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とりあえず、ひかりのくに
     
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2014.07.15 (Tue)

PC遠隔操作事件】「なぜこのような事件を起こしたか自分でも分からない」(第12回公判傍聴メモ)
2014711

http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140711-00037279/

刑務所の中のこともですが、出所後にどう生きていくのか。ただのムショ帰りだけではなく、有名になり過ぎちゃって、こういう自分を誰が雇ってくれるのか…

 

――あなたのネットの知識を暴力団が金稼ぎに使わせてくれという可能性は。

 

 ありうる。

 家族のことを考えれば、犯罪には一切関わりたくないが、そういう誘惑がくること自体、怖い。誰も雇ってくれないと、そういう人に頼らざるをえなくなるのが怖い。

 

――我々は精神鑑定を求めているが、検察側はS医師やM医師の診断書もあり、早く結論を出して服役した方がよいと言っている。

 

 早く社会復帰したいのはその通りだが、私自身がよく分からない。なんでやっちゃったのか、自分でも説明ができない悩みはあったが、社会人としてある悩みで、犯罪に走らせる悩みではない。趣味も持っていた。にもかかわらず、なんでやっちゃったのか、自分でも分からない。それを解明して欲しいと望む。

 

――あなたがやったことは金銭的に得るものは何もない。

 はい。

 

――なのに、自分のベストを尽くしてやっちゃった

 はい。

 

――その訳を解明したうえで服役したい、と。

(文字強調は当ブログ主による)

 

言うところの「リア充」って、片山(丑田)にとって、真実、求めていた満足に足る「リア充」だったのか どうか。

本人自身、「表面的」と言ってるわけだ。

 

 

 矛盾するようですが、人付き合いが全然できない状態で、アルバイトもできない、社会不適合者と悩んでいた。就職しても、その辺が治らないままなので、(執行猶予判決でも)立ち直れたかどうか分からない。

――そこは服役して改善した。

 はい。人付き合い、処世術、友だちを作る方法などはかなり身についた。表面的かもしれないが、(刑務所で)おおむね社会性は身についたと思う。 

(文字強調は当ブログ主による)

 

ここ、特に吟味・分析が必要だ。

なぜか、「鑑別所」だか「少年院」だか「少年刑務所」から出てきたら、
もっと「悪くなっていた」と、巷で聞く話とも関係してくると思われ。

 

 

幼少の頃から、弟の周りには友だちがいっぱいいて、楽しそうで充実していた。自分は孤立していじめられていたので、この落差は何だろうとずっと思っていた。

――中学受験はどうだったか。

 最初の挫折だった。志望校に合格できなかった。3,4,5,6年と遊ぶ間もなくやったのに。(進学したのは)第3志望だった。

――お母さんの話では、弟さんも志望校に入れなかったが、けろっとしていたあなたは、大泣きして絶望の極致で中学に進んだ、と

――教師の対応は?

 「お前は何を考えているか分からない」と言われた。自分の感情をうまく表現できなかったどういう時、どういう顔をしたらいいのか分からなかった。それを「何を考えているか分からない」と突き放された。

(文字強調は当ブログ主による)

 

さて、以前に述べてきた見解でも触れておいたが、

この片山(丑田)被告の意識のなかに常に、理不尽」さということ、
つまりは、

「なぜ、自分は?」

「なぜ、自分が?」

という「理不尽」さへの憤怒があったと思う。

 

「理不尽」さへの憤怒は、「表面的リア充」なんぞでは決して解決できなかったのか。

 

 

昔、若い頃に読んだカフカの『審判』をも思い出したが、、、

「なぜ」という答えが混沌として、自分自身にさえも不明であることは、人を深く苦しめる。

このことは、被害者は勿論、加害者となった側の動機ともなり得ることだ。

 

 

「理不尽」な冤罪の被害者となってしまった、全く顔も知らない他人たちに齎した困惑と苦しみ等を、片山(丑田)は、けっして、想像できなかったわけではなく、それどころか、逆に、楽しんでいたとまで認めているのでしょ?

 

自分が味わい続けてきた、当人にとって、まさに「理不尽」さというものを一転させ、

(現実には、しょせん刹那に終わったわけだが)
今度は自分こそが与えられる存在になれた

 

 

ま、昔ながらの、「嫁いびり」ってやつと、根っこの精神レベルは変わらないみたいだ。

近頃の大きな社会問題として浮上している、各界で蔓延する陰湿と執拗を極めた「イジメ」の根底にも流れていることだと思う。

 

要するに、「連鎖」であり、すなわち、
「犯罪者養成」システム
(これ↑「精神の犯罪者」たる「
カルト連」の一大目的よw)

 

 

本当の「強者」のうちに入るのは、「理不尽さを連鎖」させることなく、自分のところで留め持ち堪えられるか否か、ってことだろう。

もっとも、ただただ耐え忍ぶだけでは、かえって陰湿な性格になりかねないけどさwそれこそ、「姑根性」ってやつ?(苦笑)

 

とまれ、
私には、片山(丑田)被告自身が「冤罪被害者」だと主張していたさなかの奇妙な言い訳と同じく、

2ちゃんねる」に出入りしてるようなひとが、基本的セキュリティを疎かにしていて、そこのリンクを平気で踏んでいたという被害者側の処し方も、理解しにくいことに変わりはない。


追記:
ああ、そうだ、最初の事件時の裁判官から、「君は、何でもできるんだよ」とか諭されて、だが、実刑だったことが「裏切り」のように感じたとか書いてあったっけ。
これはね、片山くんw
たとえ、どんなに辛い服役だって、自らの行為の結果を粛々と受け止めて耐え抜く力が、君にもある!って言いたかったのだと思いたまへな。


片山的「レリゴー」w
http://schneewittchen.7narabe.net/%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%83%BB%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%83%BB%E7%8A%AF%E7%BD%AA/%E7%89%87%E5%B1%B1%E7%9A%84%E3%80%8C%E3%83%AC%E3%83%AA%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%80%8D%EF%BD%97

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