2021.05.15 (Sat)
『一人暮らしの「コロナ生活」は?』の続き。
一見の体格(日本女性としては、比較的、高身長)に そぐわないと思われるのかもだが、
出生からして酷い難産だったせいか、もともと虚弱なほうで、いつも なんとなく息苦しく、カゼも ひきやすかったし、何かと人から うつされやすい傾向も あったと思うけど、
このときのカゼというか恐らくインフルエンザは、私の生涯でも特筆ものレベルだった。
「恐らくインフルエンザ」と言ったのは、
私は幼い頃から、いったん発熱すると、それこそ40度を軽く超すほどの高熱化しやすいのだけれど、
この頃は、やっとの思いで自活を開始してから年数も浅く、いわゆるワープアもワープアで、かなり体調を悪くしていても、仕事を休んで、病院に行くということも、なかなか できなかった。
休めば休んだ分、確実に、お給料が減るからね。
いつしか、
それがアタリマエみたいな感覚にすら なっていったせいも あり、
このときも、まずは安静にしてみて、、、と思った、と言うか、
厭でも寝込んでいるしかなかった。
病院に行こうと思ったらさ、まず、起きて身じたくしないとならんがな。
まず、それからして、できない。
昔は、「往診」という、ありがたい方法が普通に あったと思うんだけど、
現代は、あまり聞かないよね。
で、買物にも行けないまま、食べるものも乏しいなか、水分だけは摂取するように心がけたと思うけど、あとは、ひたすら寝て寝て寝た。
ほとんど眠れないよ、そりゃ。でも、少しずつ少しずつ、熟睡できる時間が伸びてきて、
やっぱり1週間めの あたりだったかな、
さすがに、強烈なノドの痛みなどは、かなりマシになってきていた。
とうとう、病院にも行けなかったが、
とことん安静にしているだけでも、回復できないわけじゃないんだなと思ったのを憶えている。
問題は、仕事。
私も、はやいとこ出社しなければ、と焦ったし、
案の定、次の月から、ますます、家計逼迫。食事抜き。
結局、もとのシンドさ。
世のなか、業務分野や作業内容や人員の つごうにより、望むようには、休むことが できない人だってゴマンと いる。
こういう人が圧倒的に多い現実である以上は、ただ自粛!と、「お願い」ばかり言ったって、そりゃ、しゃあない。
どだい、ガマンできなくて、フラフラ遊びに出てるノーテンキとは違うんだから。
「非正規」等の従業員に対し、強制的に休ませても、その間の手当てを、雇用主側が与えないといったことも まかり通っているらしいが、
このことも、当初の段階で言ったんだけど、
思い切って、「ロック ダウン」(あるいは、かぎりなく近い状態に)するなら するで、国民一人ひとりが、鬱陶しい手続きなどを経ることなく、可能なかぎりスムーズに、期間中の生活の心配一切を、しなくてよいようにすること。
でも、そんなことより、「ピンチはチャンス!」と、かねてのモクロミである改憲のほうへ ほうへ、話を持っていこう いこうとするのに夢中な『自民党』。
「野党は信用できない」と言い募るのは、概ね『自民党』のシンパだけだろう。
それ以外の国民には、なるほど、「政権経験値」が甚だ浅い「野党は頼りない」という印象は つよいのかもしれないけど、
『自民党』はね、信用できるから支持する、のでは ないのだよ。
やたら長く政権を握ってきてるだけあって、利害を共にピッタンコと癒着するシンパが、官・民いずれもダントツで多いだけに、
そこと無関係の一般国民にとっては、あくまでも、
「悪くて、悪の手練れで、まったく信用ならん連中だけど、まあ慣れてるっちゃ慣れてるから、、、」
それだけ。
余裕が ない、自信が ないからこそ、背中まるめて、うずくまってしまうでしょ。
野党で「冒険」するのはリスクが、、、と思ってる場合は、「お任せ」のままフリーズして動かない。
それだけ。
「コロナ対策」において、主権者国民に対し、はっきりとした「強制力」に従わせたいなら、第一に、政府の信用が得られていなくっちゃね。
いわく「開示」「透明性」、そんなものカラッキシでたらめな政府や与党に、どこの国民が、素直に従ってくれるか、っての。
しかも、もともと、日本人って、いまどきの若い年齢の者ですらも、「お上」意識のまま思考停止してる傾向が残ってるくらいで、強制されたり縛られるのを嫌がるどころか、好むほうの国民性だよ?
なのに。
どんだけ信用ないんだか、『自民党』政府 (大嗤)
先行エントリーで紹介した記事の記者さんが、保健所に放置されてるかも?と疑い、みずから何度か電話を入れたというのは、不安のためだけじゃなく、経過を、この記事の「ネタ」にするためでも あったんだろうと思うんだけどwまあ、もちろん、激しく批判しているコメントも散見されるね。
ただ、保健所も、また、区役所の人も、いま猛烈に忙しい状態にも かかわらず、まずまず丁寧な応対だと思うわよ。彼らが悪いわけでもないのに謝ってるし、それが精いっぱいなんでしょう。
記者さんが、遅ッ!!と思うのも、もちろん理解できるけど、保健師さんや役所の担当者の言うことも、無理ないなあと思うよ。
さっきも言ったように、
うちの親らが生きていたら、私も、「PCR検査」とか「ワクチン接種」とか、自分のことなんかよりも、すごく気にしていただろう。
なので、むしろ、自分のことだけでいられるのは、ある意味、気がラクとも言ったと思うけど、
実際に親が感染し、「陽性」だとかになってしまったら、やっぱり、私から何度も問い合わせ電話してしまったかもね。
これが自分自身のことだったら、おとなしく、じっと待ってるだろうけど。
親も、私のことは心配しないしw
「おとなしく、じっと待ってる」と言うのも、
私は聴覚障碍なので、電話で聞き取りは困難だから。
実際、同様の障碍を抱えている人たち、どうしてるんだろうかね。
しかも、45分も かかるんだ、意外と長いなあ。。。
酸欠状態にさえ陥っていないなら、それほどの苦痛は味わわなくて済むのかもしらんけど、
それでも、
このウィルスの場合、あれよあれよと悪化して、死が迫るスピードも異様に速いという一大特徴が明らかな以上、
いまは、それほど辛くなくても、もしや、寝てる間に急激に苦しくなったら、、、と、万が一にも急変という不安は、どうしても、つきまとうよね。
私なんかは、たとえばホテルで隔離・安静という最中の人が、施設をフラフラ脱け出して、というニュースを読むたびに、
どうしてイイおとなが、この際だから読書でもと、おとなしくしておれんのだろうか?と呆れていたんだけれど、
かなり重い症状だった人の述懐では、いざとなったら、読書する体力も全然なかった、って言ってたね。
こういう実際の話は、やっぱり、自分が なってみないと、分からないことが多い。
もっとも、読書もできないで、ベッドに横たわっているしかないくらいの病状だと、宿泊施設を脱け出すどころじゃないはずだが、
もしかしたら、さっき述べたように、万一の急変という不安や、もし、自分が忘れられてたら?という不安が拭えず、つい、人の居る所へ、日常的な場所へ出て行ってしまうとか?
孤独に弱いほうの性格の人だと、その理由も あり得るのかもな。
先行エントリー冒頭、
「この記者さんは、あらゆる点で恵まれている」と述べたのは、
まずは食事のこと。それから、必需品の買い出しとかも。
私自身、開腹手術を受けたあと退院して ほどなく、食材やら日用品やらの買物に行かなくては ならず、
切ったばかりで、まだ重苦しい、独特の痛みが残る おなかをコルセットでキツく巻いた上から片手で押さえつつ、
のろのろと、おぼつかない足どりで、近場のスーパーマーケットへ出かけました。帰りに持って歩ける量に注意しながら。
誰にも頼れないからね、一人暮らしだと。
何もかも、ほぼ全て、自分で動いて解決するしかないから。
それと、私には、障碍の問題も ある。
だから、やっぱり、感染したくないよ、私は。
けど、
じつは、こないだ、気温が低めだったときに、のどが痛くなり始めてきて、咳も少し。。。
まあ、なんとか、おさまったり、また少し出てきたりみたいな?程度だが。最近は、ちょっと頭が痛いのよね
唐突ですが、
むかし、親の友人だった人から、どこかの温泉成分配合とか謳う、そのへんでは市販してない入浴剤を もらったことが ありまして。
さっそく、おふろのとき、バスタブの お湯に溶かして浸かったところ、だんだん、のどが変になってきて、やがて、激しい咳が止まらなくなった。
【続く】