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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2022.12.21 (Wed)

前々から思っていたことを。

それは、「同性カップルは非生産的」云々とかいう決めつけについてである。

いったい何をもって「非生産的」などと思うのかワカランのだが、
たぶん、まずは子どもが できないでは ないかということを言いたいのかな?と。

ならば、それは的外れ。

いちおうは一般的な男女の組み合わせで あっても、できない場合は できない。

むろん、昔から ままあることだし(このことを考えるにつけても、安倍もと首相夫妻の典型的ケースを思い出し、彼らの側の主張・スタンスとの現実的矛盾と、どうしようもない滑稽さを感じることを禁じえないものが ある)、それこそ、「借り腹」なる考えかたや対処の方法が存在した陰では、女性たちの屈辱や苦難も多々伝わっている。

同時に、

養子を迎えるという対処も、大昔から多々見られた方法で、子が できない母方の伯母夫婦の跡取りとして養子となったことを、幼い時分には知らずに育ったという、うちの親父も、その一人だった。

さて、この方法なら、異性だろうが同性だろうが同じなわけで、
子を持てないから非生産的、というリクツは成り立たない。

生殖分野の医学が発展した現代では、なんなら、昔の「借り腹」に替えて、それこそ「借り精子」でもって、女性どうしで、子を持つことも可能だ。

 

私なんかは、自分自身の!遺伝子!などということに固執する気がサラサラないので、異性であれ同性であれ、ほんとうに惚れた相手の遺伝子を受け継いでいる子を、自分自身で産めるのならば、もう それだけで単純に嬉しいんじゃないのと思える。少なくとも、「あなたの子よ♡」なんて言えちゃうシアワセ(笑)

 

もっとも、私の実際は、病気のために産めない身となってしまっているし、もし、病気でなくっても、どうやら、そもそも、妊娠・出産に耐え得る体質じゃなさそうな生まれつきでは あるのだけれど。

 

あるいは、

「同性結婚を認めるにせよ、その前に、いろんな問題点を議論してからだ」などと、尤もらしいことを言いつつ、その実は、まぎれもない偏見と差別がアカラサマになっていることに自覚が ない連中も いる。

 

だって、男女の組み合わせでもと言うか、男女間のほうが、古今東西、よっぽどトラブルだらけなのが現実でしょうにw

むしろ、子どもが できるからこそ、深く拗れたり、ど修羅場にも なりがちだったのは明らかでしょ。

どう転んでも、
異性どうしだから、同性どうしだから、それゆえに、と言うべき問題は関係ないのよ。

 

ましてや、あほウヨ系が よく言い募る、

「同性カップルが増えてしまったら どうするんだ!」

という主張、これを目にするたびに、

「杞憂とかいうよりもな、こやつら、もうちょっとは科学的に考える能がないのか」

と、呆れてしまう。

 

一般的、通常的の異性どうしの組み合わせ、そうでないことには、子を儲けることが不可能であるのは自然・当然のことだった。たしかに、現代に おいても依然として最も多いパターンの組み合わせである。
同性どうしの組み合わせは相変わらずマイノリティであり、これが大逆転してマジョリティ化することは、今後も、おそらく、あり得ないだろう。それが自然の摂理としての少なくとも現行システムだからだ。

だが、基本から外れたように見える少数は、一定の割合で、必ず出現する。これ自体も また、自然の摂理として現れる。

バカなウヨ系は、何を考えるにしても、根本のところや本質を見ることが ないから、ほんとうにトンチンカンなことばかり言う。

 

だいいち、原初の摂理に おいては、「異性」などという存在は なかったのだ。

 

もしかしたら、いつかは、「男性」なる存在が なかった頃へと戻っていき、全く「自分だけの子」を産んでいたようなシステムに返ることが ありうるかもしれないのだが、

そもそも、男性というものを出現させたのは誰だったのか。

 

女性のなかに男性が あり、男性のなかにも女性が含まれる。

 

あ、それと、

同性婚は「キモチ悪い」などと言い放ってたらしい『自民党=じみんダッピ統一壺売国党』の地方議員も いたようだが、このオッサンにも一言。

「あたま・性格・容姿、ものの みごとに三拍子そろって醜悪、拾えそうなところが全く見当たらないオマエさんのごとき存在が、仮にも『議員』で いられるということのほうが、よっぽどキモチ悪い!!ってのemoji

 

 

ところで、

きょうは、汀 夏子さんがお生まれあそばした日だそうな。

彼女のバースデイの数字は、私のと、フシギなほど重なっていて、それを知ったときは嬉しくも少し驚いたものの、しかし、こういうことも また、なぜだか、私には わりと多く見られる現象なのです。

ともあれ、

いよいよ「後期高齢者」になられるとは(ご本人は、言わないで!!と おっしゃってたようなのに、ごめんなさーい;苦笑)、過去の動画を拝見するたび、私も、信じられない思いになってしまう。

時の流れが。。。だんだん速さを増していく、時の流れ。。。

そして、

アタシだって!わりと近頃まで!?w
ポニーテールの女子高生 だった、はずなんだよぉ~!!
と、叫びたくなるww

 

でも、お互いが、どんなに おばあちゃんになっても、愛しておりますemoji

 

汀さんの周囲を幾重にも とりかこみ、同様の思いを共有してこられた熱烈なファンの かたがたの、はるか後方の物陰から見つめるわれと わが腰を さすりつつ、そっと、そ~っと、せつなる願いを私も また捧げておりますのでございます

どうか健康第一にemojiどうか、おすこやかにemojiと。

 

いやぁ しかし、以前も言ったようにサ、こんなことが起きるんだなあと、いまだに驚きを引きずってますわ。

このトシになった自分よりも、ずっと年上の、しかも同性に惚れちゃうなんてことが あるんだぁ~emojiと。

心底ビックリした。高校時代の友人が、いちばん驚くだろなあ。

 

すごいじゃ~ん、汀さんのチカラ。

いまでも「釣れた」んだからね!私を。

ほんの数ヵ月前まで、『宝塚』や「男役」に何の興味も なかった私を。

 

興味なかった理由は、過去エントリーでも述べたように、子ども時分、それこそ「男役」に対する違和感を真っ先に感じたからなのだが、

どうも汀さんは、いかにも『宝塚』的な「男役」さんたちとは、外見からしてが、どこか ちょっと異質なのよね。それゆえ、汀さんに対しては、こんな私でも、他の男役さんに覚えがちな違和感が薄いのかなと思う。

 

まあ、私が、同性に恋愛感情を持つ場合には、男性的とかボーイッシュなタイプよりも、むしろ、女らしいという以上に女っぽいタイプが、もともとの好みの傾向だからということも あるのかも?だけど、
汀さんって、素顔では、本来、ふつうに可愛い女の子らしさを持っていたでしょう。

ところが、「女性に戻っている」ときのほうが、みょうに意識して、なんか緊張すら してるみたいな感じを受けるのよね、当の御本人自身が。
ひょっとして職業病?(笑)

なんともフシギな話だけどね。

実際、ステージに立っておられるときと、それ以外のときのギャップが、思わずビックリするほど大きいもん。このギャップの大きさは、人を飽きさせない、目を離せなくするのよね。いつ見ても、いつも、どこかが、前とは なんとなく違ってるフシギ(笑)

 

ほんの15、6歳から、ぜったいコレやりたいんだ!!と、脇目も ふらずに突き進み、しかも、その道が、前代未聞級に大当たりしたのだから、まさに、この「天職」をば手離すものか!って なるわよね。なかなか、一般的に、そうそう ないことだと思う。

大多数の人は、たいして好きでもないし、気が乗らないどころか、どっちかと言うと、きらいなことであってさえも、しぶしぶ妥協しながら、どうにか折り合いを つけながら生活してるものだろうし。

 

スター性ゆたかな人の共通点として、サービス精神の旺盛さという面も大きいと思うけど、そういう、一種の「律義」さでもって、ファンたちの期待を あまさずに応えようと一所懸命なのだから、女の子たちは感激して喜ぶ。なにしろ、世の多くの女性たちを喜ばせ、たちまち夢中にさせるパワーが あるのだから、しかも、これ、個人的魅力も さりながら、なによりも、プロとしての お仕事なわけですからね、これは もう、殆どの男性にとって、羨ましき、あらまほしき、「目指す理想」のうちでも あるはずでしょう。

「はり合う」立場になりかねないw男性から見てさえも、こういう律義さ、健気さってものは、みずからも、このようで ありたいという、そこのところで、「意気に感ず」というふうな、グッとくる共感をも覚えるのでは ないだろうかと。

 

そうして、汀さんも また、彼女にしか できない「スタイル」というものを、若いうちから探し当てていき、築きあげてこられた。

いかに「男っぽく」見えるのか どうかなんて、もはや、どうでもイイことね。
その人の醸し出す、滲み出る持ち味だわ。

 

もっと早く出会えていたらな~と思う反面で、

高校時代のクラスメートに、
「ねえねえ、汀 夏子って知ってる?」
と、話しかけられたとき、
「え?ミウラって誰??」
と聞き返して、「あ、ええわ」と、ソッポ向かれた あの頃。

友人は、私がノッてきたなら即、「いっしょに『宝塚』見に行かへん?」と、誘うつもりだったんだろう。

でも、友人は、裕福な家の娘だったけど、私には、公演のチケット代も、電車を乗り継いで通う余裕も ない。ましてや、貢ぐプレゼントも できやしない。

せいぜい、あの友人に託して、ラヴレターemoji届けてもらうくらいしか。。。(苦笑)

もし、なんとか工面して通ったとしても、

「おまえはぁ、、、!emoji『宝塚』より、ガッコの勉強せんかー!!emoji

と、親に どやしつけられて、苦しんだろうと思うの。

 

20代の頃、シナリオ作家の道に進もうかなぁと思ってたことも あって、
その頃に、汀さんのファンになっていたならば、筆を折らずに、汀さんのためのシナリオを捧げたかもね。

「外に出る」という言いかたを するみたいだけど、退団してしまえば、一般の芸能界のなかに おいても貫き通したいと、汀さんが つよく思い続けた「男役」のニーズって、なかなか、やはり、どうしても難しいでしょうから。

【続く】

 

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