2016.05.30 (Mon)
『麻生財務相、増税先送りなら「国民に信を問え」』
(TBS系(JNN))2016年5月29日(日) 19時27分掲載
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6202549
ただでさえ、安倍政権が返り咲いてからというもの、多くの庶民の家計はグッと苦しくなってるというし。
冒頭の記事に付いた「フェイス ブック」コメントの常連らしき一人、まあ、これくらいならば、他のコメ投稿者の殆どが、いわゆるネットウヨ(と言うかバカうよの類)のなかにあって、珍しくマトモと思える意見だわ、と判断して見てたんだけど、
最近になって、ちと、首かしげたくなるような発言がチラホラって感じで、先日は、安倍朕を罵るに、「低学歴」だ なんだからと言いだしたので、
あれれ?と思ったとこ。
まるっきりアホなコメントや詭弁でしかないコメントなら、この うつけ者!笑止笑止!!と、かえって完全無視できるものだけど、
くだんの投稿者みたいに、前半まとも、後半ズレてる、みたいなコメントが、最も始末悪いような気もする。。。
まあ、この常連さんも、バカうよに比べれば、まだ ずっと良識的なほうの人だけに、安倍政権の悪辣な計算高さを、あまり見通せず、ついつい、良いほうに解釈してしまうのかもしれない。そして、まんまと騙される。
こういう、なまじっか善良さが あるせいで、腹黒な相手に容赦なくツッコミきれないといった傾向性は、野党連にも見られるようで、ゆえに、歯痒さでイライラしてくるわけよ。
こうしたコメント欄の類に熱心に投稿に励む人たちってのは大概、どこか内部的に病んでるっぽいのが定番らしいので、いわゆる「右」系「左」系に関係なく、その投稿内容や主張について、なるべく信用しないように、軽く流しておくほうが無難なのだろう。
「顔本」においては、本名、顔出し、リアル肩書が基本ルール、みたいに聞いてるのだけれど、その実態たるや一目瞭然で、
プロフィール写真も出身大学も肩書も、全てデタラメなのが圧倒的多数みたいだもんねw
ドあほ(呆)、としか思えないような稚拙で下劣なコメントを吐き散らす輩が、なんで「マサチューセッツ工科大学」だの「京都大学」w
嘘つけー!wwと言いたくなる手合いの多いこと多いこと。
こんな連中に、
「顔出ししないで匿名ハンドルでカキコしてるやつはぁ、卑怯で無責任で」あーだら こーだらエラソーに言われてもねえ(嗤)
『<本社世論調査>増税再延期「賛成」66%◇内閣支持5ポイント増49%』2016年5月29日(日) 21時35分掲載
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6202564
こういう、狡猾な手段を、間髪入れず打って出る、というところが、野党が束になっても叶わない「ザッツ自民党」、自民党ならではの真骨頂なのです。
政党版「自己愛性人格障害」みたいな自民党は、あのように姑息で、
そのくせ、自分たちの利害に直結する判断にだけ敏く、わさわさサササと素早く動き回れる、いやらしく あざとい性質のみを、何十年このかた、強化してきたのだ。
その反面で、
国民のための政治家、政党、政府としての本来の責務遂行能力、国民に対する忠実・誠実な精神は、洩れ漂う悪臭とどめようもなく腐れ果てていくばかり。
安倍朕は、あれだけのタンカ切って、デカい口たたいてみせておったのに、案の定このザマ。
なおも国民に向かって「信を問う」と言い募るのなら、
「最高責任者のワタシ」こそが潔く、
「アベノミクス」の実態と結果について認めるべきなんだ。
このブログの、だいぶ前の過去エントリーにて、私は「消費税の思想が気に入らん」とかって触れた記憶が ある。
何パーセントを占めるのかとか、いちいち細かく数字を調べたりするマメな気は起きないが、少し現実的に考えてみて、いまさら「消費税を廃止」してしまうというリスクは、一般国民の購買・消費意欲の引き上げ可能性以上に高いだろう。
ならばとて、ちっとやそっと上げられようが、あるいは下げてみたところで、どのみち、一般庶民の消費活動全体に劇的変化が起きるとも思えない。
昨今、「パナマ文書」とやらの不審も あるものの、あの手この手と狡猾な手段でもって、私腹を肥やし続けている者らの懐に積もった埃バシバシ叩き出し、溜め込んだ不潔な垢をゴシゴシ削り落とすことが確実に できるのであればいいけれど、なかなか、そうも いかないのが現状だろう。
それでも、
こと日本国民の大多数はノーテンキで、
込み入った難しい話を、なんとか理解し、考慮してみるかという気も乏しい、論理力なんてものにいたっては、国民性かとまで思しきほどの希薄なので、
「増税延期いたします~♪」
という人参をブラ下げてるほうへと、とりま、走りますわw
深くは考えず、つい、芸能人等に投票し、当選させてしまう軽い感覚と、ほぼ同一線上にあるのではないかと思われる。
麻生さん、谷垣さんにしたって、そんなこたぁ百も承知だろう。
これは、ちょいと捻ったカタチでは あるが、「内輪揉め」でも「求心力が」云々でもなくて、実質は、政権維持のための「援護射撃」的工作と言うのか、もしくは、与党としての、いかにも自民党らしい戦術に他ならないと、鈍い私でもピンと来るわ。
要するに、
自民党は、またぞろ、「増税は延期」の殺し文句で勝てる、と踏んでるのだな。
実際、そうなりかねないだけに、、、
そりゃあ、「そのテは喰わぬ」とばかり、逆な結果が出てくれたら、私とて、「ぬるま湯の茹で蛙」が乗り移ったかのような日本国民を、やっと少しは見直す気になれるのにと思うけど。
やっぱりトコトン、有権者国民は見透かされてるし、野党も舐められてるなあ、って感じ。
あぁ、もう、政府よりも、こんな国民たちが厭になってくる。
ほとんどの皆さんは、私よりも学歴高く、知識と教養に満ち溢れてるのでしょ?w
人間って、違和感とか理不尽とか納得の行かなさに、ワケも分からないままで長年を晒されていると、いつしか無気力になる。
でごんしょう でごんしょうの そのあげく、力ある他者に降り続けたあと、こんなはずでは、、、と失望して怒り狂って、それも尽きたら、脱出困難な劣等意識の沼を抱えた、怨嗟の塊りみたいなサガになる。そうなったら、ますます軽蔑され、嘲笑され、負のスパイラル状態のなかで足掻くことになる。
政治家も国民も、視野が狭く短くて、先の先を見通そうとする眼が ないのかな。。。