2021.06.20 (Sun)
『【続】最近の話題いくつかのなかから』の続き。
次の話題は、
『ミャンマー』から来日したサッカー選手の「亡命」だか「難民」だかの騒ぎについて。
亡命だ難民だと言っても、もともと、いまの軍事政権に睨まれていたわけでは全然なく、
それどころか、国の支援を受けて参加したサッカー大会が目的で やって来た日本のなかで、例の「三つ指立て」パフォーマンスを やった、その事のみで、自国に帰るのが恐いという理由らしい。
私は、
「ああ、狙ってやったんだな」
と思ったけどねw
その『ミャンマー』では、あれだけの紆余曲折を経たにも かかわらず、
またぞろ時代錯誤な軍事政権に逆戻りし、幼い子どもまでが銃殺されたとか。
いまでは、老若男女が、現政権に抵抗するべく、まだ子どものような少年までが、ゲリラ戦の実行に備えてだろうか、痩せた腕で、物騒な銃を扱う訓練など行なう事態にまでなっていると、先日のニュースは伝えていた。
今回、日本国内での試合を終え、滞在していたホテルを出るとき、逃げ出そうとしたが失敗したという、くだんの青年は、そのとき、いったい どこへ逃げるつもりだったのだろうか?
結局、帰国のため到着した空港内で、「保証人」を申し出た同胞ミャンマー人の支援を受けることになったそうだが、
日本の弁護士さんとの面会は恐がっているとか、なんだか、腑に落ちない話も出ていた。
こういった、亡命とか難民などの話を聞くと、私も、真っ先に思うのは、
「残してきた家族や仲間のことは心配ないのかな?」
ということ。
私が、この青年の立場だったら、最初から、危ないパフォーマンスなどは やらない。
しっかり帰宅することしか考えないだろう。
やはり、家族の危険が あり得るのなら当然のことだし、
政情不安であるなら、かえって、家を離れて国外へ出ること自体を、いまは避けておこうとしたかもしれない。
ヘタに自分だけ出国し、そのまま二度と会うことは なかった、、、なんて悲劇になるのも、
皆が戦っている さなか、自分一人だけ、うまく逃げ出したみたいな経緯になるのも、いやだから。
すでに、平時から日本に滞在していたところを、思いがけず、自国での突発的政変が起きて、帰りたくても帰れないといった事情とは全く異なるし、
以前から、権力側に、要注意人物として睨まれていたりとか、厳しく監視されていたわけじゃないのだから。
やっぱり、「亡命」だとかと呼ぶのは おかしい。
「キミ、狙ってやったでしょ?w」
とは思いつつも、
でも、強制送還とか知らんぷりも できないね。
さて、
「ヤフゴミん」らの感情第一ぶり、論理性の欠如ぶり、読解力の乏しさと甚だしいズレから来るのか、勘の鈍さや先見力の皆無さ、判断力と見識の歪み等々には、異常性すらも感じさせられ、唖然と させられっぱなしなのだが、
最近は、『自民党』スガ政権が、思うさまゴリ押しするつもりがマンマンの あらわになってきてます、ゴリゴリ『五輪』。
これに絡んで、
『緊急事態宣言』発出と解除とが、『五輪』には関係ないのだ、いや、あるのだと、ここでも真っ二つの様相だ。
また、これまでに、いろいろなスポーツ大会等で、大ぜいの観客を入れるようになったのに、『五輪』は無観客でというのはムジュンしてるだとか、いや、だからこそ入れてしまうべきなんだとか、ここでも割れてるみたい。
私が察してきたのは、
いずれも やっぱり、ゴリゴリ『五輪』に関係してるんだなwということ。
まず、
「医療逼迫基準に達していないうちから早々と『緊急事態宣言』発出した東京都」も、一つには、『五輪』を目前にした時点でサッと華麗に解除したいがゆえなのだろうw
これは、やっぱり、「印象操作」のためでもあるのだろうと。
つまり、
「パンデミック」や「緊急事態」などでは、もはや ないのですよ皆さん、
すでに脱したのです、だから、『オリ・パラ』開催も できるんですよ!
というイメージ付けのため。
それと、
案の定、ここに来て、やっぱり、大人数の観客を入れるんだという話になってきたでしょw
最初から、このための下準備とか根回しみたいなものだったんだろうね。他の いろんなスポーツ大会などで、観衆を入れるようにしてきたのは。
「他の大会で、大ぜいの観衆を入れても だいじょうぶだったんだから!」というリクツや理由付けのため。
で、「ヤフゴミん」らのように、
「だからぁ、五輪も観客アリでやるんなら、他の規制も全とっぱらってしまえばイイはずじゃん!?」
というブーブーも、政府にとっては効率良く、都合がイイ。
だって、他の大会で観客アリだいじょうぶだったじゃん→
『オリ・パラ』観客アリだいじょうぶだったじゃん→もう全部がモウマンタイで だいじょうぶだぁ!!
「だから、要は、『オリ・パラ』以外の一般の大会だろうが何だろうが、全て、粛々と、もとに戻しちゃうべき!」
という論調が席巻してきてるw
またまた今度は
「直行直帰」で「安全・安心」、って、営業部かよww
だいたい、不自然なほど順調に、増えたり減ったりしとるがなww
ま、私は、
去年、アベシの私利私欲のために「1年延期」と決めちゃったとたん、
なぜか、東京都の感染者数がドバッと上がった現象のことを、忘れては いませんw
私は、政府の発表も、ほぼ信用しない。
今度の『五輪』も、
少なくとも開催中および『オリ・パラ』から来た影響が明らかだと、すぐに指摘されそうな間は、徹底的に隠蔽するはずだろう。アベスガ政府のことだもの、この実績は、すでに何度も やらかしてるからね(嗤)
2、3日前だったか、『時事通信』あたりが、全自治体が7月中に、高齢者向け接種を終了の見通しとかいう政府の勝手な願望みたいな「調査」とやらの発表を、まんま垂れ流してやっていたけどwハッキリ言って、それは虚偽に等しいんじゃないのか?
以前も言ったように、
私は早くから、むしろ『五輪』後の国内の人的動き
(特に、各地から やって来るボランティアやメディア等の関係者の出入りや動き)
のほうを、より懸念しているのだが、これについてのシミュレーションは、いまだに出さないみたいだしな。
ま、いずれにせよ、あるていど経ってからだろうかね、
この結果が、多かれ少なかれハッキリしてくるのは。
国家あげての、まさに「実験」ですなあ。
先日、過去エントリーを、あらためて示しておいたように、そもそも、最初から、『オリンピック』やる場合じゃなかろうに、と反対していた私にしてみれば、なんで、こんなことに巻き込まれなきゃならんのよ?と、心底、腹が立つけどさ。
この「実験」結果は、スガ政権浮上効果よりも、退陣へ繋がる恐れのほうが高いのは勿論のこと、
いくらなんでも、ここまで来たら、ほぼ全ての有権者は知ってるからね。
自分自身にメリットが あろうが なかろうがですよ、
『自民党』とは、
汚い手練手管を駆使して、汚い目的を果たすための組織、それだけが、彼らの「ミッション」であり、「ヴィジョン」でしかないのだということを。
なので、
『自民党』『公明党』再びの下野すら危ぶまれるほどの議席減も、視野に入って来ないわけが ないのだ。
繰り返すが、
平凡な自分にも、何かしら、ささやかな「メリット」が あろうと なかろうと、ほとんどの一般有権者は、このことを知っている。
あやつらド腐れの濁りきった眼中に、国家やら国民やらは存在しないのだな、ということを。
それでも、
まあ、日本人は、「特権」や「上級」は勿論、「シモジモ」庶民クラスまでをも含んで、
悪いやつ、狡くてハングリーなやつが大好きよねw
「正直者」はバカなんだから、むしろ、軽蔑の対象であり、大っきらいなのよねw
「政治屋」どもは、この本音と期待に、みごとに応えてくれているじゃないの?ちがう??(嗤)
今回も また、曖昧模糊な、意味不明さを大いに含むザル法をゴリ押ししてしまったようだが(←『安保土地法』)、『防衛庁を』『防衛省』へ格上げした(第一次)安倍政権時から、『秘密保護法』などの、これも曖昧模糊な、得体の知れないザル法を、着々とゴリ押ししてきている。
当ブログは何年も前から指摘してあるが、
例の『尖閣』問題を めぐっての、中国との大騒動を、(旧)『民主党』政権時に突如として引き起こすことになった原因を仕込んでおいたのも、これまた安倍政権だ。
さしあたって、当分は、これら曖昧模糊な無意味なザル法を前面に押し出すつもりは抑えているのだろうが、
ひとたび、何かが持ちあがったときに、一挙に鎌首もたげてくる危険は あり得るのだと覚悟せねば なるまい。
そのときこそ、敢えて「曖昧模糊」や「ザル」状態にしておいたことが活きるのさ。
少なくとも『自民党』は、そのつもりで、着々と種蒔きしてきている。
それを悦ぶ連中が いて、カネと権力を握らせてしまっている、
ということ。
そんなことの自覚なんぞ、そのへんの一般国民は知りもしないし、考えもしない。
みんな、よっぽど、アベシと一緒にブッ倒れたいのかね?
私には理解できないよ。
もはや、アベスガのような邪悪政権しか産めないところまで堕ちきった、腐れ『自民党』と心中するのも、
やつらの邪まな「実験台」に利用されるのもマッピラなんだけどね。
【続く】