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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2021.08.07 (Sat)

『広島』『長崎』原爆投下追悼に寄せて――「国防」とは。の続き。

 

子どもを産んでも、親としての責任を持って育てられやしない分際で、いっちょまえに子づくり行為だけは早々と、というのも滑稽だ。

そんなヒマとエネルギーが あるのなら、先に学校の勉強を やっとけってことだ。

 

「口減らし」や「女の子に学問は不要」とか「十五で ねえやは嫁に行き」の時代じゃ あるまいし、

現代の14歳には、その将来のために やるべきこと、恋愛や性交よりも やるべきことが、たくさん ある。

 

ましてや、
女子の場合、若年からの性行為や出産は、将来の婦人科疾患に繫がりやすいし、のちに、別の男性と めぐり会う可能性は高いのだから、その後の結婚を めぐる人間関係に影響を及ぼす恐れも ある。

思考力、精神的、社会経験の未熟さは、産んだ子の遺棄や虐待に繋がる恐れも低くは なかろう。

 

ひるがえって、

長年生きてきたオッサンの身には、14歳や そこいらの女の子が、この先どうなっていくか、まったく予想も つかないはずは ない。

親や保護者の庇護・監督のもとにあるはずの児童・生徒である若年女子に向かって、たかが性欲を抑えきれないなどとは、
「意馬心猿」そのもの、年甲斐のないこと甚だしいというものだ。

 

ここは一言。

「あんたがガマンしろ」。

 

「真剣な恋愛」の場合こそ、成人男性の側が、ぐっとガマンすれば いいでは ないか。

 

そうして、
ものの数年後には婚姻できる、その日まで、プラトニックを貫き、

おとなの責務を自覚し、理性と思いやりを持って、若年の「恋人」を守れば いい。違うか?

 

 

 

さて、国を守ることとは。

「ヤフゴミ捨て場」で徘徊している軽薄な「ミリオタ」や、『自民党』マンセーの『防衛省』『自衛隊』などの配下が力説したがるような「戦争できる力」では ない。

 

現代では、いかにして、戦争を回避し、これをもって、国民を守ることが できるか、そこに、国家の底力が現れる。

 

「戦争して、国や国民を守ってくださった英霊」、そんな者が、どこに いると言うのか。

 

この国は、日本は、国家消滅もフシギでは ないほどのズタボロになって敗けたのだ。

忘れてやしないか?

 

あの開戦前夜でも、
イケイケドンドンの勇ましい叫び声が渦巻くなか、彼我の力の差と行く末を冷静に予測して、徹底回避を訴えた人たちは存在した。

その人たちは、黙らされるために、あえなく命を奪われたり、投獄されたりして、苦悶のうちに死んでいった。

 

かの『特攻隊』の若者たちを裏切った、当時の上官たち、「お偉方」も、「若い者が、どうして喜んで死にに行きたがるものか」と、晩年の死の床で、ようやっと真実を吐露していたという。

 

 

もう一度、言っておく。

「戦力」「戦争できる力」が「国防力」の時代では ないよ。

少なくとも、いずれ これからは通用しない。

 

だいいち、
現に、経済力と同様に、軍事力も高くない国であっても、まずまず平和裏に過ごしている。

 

『アメリカ』『ロシア(旧ソ連)』『中国』などの、「覇権主義」(それについての自称や自己申告の内容如何とウラハラに、そう見做されても仕方ない)強大国も、いまだに考え違いと時代錯誤から脱皮するどころか、「世界の警察」は返上したいと言ってみても、「世界のリーダー」の玉座から退くことは なく、あるいは、「自国の夢」が どうであるとか、依然として執着し、強硬に、身勝手を維持している。

 

この日本も一員だが、戦争によって「漁夫の利」よろしく大儲けだの、
築きあげた権勢の固定的維持や、かつての弱小国とか民族の踏み躙られたメンツなんぞに猛烈に執着して拘っている場合なのか。
いまや地球規模での未曾有の危険が迫りつつある時代となってしまっているのに。

 

 

以前にもズバリと言っておいたが、再び言おう。

 

基本的に、戦争は、男が やりたがるんだ。

 

何の かんのと理由を つけて。


 

そんな男に追随する女もバカである。

 

かの山下大将も、死を迎える間際に言い遺している。

これからは、特に女性たちがシッカリしなければ いけないと。

 

でも、
『自民党』の女性議員らや『日本会議』の女性会員らを見てごらん。

時代錯誤なコチコチあたまの爺さんらの後継者を、われこそはと率先して目指す若造たち、それに追随する、何の理想も理念も思想も持たない、気楽な俗物パターナリズムどっぷりであることを自覚すらできない女たち。しかも、「女の敵は」云々という言い古されたセリフが、いまだ死語にも なれないままの しまつだ。

 

 

男ってのはね、女から派生した、もともと欠けていて偏った種です。

良いも悪いも なく、何の必要あってか、そういうふうに できている。

これは、べつに、軽蔑や悪意で言うのじゃないよ。

 

だから、
一般的に、女性と比べて、本来は ひ弱でアンバランスな分だけ、不必要なまでに執拗に偏った方向へ暴走しがちだし、

良いほうに目を向けて言うなら、その おかげで、思わぬ発見や普遍的に有用な理論や技術などを齎すことにも繋がりやすいわけで。

現に、戦争にかかわる過程で、一般層の日常生活レベルでも活用に至った技術は、太古の昔から数多い。

こういった面は、
ある種の異常性、障碍者にも共通して指摘されうるところだわね。

 

そうして、
解決が困難なまま置き去りにしてきた問題も、山積したうえにも増加の一途となっていった。

 

もともと、この世界は、
「殺さぬよう、さりとて、生かさぬよう、やっぱり殺す」
そういうスレスレの世界。

じつに生き辛いからこそ、人間は、もがき、足掻きつつ、ここまで歩いてきた。

生き辛い摂理の世界だからこそだ。そうじゃないか?

 

他者の命を、その苦しみ、悲痛を無視して、問答無用に喰らい続けねば ならない、この残酷な世界。

なくて よい、ないほうが良い世界。

こんな世界に、子どもを産み落とせる者が、幼児的楽観性でノーテンキな俗物でないはずが ないだろうよ()

 

かくて、

いまや宇宙空間までもが、人間が排出し続けるゴミの最大廃棄場となりつつある。

もはや、人間自体が有害ゴミのような存在だ。

 

 

まさに「痛し痒し」なのだが、これからは、取捨選択の内容や根拠、先見性が重く問われていく。

そこに、どれだけの「温かい理性」が働くか。

 

 

ま、覇権主義とか強権志向の、支配欲の権化みたいな者ほど、他者の頭上に攀じ登りたがる性向なのだろうけど、これも概ね、古今東西共通のこと。

それだけに、やはり、一国だけの問題では済まない。

結局、どの国においても例外なく、国民大衆の知性が、戦争や人権侵害を防ぐ。

 

知性(理性)は国防、

国防とは知性(理性)である。

 

 

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