚」のカタチとは言え、深く関わって暮らしていながら、老いが加速していく両人とも、何も考えないまま、「その日」を迎えてしまうもんだろうか?という疑問だ。
特に、資産や金銭が絡んでくることの処理は、まぎれもない身内と言えど、かなりの複雑な手続きを要請されるし、ましてや、すんなりとは行かない間柄、義理の人間関係も加わってくること必定となれば、ふつうは、心身の自由が辛うじて残っているあいだに、いろいろの後始末の事項について、自分の望み、また、相手の要望も汲みつつ話し合い、可能なかぎりの手を打っておこうとするはず。
『東大』の、あるいは、国内有数の立派な学者を務めてこられた、優秀で怜悧な思考力を お持ちのはずの御両人、それが、亡くなる「15時間」前まで、何も できずにいて(「実験中」とかも言ってたっけ?知らんけどw)、ほぼ最後まで、ただ迷うだけで、手を拱いていたなんて、、、
まあ、信じられない話だねw
聞くところによると、
上野タワマン千鶴子あ、失礼、
上野ベンヴェー千鶴子あ、またまた失礼、
この、上野大教祖、ちがった、
『東大名誉教授』の、計算高さと子どもっぽさの見事なまでの並立ぶりは、じつに「人間らしい」よね!w
こういう、ものすごい抜け目のなさ、計算高さと同時並行できる稚拙さ(←遅かれ早かれバレる、と言う意味でw)、並はずれた子どもっぽさは、まさに、うちの両親も そうだった。
ふだんは忘れてるんだけど、不快を もよおすくらいに、まざまざと思い出させてもらいましたわww
そりゃあ、「養子」という方法を とることによって、色川氏側の名字を名乗ることになるのも避けたかっただろうしw
できれば永久に、
「唱えてたことと、やってたことの乖離がヒドイー!!」
と憤るパンピーの怒号を巻き起こすことなく終えたかったでしょうねえ、切実にw
私は、すでに言っているように、上野千鶴子氏のことは、ほとんど知らないままだったのだが、
それでも、
この人の名を見かけると、わりと いつも、嫌悪するらしき、要するに芳しくない評価が伴ってくる傾向も垣間見ていたので、なぜなのかなあと、少し怪訝に思っていた。
べつだんの興味は湧かないので、とくに調べることも しなかったから、ほとんど知らない人のままだったわけだが。
「ウヨ」や「ネトウヨ」らが殊のほか糾弾したがる「『左翼』の欺瞞!!」「ダブスタ!!」という点に関して、時々見かけるのが、たとえば『日本共産党』の党首たちの「ゴージャスな暮らし」って事例なんだけどw
私自身はね、まず、
「右翼」や「保守」を名乗るほうの連中だって、えらそうに言えた義理なのかい!(嗤)「おまゆう」と違うか?(嗤)と、ツッコミたくなるだけだから、そういうことを糾弾したいとは、とくには思わない。
むしろ、
どうぞ、ご遠慮なく、可能なかぎり豊かに お暮しくださいな、
くらいに思ってるよ、キレイごとの嘘で飾ったりしないかぎりはね。
ただし。
弱い者いじめ、マイノリティいじめは許されない、それだけだ。
ましてや、
国民・市民すべての生活レベル向上に粉骨砕身の努力を背負わなければ ならないはずの政治家がね、
「さもしい顔して」
なんどとホザくのは、断じて許しません。
しかも、おのれ自身が、裏でサンザンに汚いコソクな手を駆使しておりながらね。許さんよ。
さて、上野千鶴子『東大』名誉教授さんは、
「みんなで平等に貧しくなろう!」
とかとも提唱されていたそうで。
なにを言ってるんだろうか、マジで言ってるのか?この大先生はw
私なんか、もう何年も前から、
「富裕層・裕福層は、そのままでも結構だから、全体の底上げをサッサと やらんかい!!」
と言ってきた。
それなら、誰も悔しい惜しい思いを せずに済むし、損する層も生じないでしょ。
『東大』名誉教授かあ。。。w
『イェール大学』名誉教授のリフレ浜田大先生を、またぞろ思い出したわww
それから、
故 鈴木邦男氏についても再び。
これも、『創』編集長である篠田氏のコラムを読んで述べることなんだけれど。
鈴木氏は、いわゆる「直情径行」、生真面目な「熱血」タイプだったのだろう、ご生前の主張の内容を伺った かぎりでは、良くも悪くも、かもしれないが、まずは、とても分かりやすい人だったんだなと思う。
まあ、分かりやすいのは、「右翼」とか、右翼に限ったことでも なくて、「左翼」についても同様だと思えるんだけどもw
当の鈴木氏も、さすが、嘘偽りのない、言行一致たいせつ!というわけでか、ご自分の名も住所も堂々と明らかにされてきており、その結果、慎ましい お住まいに、あろうことか、放火されたことが あったそうな。
そのときの現場写真を見せてもらって、いまどき、こんな懐かしいような質素なアパートが残ってるんか!と思えるほどの、侘び住まい(失礼;)
いいよね、あたし、きらいじゃないわ、こういう人(苦笑)
ただし。
このように、
「自分の意見を主張するなら、顔や名前を出して言え!」っちゅう、一見ごもっともな、分かりやすい主張は昔から聞くところだけれども、
(『「就職できなくて震える」だと?』)
私は、これには単純に首肯できない。
なかんづく、社会的マイノリティや弱い立場の人々に対しては、命取りになりかねないほどの危険が伴う恐れが高く、残酷とさえ言えよう主張であり、それこそ、弱者側への言論統制の効果を大きく持つものだと思う。
かく言う私だって、
家賃が安いことに しがみついて、カツカツの暮らしだというのに、自分ちの安アパートの隣室に、極の付く「ウヨ」なり「サヨ」なりが住んでいたために、ある日、とうとう、放火されたわ、なんてことになったら、、、
わるいけど、ソッコー出て行ってもらいたいと願うだろうw
こちとら、そうですかと言って、素直に引っ越しも ままならないんだから(苦笑)
弱い立場の生活者を巻き込んでも、激しく主張活動したいのなら、周囲に空きスペースをタップリとった、一軒家で生活してくださいよぉ;と要請するかもしれないww
あ、そう言えば、
こないだの早朝、ゴミを出しておこうと、階下に降りていったら、2階の奥まった部屋の玄関前に、警察官が何人か集まっていて、
「ゲゲッ!なにごと!?」
と驚いた私が、思わず、ゴミ袋を握り締め、ビックリまなこでジロジロ見詰めたら、おまわりさんたちは、ちょっと恥ずかしそうな ようすだったが(笑)
いちばん下まで降りた所の敷地内に、『大阪府警』のバイクが何台か停めてあった。
いまだに、理由は不明だ。
でさ、
顔や名前や所属が明白でも、言いたい ほうだい、トンデモ発言を繰り返してきてる連中なんて、特に、権力層には大勢いるじゃないか。
それでも、
とくに罰されも せずに、相変わらず、のうのうと、ふんぞり返ってるわな。
権力を持ってるからだよね。
そりゃ、
顔も名前も公開してるぞー、だから、どんなエゲツナイことも言えるはずだろー、言いたいほうだい言わせてもらうぞー!
とは ならないはずでしょ。
「死ね」だの「殺せ」だのとは。
要は、匿名だから どうだこうだという単純な話に留まらない。
問題の本質は、あくまで、
主張すること、言ってることの なかみ
なのだ。
【続く】