2021.08.28 (Sat)
『【続】暴力団、ターリバン、アメリカ大統領――どの口が言う?(嗤)』の続き。
『アフガニスタン』情勢に戻ると、
今度は、またまた、あの『椅子椅子』じゃなかった『IS』系テロ組織が暴れ始めて、これが また、『ターリバーン』と敵対しているんだそうで。
どこで敵対するのかというと、『ターリバーン』みたいなバリバリ原理主義を向こうに回して、同じく原理主義の狂信者どもが負けじと、教義の徹底度が足りん!怪しからん!!とか、文句ブーブーだってさ(呆)
日本の学校の校則みたいに、しょーーーもない細かさガチガチ。
『カーブル空港』近辺で爆発騒ぎが起きたという一報が あったかと思ったら、やはり、一般のアメリカ人たちを含めた死傷者多数だという。
ほんとうに、始末が悪い。
タイミングを見誤ったアメリカは、結局、この爆殺事件に対し、武力行使を宣言したという。
結局、こうなるんだな。。。(溜め息)
トリモチに足首を掴まれたごとくに、
乾いて崩れやすい擂り鉢状の穴のなかへ、否応もなく引きずりこまれていく。。。
『ターリバーン』も、国内を掌握した以上は、全面的に、治安を確保できないようでは、やっぱりね、政権を担う資格なしと、出国を望む民衆は、ますます増えるだろうよ。
『IS』を、アメリカに やっつけてもらう代わりに、本気で融和姿勢に努めるか?
「ヤフゴミ捨て場」では、アフガニスタンの一般国民を貶すコメントが多いようだけど、
『ターリバーン』に銃を向けられて、死傷者が出ても、なおも抵抗のデモを やめない、あちらの市民たちは、
「茹で蛙」からフリーズしたまんま固まってる日本人なんかよりも、ずっと根性あると思うぞ。
「軍事力を!国軍を!防衛費を!」「中国が!韓国が!」等々と喚き散らしてる、そこのヤフゴミよ、あんたに できるか?
自分に銃を向けられ、目の前の仲間が倒れても、怯まずに、抵抗の意志を突きつけ続けるなんてことを。
『自衛隊』に入る気力も体力もなく、ひたすら勇ましいコメント投稿に明け暮れ「自宅警備員」を自任するしかないヘタレのアンタに。
さて、
先日の『「テロリストを産み育てたのは、アメリカ自身だ」。』のエントリーで述べたように、
進攻した『アメリカ』と連合軍は、『アフガニスタン』を空爆し、無辜の一般市民たちにも構うことなく、甚大な被害を与えている。
かたや、
当のアフガニスタン政府は、トランプ政権時の、『ターリバーン』側との「和平交渉」に向け、米軍縮小する過程で、圧力を かけるために、空爆を増加させたという。
つまり、
あっさり失敗に終わった「和平合意」後、駐留軍縮小とともに、アメリカは、空爆を止めた、その分が、あろうことか自国政府当局による空爆が増えることとなり、これまた、アフガニスタン一般国民を酷い目に遭わせてしまった。
アフガニスタンの一般市民・国民にしてみれば、アメリカも、自国政府も、もちろん『ターリバーン』も、いずれも、自分たちを迫害し、殺戮してきたわけで、どの連中も、信用に値しない、つくづく厭な相手に違いなかろう。
そうして、
結果的に、中東からのイスラム移民が、これからも世界じゅうへと散らばっていくのだ。
そのなかには、
実際そうだったように、劣等感を拗らせて、逃れた地でテロを起こしたり、祖国のテロ組織に入りたがったり関わったあげく、やっぱり、もとの生活に戻りたい、帰らせてくれと懇願する愚か者たちも少なくないわけだ。
20年もの あいだ、
アフガニスタン政府は、それ以上に、アメリカは、なにやってたんだかな。
最後に、付け足し。
このアフガニスタン情勢のように、最新の話題について既出の、または受け売り まる出しの情報分析しか できないで、最初から終いまで陳腐な解説で事足れりとする「識者」だのヒョ~ロン家だのの、自己満あふれる駄文を読んだあとほど、
「ちっ、時間ムダしちまった」
と思うものは ないと、私は以前から言ってきた。
それは、「どこかの大学で教えております」職種にも往々見かけるし、
アタマでっかちな専門家あたりが繰り出す、トンデモなまでに空虚な解説をトクトクと垂れて見せるのも、
はては、
本人だけは、いまだ現役「インテリゲンチャ」を気取っていても、もはや、単なる年寄りの自慢話に過ぎないレベルの出来に至るまで、
いずれも、やっぱり自己満あふれる駄文の類を読んでしまって後悔するのは同じこと、
この、やってしまいがちな失敗を、ついつい、またも やってしまった私。
というのは、
田原某氏という、本職は何を されてるのか、私には、いまだに、よく分からない御仁なのだけれど、
たしか、『朝まで舐めて』なんとかいう、昔のテレビ番組の司会を されてた?ということくらいしか知らない。
ことには政治の話題に おいて、なぜか、ここぞと しゃしゃり出てこられる高齢者と知っていながら、つい、「本当の理由」なーんて、思わせぶりな見出しにつられ、幾分かの期待を抱いて、記事を読んでしまっただけに、なんとも言えない やるせなさを再び味わうハメになるのだから、ほとんど自己嫌悪に陥ってしまう。
いや、
ほんとうに、これを最後、もう二度と、読んでみるかという気は起こさないであろう。
そのくらい、「こんなんでも、原稿料もらえるんかぁ、ラクな商売だなあ」と思わされてしまう書き手の代表格の一人なのだ。
この事情を知ってくださってる人も おられるだろうと思うのだが、
通常、私は、「ヤフゴミ捨て場」のヤフゴミんを、『ヤフージャパン』経営・運営陣とともに、こよなく軽蔑しているw
それでも、たーまーに、まともな、とか、的を突いてると思えるコメントが投稿されているのを見かけることも ないわけでは ない。
まさに、今回の、田原某氏の、相変わらずな「年寄りの自慢話」的コラムについて、ずばりと、容赦のない辛口批判を述べているコメントを読んで、珍しく同感できた しだい。
くだんの御老体は、死ぬまで舐め、いや、現役バーリバリの見本たるを示したいのだろうけれども、
こういう分野の世界に おいては、はっきり言ってしまうと、「老醜を晒し」ていると言って過言でないほどに、無理してるなあ~、全然、ついて来れてないやん、という感想しか湧かない。はっきり言って、哀れなほどだ。
ずけずけキッついことを並べてしまったけど、
『アエラ(週刊 朝日)』は、田原氏が司会担当していたテレビ番組の経緯とかも あるからなのだろうか?そのへんの義理絡みで、敢えて、登場枠を確保してあげてんの??
いまとなっては、骨董的価値すら あると言えるくらいに、お若かった頃の活躍ぶりが、さぞ華々しいものだったのか、私は殆ど全く知らないのだけれど、
少なくとも、現状、
こうも通り一遍な、かつ低レベルな見解や解説モドキしか出せなくなってしまったのなら、
ご本人に、なお言論人としてのプライドが残っているのなら、その名誉のためにも、
もはや潮時と、引退勧告してあげるほうが、よっぽど親切というものだ。
ことに言論界に おいては、敬老精神は無用。
かえって残酷。
トランプさんは勿論、バイデンさんも。
それ以上に、
日本の政治屋老人会も。
いわゆる「左翼」の連中だって、内部は「男尊女卑」が まかり通っている世界なのだと、むかし、聞いたことが あるぞ。いまは、どうなんだろうね。
男のサガだけは、ミギもヒダリも変わらないってことか?w
とにかく、『自民党』の腐臭ただよう爺さんらは、おもねる女だけを侍らせて可愛がり、若い者もシッカリひきずり込んで、自分たちの腐敗の跡継ぎを育ててきた。
その甲斐あって、若い者らもシッカリと腐臭の「薫陶」を受け、腐敗後継者たらん心得を身につけているものと見える。
「新型コロナ」との闘いでも、シモジモの命なんか、どうでもいいと思ってるのがミエミエで、
どこまでも商売政治屋の『自民党』は、何を やっても、「実」というものが なく、「旅行だ、お肉券だ、お魚券だ」と騒ぐだけ。
およそ真剣みがなく、不真面目そのもの、
タカを括った、悪い意味での楽観性。
もう、次の「総裁」選など、「コップのなかの嵐」しか興味が ない、
それしか見ない。
『カーブル』への自衛隊輸送機手配も後手後手。そりゃそうなるわ。
すべてが後手後手。
…無残やな。
かの国、この国、老も若も男も女も。
幽かな光は消えゆくばかりだろうか。
それとも再び眩く差し始めるだろうか。
ただ、
もわ~っとした腐敗臭のなかで、苛烈な光に曝されるのは厭だなあ。。。