2024.07.02 (Tue)
『『思春期早発症』に関する話』からの続き。
しかし、やはり、当の娘自身、自分で自分を持て余していたようだな。
ま、「小人閑居して」ナントヤラとは このことか。
もともと、少なくとも首から下は健康体で、毎日のんびり、働きもせず、家事もせず、気ままに過ごしてたら、男性は特に そうだが、性欲も含めて、ただでさえ持て余すほどのエネルギーの行き場が ないわな。
私は、以前のエントリーでも指摘したように、
下手人である女の父親自身、自分の父親との関係に、ひそかな軋轢が存在したのでは ないかと察しているが、
この女も、特に母親に対する劣等感的な感情も持っていたのかもしれないと思う。というのは、
手描きのイラストなどに窺えるように、なかなか才能が あると見受ける母親に対して、やたらと「自分の作品」「作品を見てよ」と要求していたらしいから。
当初の報道によれば、
娘の異常な性質が大きく認められる前、もっと幼い頃に、この父親は、この娘にとっては、かなり不快を強いるような、独善的で、過干渉的な振る舞いを していたらしいがね。
それを、「しつけ」していた つもり、と言ってるみたいだな。
たとえ、一人娘かわいさの あまりであったにせよ。
その反動が噴き出したようにも見える。
これまでも指摘してきたけど、
だいたい、親になることはアタリマエ、とか、権利、みたいな俗な感覚を持っているということは、ズバリ、そこに疑問や問題意識のカケラも持たない、単純・素朴なウヌボレとエゴが あるからに ほかならないわけで。
だからこそ、
人間たる者、自分自身に対する客観性、そして「負うた子に教えられる」という謙虚さも大事だ。
それにしたって、自分たちは容認や幇助に問われることなく「逮捕されるのは娘だけ」と思い込んでいたというのも、つくづくヘンな話だよ。
それだけでも、常識はずれじゃないのかな、ここの親らも。
もっともらしいキレイごとに まとめてるけど。胡散臭さは拭えない。
また、
この娘、親に名付けられた凝った名前を、ひどく厭っていたそうだが、
じつは私自身、親、もっと正確には、母親の妹である叔母も加えてだが、軽率な彼女らによって付けられた名前を厭う気持ちが ある。
私個人の名付けには参加させてもらえなかったらしいw親父に対しては、姓のほうが不満。
いまからでも、可能であれば、変えてしまいたいと思っている。
要は、姓・名ともに、それぞれの理由で、きらいだ。
それには、一つだけでない理由が あるからなのだが、
名前を付けるってのは、親のエゴと特権の最たるものでも あるからね。
それを徹底的に厭うというのは、
それだけ、自分の親を苦々しく思っている あらわれでも あるわけ。
しかし、まあ、「ルナ」だの「シンシア」だの、
親も娘も、やすっぽいナルシスト趣味まる出しだな。
ま、被害者となった男性自身、「飛んで火に入る」なんとやら、
厳しく問えば、彼自身も性犯罪者じゃないのかという見方も ありうるし、
以前から言っているように、私個人としても、同情する気にまでは なれない。
しょせんは、被害者側も加害者側も、世間に隠れたように潜む、多数の「見せかけ」「見かけだおし」の「機能不全家庭」、「仮面家庭」「無関心家族」という、その面では重なっている者どうしの、不吉な遭遇だったのだろう。
あらためて、公判に伴う情報が出始めているようだが、
それらのニュース記事に対してのコメント欄を眺めていて思う。
たしかに、性犯罪や公務員の汚職等々の「わかりやすい」かつ「叩きやすい」事件や事案なら、毎度、滑稽なほど、すぐに「ちょん切れ!」だの「死刑!!」だのと、子ども向けマンガさながらの、ど単純にして軽薄、下品なコメントが目白押しになるのだがw
「ヤフゴミん」ってのは、自分らも自覚しているのか どうなんだか知らないが、
これが、子捨てや子殺しを はたらいた母親とか、今度の『ススキノ』事件みたいなケースとなると、犯人側を、ヘンに庇い立てする連中が押し寄せるのねw
インターネット上で、初めての経験から思い知ったのが、ネットというのは、ほんっとうに、
軽度知的障害者あるいは、精神科の患者が多いんだなってこと。
精神方面のなかでも、とりわけ、『自己愛性人格障害』みたいなケースね。
ほんっっとうに、いやな目に遭ってきましたもん。
とにかく、しつこい、しつこい。
バカみたいに執拗かつ、あさはかなヘリクツを言い募って、どこまでも食い下がろうとする。
自身が精神系の持病持ちの人ですら、精神病の仲間を相手にすると、ひどく疲れるから鬱陶しいと言ってたけど、
そりゃ、きらわれても しょうがないとは思う。
一般的な病気や身体的のみの障碍と比べると、あきらかに、タチが悪くて難しいことが多いもんね。
だからと言うんで、
「ヤフゴミ」の一人が、さっそく、「障害者は」と、一括りにして誹謗中傷・侮蔑発言を投稿していたので、運営に通報したけど、
ま、
えてして、こういう者こそが、知的や精神の障害だったりする現実。
以前から言っているとおり、
権威的パターナリズムにスンナリと染まるのは勿論のこと、
世間一般的な、あるいは俗悪な価値観にまでも毒され、疑問の一つとて持たず、そのまま年齢を重ねていく、ある種の「素直さ」。
持って生まれた脳の つくりによっては、精神的な問題が、あきらかな表出までには至らず、身近の周囲ですら、「なにかヘンだな」とは思いつつも、分かりにくいことが ままあると見受けるし、往々にして、その者の個性なんだろうくらいに流すことも多い。
これは、実のところ、社会で最も多くを占めている層と思う。
そこには、くだんの事件の父親らも含まれているように、世渡り上手な、要領の良い「優等生」ちゃんも、著しく偏った感受性の者、はっきりと精神病の域を示す者も等しく存在している。
私は、実際に、職場の人でも経験してきた。
「軽度知的」ケースの人ってのは、まあ、悪気までは ないのだろうとは思ってるけれど、
やっぱり、いわゆる「かまってちゃん」タイプが多いのかね。
ふだん、まともには相手を してもらいにくい不満とか寂しさとかが あるのだろうか、
こちらが、ふつうに好意的に接し、バカにすることなく、ふつうに話相手になってあげようものなら、たちまち調子に乗って増長し、それなりに、相手を見分けて分類しようとするのか、
「こいつ、けっこう『くみしやすい』『怒られない』っぽい」
と判断したら、とたんに、いっちょまえの口調で説教とか してくるw
どんなアホでも、誰しも、自尊心やプライドみたいなものは あるんだろうけど、
やっぱり、自覚とか謙虚さに欠けて、自分棚上げなところが大きな特徴の一つなのかなと思わせられることが多かった。
それも、皮肉なことに、心底の劣等感とか、自分に対する扱われかたへの不満を蓄積してきている反動も あるのかなって感じだ。
精神面のほうの場合は、じつは、あとから思い当たった。
『ススキノ』事件の犯人の女の顔つき、眼つき。
これ、どこかで見た誰かに似てるような、、、
という感覚は あったんだけど、
やっと思い出したのは、過去エントリーで取りあげたことのある、むかしの同僚。
「仕事できない」見本だった同僚です。
当時から、なんかヘンだなぁとは思ってたのよね。
私は、他人を最初から悪く思って警戒したりバカにしたり、よほど煮え湯でも飲まされないかぎりは、人によって態度を変える傾向は ない性格なもんで、
その同僚の言動も、振り返るに、そうとうの悪意やネタミが込められていたことに気づいたんだけれども、とっくに終わったことだから、もう どうでもいいことなんだが、
あの当時、かなり親しくなり始めてから、ちょっと違和感を持ったのは、その同僚の親御さん。
たとえば、
先方の自宅に電話を掛けたら、本人が出る前に切られちゃったり、私に対して、なにか疑ってるみたいな雰囲気を出されたりで、いったい、なんなんだろ?とは思っていた。
当人自身、家族全員が旅行に行くときにも、自分は留守番ばかり、とか言ってたし、お姉さんが婚約者を連れてきたときなんか、「彼が来てるあいだ、あんたは出て来ないでね」と、クギ刺されたりしてたとも言ってた。
でね、
『ススキノ』事件の犯人の女って、まあ、視力が悪いせいもあるんだろうけど、眼つき悪いよねwすごく意地悪い感じの。
くだんの同僚も、ああいう、睨みつけるような眼つきだったのよ。
ソックリだと言っていいくらい。
で、
このことも、今にして思い当たるのは、
その同僚も、どうやら、精神方面の持病が あったんだな、ってこと。
当人は、別の持病を装って、うまいこと言って誤魔化してたけど。
だいたい、仕事の進め方が異様だったからね。
【続く】