2018.11.12 (Mon)
『【続】幾つかの政治シーンにおいて。【またモメてる日韓の巻】』
そうそう、『日米地位協定』について、『沖縄タイムス』の記事だったかな、つまり、
『北大西洋条約機構(“NATO”)』に参加しているか否かによって、かつての敗戦国仲間であるドイツやイタリアと、日本の扱いとに、差が あるのは やむを得ない、とかいうみたいな政府側見解を伝える内容だったが、
それでも。
憲法を先に弄ること罷りならぬわ!
ま、『沖縄タイムス』が、ここへ来て、みょうに、政府側の見解に共感してるかのような記事だったのは、ははん、
「だったら、“NATO”に早く参加し、沖縄の基地を減らせ」
という目論見なのかもしれないなw
日本も、隠然たる計算高さ狡猾さを備えておることには定評あろうが、
いかんせん、スケールが小せえ。
なんせ、アメリカの それとは、レベルが違う。違い過ぎる。
そんなこと、これまでに、さんざん思い知ってきたはず。
それだから、アメリカが首を長くして待ち望んできたのもシビレを切らし、いまや遅しと責っ付いてきているという「憲法改正」、
これを先に手を突っ込んでまうと、アメリカ側は、そのチャンスを、決して逃すまいよ。日本みたいに、モタモタしてないだろう。
そして、
腰抜け日本政府と外務省は、『日米地位協定』のことは結局、ニの字も口に のぼせぬまま、
「あうあう、お待ちかねの憲法を変えさせていただきましたれす、、、それでぇ、え、地位、、、キョ、、、うぅ~テッ!もごもご」
(↑日本の政府と官僚)
「あ?やっとかめ、オマエんとこの憲法改正したとな?そりゃーーーっ!ジャップのケツを引っ叩けー!!」(←アメリカ)
たちまち、ひきずられていくのだろう。
一般国民は、何も知らされぬままで。
私はね、そこを警戒してる。
して自衛隊は、晴れて「軍隊」となり、“NATO”の一員として正々堂々と参加、
「いままで、さんざ、見逃してやったろ~」
「ああ?もう出せるカネが残り少ない?んじゃ、われわれ他国の分まで血を流して働け」
と、宗主国アメリカの子分として、「鉄砲玉」よろしく、コキ使われる。
自衛隊の諸君、それで満足かい?
わたしゃヤダね。ガマンならんわ。
軍事関係の日本単独開発研究にも、各国との外交においても、たとえばロシアとの交渉も、アメリカが常に背後から睨み、横槍を入れてくる。
主権国家たる主体性なんて、日本には あるのかね??
(チエも なさそ;)
いい?原爆落とされたんだよ、一度ならず、二度までも。
そして、完全に敗けて、国じゅうに踏み込まれて、以来、あちこちの土地を差し出し、制空権を握られ、
どこの国より巨額の「思いやり予算」を献上し続け、
しかも、これまた巨額の軍事装備品お買い上げ。「値引き?
ノーノ―、マネーマネー、まいどアリぃ♪」(←アメリカほくほく♪)
ああ、日本側から、値引き交渉なんてするわけないか。
トランプさんが、米軍ひきあげだな!と凄んでみせても、それが最も自国の利益になると踏んでいるのなら、アメリカは、とうにサッサと、そうしてるはず。「ボランティア」なんか、するわきゃない。
まあ、日本を含め、どの国だって、純然たるボランティアは せんわな。
他国の軍隊に入り込まれたまま、何十年経っても、相変わらず居座られている、これ自体、じゅうぶん過ぎる異常事態。
基地の外の一般国民・市民の生活圏で、米軍兵士らが犯罪した場合、当の日本の司法が、手も足も出せぬ、こんなの、異常事態ですってばよ。
米軍兵士らは、戦場で、からだ張って、血を流してるのだ?そりゃそうね。
けど、なんだって一般の国民・市民が、戦時でも戦場でもない街や自宅で、兵士相手に、からだ張ってなくちゃならんのよ?
ドイツあたりは敢えて、アメリカ軍による裁きのほうが厳しいから、そっちに任せてる?そうだとしても、それは、ドイツ自身が選択してることでしょ。
沖縄の米軍駐留ときたひにゃ、そもそも、敗戦後は一転、ワケわかめなヘリクツでもって、「象徴」なるワケわかめ存在になられたうえは、国政に口出し関与は罷りならんことになったはずの昭和天皇が、じきじきに御所望したことだったそうね。これ、日本自身の選択ってわけか?
この、いわゆる『沖縄メッセージ』について、やはり、これも また、他の何やらメモと同じく、「天皇の真意如何」ということに焦点を当て、昭和天皇を厳しく批判する者、それは解釈間違いだと擁護する者、それぞれだが、
私個人は、そういう「真意」論争よりも、なぜ、なおも最高権力者の立場を維持していると言わんばかりな、
極秘裏にしても、このように意見表明を行なえたか、
そりゃ、「あんさんは黙ってなはれ」とは、よう言えんかったにせよ、
昭和天皇の側近のみならず、相手のアメリカ側も、こういう行為を咎めもしなかったのか、そっちのほうが甚だ不審である。
「国民に迷惑かけたくないんで」という名目のもと、
「天皇(職)の引退可能」という、現代において全く新たなる道筋を つけおおせられて、来年から引き継ぎ新天皇夫妻となる予定の現皇太子ご夫妻だが、いつまで もつやら。
もうムリですわぁ、となったら、みずから望んで退位できるようになったんで、その分、お気がラクになられたかしらね。
共産主義は、世界一斉でなければならん、とかいうらしいけど、やっぱり、世界じゅうが、いっせいに平和外交に努めねば。それしかないんだけどね。。。
ところが、歴史上とか世界じゅう見渡しても、その場の権力に就いてる者というのは、もともと、支配欲はなはだ強く、我も異様に強く、自己中心主義で冷酷な者こそは、得てして、権力を握りやすいから、
他者をガツガツ搾取、犠牲にするくせに、自分がメンドウみてやったんだー!と、あつかましくも恩着せがましくも、恫喝が大の得意。
ほんとうは、一人じゃロクに何もできないくせに。
これは、私が常々言ってきたように、そのへんの一般家庭から、一国にわたるまで、こうした引っ掻き回し屋とでも呼ぶべき人種の存在が あるせいで、必ずや、巻き込まれ、どえらい目を被る者が続出する。
じつに、はた迷惑です。
あ、それと、原爆と言えば。
韓国のアイドル グループか何かのメンバーの一人が、わざわざ、「原爆マンセー」みたいな「誤解を招く」ような、
けれど彼らに言わせれば、自国の『光復節』を表現しただけのTシャツ着て、日本に来たって話。
最近、関係者が謝ったというんだけども、くだんのシャツのデザインからして軽薄と感じたし、こういうとこが、感情むき出し民族と言われてしまうところかもね。
まあ、個人的には、あちらの国内のことを殆ど知らんのだけど、
なんせ、徴兵制が ある国だからか、学校時分から、日本との経緯とか関係性について、あくまでも自国・自民族側の自尊心を満たす方向で煽って叩き込まれる教育なのだと、チラホラ聞こえてたきてたし。
そのうえ、いまどきの若い者だ、意気揚々と乗り込んだ日本で「中指立てる」みたいな、これ見よがしのアピールしてやろう、か~るいノリと表現感覚だけで、そんな程度に過ぎなかったかもしれない。
でもね、
あの時、日本にいた朝鮮人たちも、おおぜい、犠牲になったんだよ?
そのことを少しでも、心に留めていたなら、どうして、原爆投下をオモシロがったり、めでたがることなんか できようか。
あっ、そうか、
北朝鮮が、自分とこの同胞たーくさん在日してるのも おかまいなく、てっぽドンドコ落としてくるのと同じ感覚?
まっ、
「原爆投下は正しかった!」とするのが多数派のアメリカで人気あるんだって?
そりゃ、原爆投下を お祝いマス!ってんだから??(嗤)
むかし、たぶん、あれはテレビのドキュメンタリー番組で知ったと記憶していたのだけれど、韓国人被爆者の慰霊碑が、『広島平和記念公園』のなかに入れてもらえなかったと、それで、公園から はずれた場所に設けてあるのだということだったので、私なりに義憤的な感情が湧いたゆえか、その後も ずっと、このことを憶えていた。
ところが、
最初に建立した地点は、李王家の出自であり、日本側が、「公族(準皇族)」として遇していた李(い)鍝(う)公殿下というかたが、被爆直後の身を発見された場所であるから、そこを選んで設置したのであって、
したがって、「差別だったわけでは ない」と、『ウィキペディア』などにも載せているけれど、
この、韓国人被爆者の慰霊碑を、『平和記念公園』のなかに設置が認められなかったのは、自治体側の公的理由というものが あり、その当時、公園内の碑等を、これ以上は増やさない、という方針の取り決めが あったので、公園内に、韓国人被爆者慰霊碑を移設することは認めなかったと、それだけのことかと思えば、
またも ところが、なのだ。
そうは言っておきながら、自治体側は、全く別の設置物については、なお幾つか許可していたという事実の指摘も ある。
真相は どうなんだか、私には分からないが、ただ、
「平和記念」というテーマを持ち、わが国にとって格別の意味を託す、
言わば「聖なる空間」としての公園ゆえ、分断の事情と同族間の対立を抱えたままであることに加え、
どうも、くだんの慰霊碑の場合、そこに彫り込まれた鎮魂の文面が、あるていど遠まわしな表現であるにせよ、やはり、日本を批判しているような印象は拭えないのが、公園内移設を認めなかった役所側の本音の理由だったのかな、という気も した。
当初から公園内に設置することを目的に造られたはずの韓国人被爆者慰霊碑は結局、それが叶うまでに何十年という歳月を要したらしい。
「死者の魂は、亀の背に乗り昇天す」
朝鮮の古い言い伝えにより、霊亀を象る台石に穿たれた、まん丸い眼は、韓国の方角を見つめ続けているという。素朴な眼に、望郷の深い眼差し。