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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2016.03.20 (Sun)

安倍答弁同様すり替えコメ投稿者が居並ぶヤフーの続き。

 

さて、

29日の指導で、ライターを持ってきている子がいることがわかった。陵平くんの名前も挙がっている。来週、お母さんも学校に来てもらうことになる」
 母親が陵平くんにこのことを告げた40分後、長男が大きな物音を聞く。10階の自宅マンションから陵平くんが飛び降りたのだ。~

 

最近の、「万引き冤罪」とやらでの生徒の自殺事件と共通した不可解さが残るような。。。

 

私の場合は、父親と離婚してくれることを切に願わざるを得ないほどに、始末の悪い家庭だったが、

そんな私の推察でも、他のコメント投稿者の指摘にもあるように、恐らく、この男子生徒の両親が離婚して間もなかったことが、根底の原因に あったのではないかと思える。

当該記事を読んだかぎりでは、

この年齢の男の子には珍しいのでないかと思うほど、おとうさん大好きな お子さんだったようなので、両親の離婚によるショックを心底に引きずったままだったのでは ないだろうか。

 

このあたりの事情は、学校側も把握しているはずなので、何らかの不祥事が発覚したとしても、その対応については、やはり、通常時以上の、
                    配慮
                       が必要だったろうと思う。

 

そのことは、離婚当事者である御両親に対しても言えることだろう。

学校からの呼び出しを、おかあさんから告げられた、その前後の母子の やりとり詳細が、ここでは分からないので、結局、ご本人が、どのように受け止めて、あのような書き置きとなったのか、
残念ながら、いまとなっては、知りようもないこと。

 

 

それにしても、

「ハイチュウ」だライターだ、で長時間の問い詰め指導、ご苦労さんなことだ。

その果てに自殺かよ。。。

 

「精神論」だ「鉄拳」だのが罷り通っていた、通させていた、「お国のため」だ「孝行のため」だと言い聞かされ言いなりになって、バタバタ死んでいった世代も、無防備で、ある意味では弱かったからだろう。

 

 

私の中学時分も、「校内暴力」が頻発した時代だった。

わが校では、特別の事態は起きなかったが、それでも、ある日、何かのおりに、学期末とか季節に伴う大掃除だったかで、男子トイレ横の雨樋付近から、ビニール袋のカタマリが発見されたとかで、

担任の中年男性教師が、教壇に立ち、些かの怒気を滲ませつつ、われわれ生徒に告げたとき、
クラスの あちこちから、なぜか、意味あり気な笑いが漏れていたw

 

高校時分も、うちの学校は、地域では「お嬢さん学校」の伝統で名の通っていたせいか、喫煙がバレたらしい数人の女子が、停学どころか、あっという間に退学処分されたという話だった。

 

個人的に、うちの親父も、シラフ時でさえ、日常生活のなかの ちょっとした作法や やりかた等に、自分の無神経ぶりは棚上げで、周囲が呆れるほど異様に事細かく注文を付けてくる傾向があって
(たとえば、ご飯の よそいかただとか、おふろの掛け湯は何杯まで、とかw)

母のほうは、逆に、良くも悪くも何事も大胆大雑把な傾向の人で、
親父が、あまりにも細かいことを注文し始めると、たまりかねて一喝することもあったので、まだしも救いもあったが、

もし、親父だけとの家庭だったら、どんなに息苦しい状態になったことかと、想像しただけでも恐ろしく思った。

しかも、

えてして、こういう細かいことにばかり拘泥する分、肝心のことが疎かになるものだ。
同時に、
母のほうも、自分一個の保身欲と名誉の取り繕いを先行させたために、とんだ失敗を、子に擦り付けることになった。

 

 

アメリカでも、生徒の風紀その他の問題は多々あると、むかしから聞こえては いたけれど、時おり、スケールの大きい人物を輩出するパワーも また、アメリカらしさを感じさせる面が ある。

 

ひるがえって日本では、育てるとか教育というよりも、抑えつけて管理する、これのほうが中心になってしまってるのではないか。

昔からの国民性なのだろうが、
どういうわけか、近ごろになって、ますます、この傾向が高まってきているらしいという印象が、子どもを持たないので、学校現場の事情に疎い私にすら、感じられる昨今だ。

学校だけではない、企業等でも同様で、

人を育てるという余裕が、全体に ますます希薄になっているようで、

その必然的結果が、社員・従業員の使い捨て現象だ。

 

これでは、人は育たない。

ましてや、スケールの大きい国際人は。

 

まさに、「スネ夫」的イメージの優等生しか ないねえ。

 

私自身も若いころから、この国と人々の気質が、どことなく、自分の肌には合わないという感覚が あった。

 

誰かも言ってるけど、ほんとうに、息苦しい国になってしまいそう。

 

 

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