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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2016.05.17 (Tue)

「ドレス コード」の続き。

 

ところで、私の知人のなかに、オシャレという意味での身なりを、ほとんど かまわない女性が いたんだけども、

彼女が、新しい職場に初出勤したとき、いわゆる「のびのびジーンズ」的オバサン向けGパン着用という、普段の彼女のパターンで出社したら、上司から早速、「うちは基本的にブラウスとスカートね。Gパンはダメです」と言われちゃったんだって。

そのせいなのかまでは聞かなかったが、ほどなく、そこを辞めてしまったらしい。

 

Gパンを愛用するのは、わりとスタイル良いのでないとキマラナイはずと思ってる人、けっこう多そうだけども、彼女の場合は、おみあしにコンプレックスが(いわゆるO脚で短足という、日本人女性の典型的おみあし)あって、むしろ、だぼっとしたオバサン向けGパンはいてるほうが、曲がりぎみの脚を隠せて、つごうが良かったんだな。実際、めずらしくスカートはいた姿を見せてくれたとき、全然似合わないことに驚いたくらい。

おまけに、お化粧が絶望的に下手、
ただ、土台の顔だち自体は、まあ それなりで、けっしてヴサイクなわけでは ないので(もちろん、好き嫌いは あろうが)、そりゃあ、こんなにメイク下手なら、いっそスッピンで とおしたほうが、よっぽどマシだものなあと思った。

そのくらい、自他ともに認める不器用、かつ、およそセンスというものが からっきし、なかった。

 

フアッションだけでなく、仕事にも家事にも全てに、その傾向は およんでいたので、いろいろと、内心で驚かされていたけど、

「センスが備わっている」かどうかということは、そういうものなのかもね。

 

こっちは、仕事でシワ寄せされてエライめに遭わされてたということも あったもんだから、にも かかわらず、その異様な負けん気の強さと性格のキツさも相俟って、なんで こうなの?このひと、、、と不審に思っていたのだが、

あとから思い当たったのは、本人から聞いた過去の身の上話を鑑みても、どうやら、精神的な方面の病気か障害が あったらしい。

その方面の病気や障碍者には、あたかも代替作用のように、美的感覚やら各種芸術の才能に恵まれているはず、という、ありがちな印象から、俗世間の思い込みに感化された信仰者、殊に遭遇した「病んだネット民」ら多々の願望に対して、そうとは限らないのだよと冷酷に()w反論する場合の根拠の一つにも なってるほどだ。

 

取り立てるほどの何の才能も才覚もないが、ただ、何らかの精神障害を抱えているだけ、って者も いるのが現実、ってことよ。

だから なに?

ってことだ。

 

芸術的才能やらを持ってたら、何か偉いのか?ってことよ()

 

ま、俗悪な価値観に毒されているゆえの劣等感を捨てることだね。

そういうのが凝り固まって、しまいには、筋合いもない他者に八つ当たりして鬱憤晴らしするようなグジグジ歪んだ性質になってしまうようだから。

 

 

かくいう私自身も不器用さでは負けてないし、
肌質が弱いせいもあって、顔にアレコレ塗りたくる化粧そのものが鬱陶しいので、お化粧を本格的に始めた年齢も遅かったし、いまじゃ普段は、ほぼスッピン、やっぱり、全体ダボッとしたヒッピー的スタイルと化してしまいましたわい。(これでも むかしは、どこの ご令嬢?と言われるほど、お嬢さんスタイルだったのにぃ、、、ううっシクシク( ;∀;)emoji
たまにリキ入れてメイクする必要に迫られたときは、コツも何もスッカリ鈍っちゃってたりするどころか、やりかたすら忘れかけてたり(苦笑)

 

それとねー、

Gパンばかり履いてると、脚のほうも、それに向いたかのようにガニマタ傾向を帯びてくるのだそうな。ほんとかなあ?()

あと、

ウォーキング レッスンの心構えとしても、むやみと長時間にわたって歩くこと自体が、あまり良くないことで、特に、まちがった歩き方のままだと、ヘンな筋肉が ついてしまうし、

ロウヒールばかり履いてると、やっぱり、そういう靴向きの足になるのだそうで、足首が太くなるとかって。

私が教わったモデル スクールの講師は、なるべく10センチくらいのハイヒールに普段から慣れておくように、最低でも8センチ程度は必要だと言ってた。

 

しかし、ま、やたらヒールの高い靴、やたら締めつける衣類は、総じて、健康に良くない。

特に女性にとって、血行は大切。

 

いつものように、話は あっちゃこっちゃ飛び続けたが(苦笑)

最後に、心理的に興味深い事例の話。わりと知られていることかもしれないが、

むかし、雑誌で読んだと記憶するけど、おもしろいなあと思って、いまだに憶えてる記事が ある。

アメリカだったかな、出勤時の女性たちは、その多くが、スニーカー等のフラットな靴を履いて出勤し、会社に着いたら、ハイヒールに履き替えるのが一般的なのだと。

要は、出勤途上に すれ違う他人の目なんか気にせず、着ているスーツには似合わない靴であろうとも、合理的にラクに通勤することを優先していて、「戦いの本番」たるオフィスでこそ、きちんとした靴を履いてビシッとキメてるのだと。

 

日本とは、ほぼ真逆ね。

なにしろ長時間拘束されるからという理由が1番目に来るのだろうけど、職場では、可能なかぎりラクにしていたいのが本音。

ましてや、お仕着せの制服に着替えて、座りっぱなしの事務系仕事はね。やっぱり むくむし、ムレちゃうし。

で、退出時間になって、パンプス履いて帰る頃には、おっさんサンダルで遊ばせてた おみあしがパンパンになっちってる、というパターンは、私も経験してきたw

ちなみに、満員電車で痴漢に遭遇したおり、犯人と思しき男の足の甲めがけて、ハイヒールで思いッきし踏んづけたこともある。
もしかしたら、お人違いだったかもしれない ことも あったw

私は、少しの摩擦にもズル剥けになるほど、異常なくらい弱い皮膚なので、靴擦れはハンパない。
だから、ハイヒールと言うか、そもそも、かかとのある靴が厭である。
なんせ、スニーカーでも、おろしたては特に、酷く靴擦れするくらいだ。

 

 

アメリカあたりの女性たちの対処ぶりには、合理性を認めやすいスッキリさが あるけど、

日本の場合、通りすがりの他人たちには、ハイヒール等で澄ました姿を見せておき、慣れた職場の同僚たちには、まったりした かっこうで和気あいあいと、、、ってところか。

それでいて、通勤電車で人目を憚らず化粧したり、もの食ったりだもんね。

同じ日本人ながら、あらためて考えてみれば、一筋縄で いかない、ちと不可解な面が。。。

 

 

ついでに、
欧米圏と言うか、やっぱりアメリカだったかにおける一般的母親は、
もしも強盗や何かの危険な相手に思いがけず遭遇したとき、そばに幼い子どもが いる場合、まずは子どもを、自分の背中の後ろに隠すようにして、自分自身は犯人にキッと顔を向けて身構えるそうだけど、

日本の母親の場合、その多くは、反射的に子どものほうに向き、犯人に対しては、まるめた背中を見せて縮こまってしまう人が多いという、何かの調査結果を読んだことが ある。

まあ、読んだ当時は、なんとなく、そんなとこだろうなあとは思えた。

 

 

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