2021.08.07 (Sat)
広島における原爆投下追悼式典にて、最もキモになる、同時に、宗主国アメリカさまの御機嫌を損ねるであろう箇所の文言をば、ものの見事に、すっ飛ばしてみせたばかりのスガさんだがw
原因は、なんと、「のり」だとさ。
いや、「ノ~リノリ♪の乗り気」じゃなくて、糊のことね。
いやはや、主役も裏方も共に、なんともオマヌケなことで御座いましたね
このスガさんが首相として統治している現在の日本では、ただ今、絶賛「学級崩壊」中である。
一般家庭内でも同様のことが言える。
子どもが、親や保護者の言うことを、平気で無視したり、一切、聞かなくなる状態は、何が引き起こしているか。
信用していない、信頼していないからだ。
まずは、親や保護者自身が、口先で言うことと、実際に やっていることとの甚だしい乖離、矛盾が ある。
この「ダブル バインド」状態は、最初は、多少なりの恐怖感が入り混じる混乱から始まるのだが、
そうして、言うことを聞いていたのに、良くなる兆しは見えず、結局、うまく いかなかった、結果が良くならなかったとなれば、やっぱり、指針を示し、進行を促し、命令を下す権力側の欺瞞や御都合が見え透いてくるので、「はいはい、なにを偉そうに」と反感を持つに至る。
それでも、
少なくとも表面的にだけは従順にしている「良い子」も多いけれど、その場合は往々にして、「生殺与奪」を握られているとか恐怖感が まだ強く残っているから。
弱みも恐怖感も ないとなれば、従う必要性なんか あるものか、たちまちにして、そうなる。
しかし、親や保護者あるいは、上の立場から言われることが、基本的には従っておくほうが無難、少なくとも、自分にとっても得策であろうことが明らかな場合でも、やはり、そのとおりにしないことも ある。
なぜなら、その言われたことの みなもと、発した側の者に、本当の心配や衷心からの苦言であるとは思えない、欺瞞が見えるからだ。
何か別の所からの思惑や計算で発していることだと感じ取ったら、反発したくもなるし、
自分を真剣に思ってくれて いない相手の命令は勿論のこと、「お願い」だって、誰が聞いてやるものか、そっちの御都合に合わせてなんぞ やるもんか、となる。
とは言え、
冷静に、科学的に、自分の身の安全を確保しておくに越したことは ないと思うならば、先方の欺瞞や計算とは切り離して、自分は自分で考えて判断しながら、慎重にやっていこうとは するだろう。
しかし、
そもそも、人間とは、いかなるときにも、「自分だけは、なんとかなるだろう」と、本能的な、幼児的な楽観が あるものだ。
そうでない場合であっても、
もはや これまでかと思えば、逆に、ここぞと破れかぶれの ひらきなおりに走る。
現首相と政府は、専門家らの意見や提言を聞かないということが明らかに知られている。
聞かない首相や政府が、国民・大衆は、自分たちの言うことを聞いてくれないと嘆く。
滑稽な話である。
さて、
各国では『消費税』の一時停止処置や「一律給付」を、すみやかに実施してきたにも かかわらず、この日本では、足りないから足りないからとて、先にアップしておいた『消費税』はビクとも させずに、それどころか、この『消費税』アップによって、ついに国家税収の画期的なまでの増収を見ているにも かかわらず、「一律給付金」すら、たったの10万円こっきりで、お茶を濁して済ませ、
そのくせ、バカげているほどの巨額で「対コロナ」予算を組んでいるとしておきながら、
この『オリ・パラ』終了後には、しかも、当初予算を大幅に超えてしまっているどころか、なおも、それ以上にも莫大な税金をムダに費やし続けたために、通常ですら、『五輪』後の国家財政の落ち込みは、国際的にも必須のパターンとなっているところを、余計に拍車が かかるであろうことが明白なため、このような実態にも ひらきなおって、再び三たび、大幅な『消費税』アップを目論んでいるという『自民党』スガ政権。
こんなバカげた政党、政権、政策が、またと あろうか。
ここは下げるべきだと言う指摘が、さすがの『自民党』支持者すらも含めた、ほとんど どの方面からも多い『消費税』だが、
これまでの長年にわたって、この国に居る全ての人が支払ってきた消費税の累計総額よりも、各大企業の内部留保のほうが上まわっているそうな。
とほうもないことだが、
しかも、国民福祉向上のために使われるはずだった『消費税』が横流しされて、『法人税』減税の穴埋めに宛て込まれ、肝心の福祉はガシガシ削られている しまつ。
いくらなんでも、おかしい、酷い、眼を覆うばかりの事態と、なぜ、気づかない?なぜ、直視しようとも しない?
繰り返し言うが、
個人で不動産保有を大いに推奨してきたことと根底は同じ精神で、飽くまで「自己責任」を振りかざしつつ、公立病院や保健所を、着実に削減してきた『自民党』政治の結果が、いまの、このザマなのだ。
なぜ、こんなことになったのか。
それは、こうした小賢しくも愚かな『新自由主義』なる「弱肉強食」政策・施策を、一部のコア支持者は勿論、無関心なまま、表面しか見えていない、浅慮きわまる一般国民の多くが、最後の砦である選挙権すら死守しようともせずに、のんべんだらりと受け入れ続けてしまったからだ。
たとえば、一般労働者の賃金ラインを含めた、国民生活の全ての基礎に影響を及ぼしてくる『生活保護(生活保障)』制度の大幅削減を支持した国民大衆の愚かさが、すべてを物語っている。
このたびの「コロナ禍」で、もっと思い知ることになろう。
どこが どうなれば、こうなるという、根幹、基本の国家システムを、主権者たる国民が、からっきし分かっていないのだ。
それをイイことに、デタラメな数式を拵えて、長年、持ちつ持たれつ仕えてきた「共依存」のボスたる『自民党』政権を悦ばせる官僚、
裁判官は これまた、隣国も呆れるほどの「国民感情」とやらを堂々持ち出して支持する体たらく。
各メディア・大手マスコミも、これを援護しこそ すれ、報道としての矜持を投げ捨ててしまっており、本質のところを、一般の人々に根気づよく伝えようとは しない。こちらも、『自民党』政権からの恫喝に ひれ伏すというより、むしろ、「共依存」的駆け引きに耽溺しているように見える。まあ、実のところは、昔からだったのだろう。
どう考えてみても、
ふつうに働いているのに、相応の報われもなく、不安な毎日の食費すら ままならない庶民国民のフトコロを痩せさせて、購買力を奪い続ける、
その分、政治屋を中心とする一部の「特権層」だけを潤わせる政策で、国家の安泰を保てるはずが ない。
アホでもバカでも分かるはずのことだ。いつまで続けるつもりだろうか。
この期に及んで、4月の国会において、なおも「病床削減」「病院統廃合」策を中心とする『医療法』改悪を通してしまっている。
このための支援給付金まで、国庫から出すというのだから、そら恐ろしいことだ。
これを実証するかのように、
「新型コロナ ウィルス罹患者 中等症」を、体よく入院させないと宣言したばかりの『自民党』スガ政府、もはや「棄民」するつもりマンマンの政党・政府だという本性が あらわになっている。
国民大衆に告ぐ。
これ以上は、
まさに「悪党」『自民党』政府の言うことを真に受けて、
逆累進性の代表たる『消費税』を筆頭とする税金引き上げと、民主主義国民の権利で ある福祉を よりいっそう削減し続けていくことしか考えない国賊・売国奴どもを許すな。いいかげん、目を覚ませ。
ああ、そうだ、
「新型コロナ ウィルス」に感染しながら、逼迫している医療を受けることを躊躇っていたという『立憲民主党』議員だった羽田雄一郎氏が、昨年末に50歳代の若さで急逝され、弟さんである次郎氏が代わって立候補されたということが あったばかりだけど、
「ヤフゴミん」の誰かが、羽田氏らを、『自民党』議員だとしてコメントしていたなw
そのアカラサマな初歩的間違いを、その場の「ヤフゴミん」らの誰一人も、指摘すら しない。
わざとか?w
一事が万事、ほんとうに、いやらしい連中だよ、『自民党』支持者は
こないだも言ったように、
『五輪』に かこつけてか何か知らないが、さんざん浮かれ騒いで、「密」を拵えまくっている大衆のなかには、じつは、『自民党』のシンパや手下どもが混じってるんじゃないか?との疑いを、私が持っているのは、
そういう浮かれポンチ大衆によって、まずは、「自民党政府が悪いんじゃない、国民が悪いんだ」ということにできるし、
言うこと聞かないんだから、現政権に、もっと もっと、強権を与えなければ ならない、だから、改憲が必要なのだ!と主張し易くなる。
もちろん、国民・大衆が、自主性を持って、おとなしく自己管理に努めてくれるなら、それも また、政権にとって大いに結構なこと。
「よくコントロールが効いている」、政府の実力であると、面目躍如ということにしてもらえる。
結局、
どっちに転ぼうと、『自民党』政権にとっては好都合しかないわけだw
【続く】