2021.08.01 (Sun)
『「『オリンピック』は関係ない」』の続き。
東北地域の未曾有の大災害、原発の大事故、それらを尻目にも、ダシにも して、『五輪』を誘致、それも、血税を猛烈莫大に投じつつ、真っ赤な嘘の かぎりを並べたてて招致決定、そのあげく、裏では、被災地復興のための人手すらも『オリンピック』へ向けて横取りしていた、という実態。
私は、ずばり、「バチが当たったな」と思っている。
嘘つき首相と、その政権やシンパ、オトモダチ連中の利権集団の、邪まな野望・野心が砕かれるとともに。
いまの若い人たちのなかには、私らの世代には、あまり見受けられなかったような、いかにも「良い子」然とした仮面の、その下に見え隠れする、「自分さえ」「自分以外は」という、小さな利己自動計算機の如き傾向と、そのために必要なパフォーマンスと、要領の良さに対する自己への疑問のなさ、無自覚ぶりも、受け継がせたのは、彼らの親世代、祖父母世代の「損得第一」「勝ち馬ムード」で「ええじゃないか」から、根が発しているようにも思えるし、
これを助長と同時に、いよいよ決定づけたのが、安倍氏と、戦後最悪にして最長となった、その政権、これを裏側から指示していた連中や組織だったと思う。そして、これは、首相の椅子に座っている人が替わっても、いま現在も続いている。
大阪の若き知事らも そう。
個人の目立つパフォーマンスは、それは必死に頑張る。『オリンピック』選手のように。
が、市民や国民にとって、なかみは希薄かゼロに等しい。
『大阪維新』については、例の『都構想』が採用決定されていたら、いまごろは もっと、「コロナ禍」対策なんて、あとまわしやテキトーに されている実態となっていたのじゃなかろうか。
いまになって、大阪に おいて、国家レベルに おいても、着々と粛々と、構築してきた医療体制の不備や欠陥が、皮肉にも「コロナ禍」によって、明白に されてきたわけだが、
公立病院よりも、私立病院、個人医院だらけ、
このことは、この大災害だらけの国の市民・国民に向けた公営住宅供給よりも、個人で持ち家や不動産を保有することを、盛んに奨励してきた『自民党』らしい政策・施策の傾向と、あらわに共通していたのであったと、つくづく思う。
器でもない者が、不相応な権力の地位に就いたり、栄誉に浴するような仕事に ありついたりするから、本来の能力や器量如何のみならず、過ぎ去ったはずの過去に隠れていた言動までが、思わぬ白日のもとに曝け出されて、いらぬ恥を掻く。
自分の力量を、厭と言うほど思い知らされることになる。
一般の国民としては、その者だけがポシャって済むなら まだ いいのだが、
何の因果か、前首相などは典型で、
権力を持たせては ならない者に持たせると、やがてのことに、無関係だったはずの全員が巻き込まれ、全員で倒れるハメになる。
そして、回復には、長い長い時間と道のりを要することになる。
ヘタを打つと、回復不能だ。
「ナチスに」云々の発言が明るみに出たときも、麻生さんを猛烈に擁護している連中(その殆どは、おおかた『日本会議』や安倍シンパ、『自民党』ネトサポ、ネトウヨと察しは つく)が あとからあとから湧いていたのと同時に、そのセリフが、これまた一様に同じであるのを見て、心底、呆れかえったことを憶えているが、
当時の私は、まだ、事態を よく理解できては いなかった。
例の「カルト連」に遭遇したときと同様、ただ、唖然とするばかりだった。
まずね、
政治家であれば、どうしても誤解されるような言いかたしかできないことじたいが、致命的な欠陥です。
まだ「あーうう~」のほうがマシだw
まあ、それ以前に、
性根に歪みが あったり、性質が素直でなかったりで、腹に一物あって、常に、人を引っ掛けてやらんものと、アタマを めぐらせてばかりいると、その者の発するコトバも素直でなく、いつも、ヘンに歪めたカタチで出てくるから、
聞いた者は、立場により、とりあえず良く受けとめておいて、てきとうに かたづけてしまうか、それが できなければ、判断に戸惑い続けることになる。
麻生さんは、すでに、そうとうの高齢のせいか、国会での お勤め中も、しょっちゅう、舟を漕いでいるそうだから、間違いなく、これも税金のムダ遣い代表格だ。
政治は趣味や道楽でやることじゃないし、国会は託老所じゃない。
高齢になっても、全体の国民にとって良い仕事を できうる能力が維持されているのなら別ものだが、
「こんな人たち!」のアベシと同様、
この麻生氏も、われら庶民国民を憎悪していることアカラサマで、それならば、国会議員を続けている理由なんか ないはずなのだ。
なにか?復讐のために居座っているのか?
よりによって国会議員が、よりによって庶民国民を逆恨み、憎悪するとは、言語道断の沙汰で あり、およそ議員でいる資格なんぞ、どこに あるものか。
恨むのなら、地位と権力に見合わぬ自分自身の見識、先見の明のなさ、力量のなさを恨みなさい。
国民は国民で、
さしたる理由もないのに、選挙に行きもせず、
行ったところで、個人の私利私欲の範囲から半歩も出ない思考や、表面しか見られない、視野の狭い、軽薄短小な不勉強者が投票したところで、もっと始末が悪いというもの。
国民がですよ?
国民みずからが、
自分たち国民のための権利や福祉を、削れ!いらない!不要だ!!と叫び、
それを叶えてくれる邪まな政党を支持する。
その反面で、
政治屋たちの公私混同、税金横流しは、まっ、いいさ いいさ、と大目に見る。
それどころか、
権力には逆らうんじゃない、権力に逆らっちゃいけん、逆らっては~、と、呪文を言い聞かせ、
しまいには、
あエエじゃないかエエぢゃないか、ヨイヨイヨイヨイ♪
と、一斉に踊り狂い始める。
…
こんな愚か極まる国民なんて、どこの国に おる??日本以外には ないのじゃなかろうかと。
まあ、これから、もっと もっと泣くことだろう。
たった三歩で忘れてしまう、反省しないというか健忘症の如き、しかも、サディスト大好きなマゾヒスティック国民だもの。