忍者ブログ
とりあえず、ひかりのくに
     
<< | 2025年07月 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 | >>
[1699]  [1698]  [1697]  [1696]  [1695]  [1694]  [1693]  [1692]  [1691]  [1690]  [1689
Updated   
2021.07.20 (Tue)

まずは、

カラオケパブ経営者だった若い女性が殺害された『天満』で起きた事件についての追記から。

私は、この事件で逮捕された男が、被害者となった女性に対し、かつて、「甘い物は苦手」だと断られたにも かかわらず、「甘い物を好きになってほしい」というふうなことを主張して、なおも、ケーキなどの菓子類を持参して差し出していたという話が、とても引っ掛かり、怪訝に思っていたのだが、まあ、このへんは、誰が聞いても同じく怪訝に思い、理解不能だとか、なんと押しつけがましい性格なのかといった憤りの感想を持つところだろう。

 

少し経ってから、思い当たったのは、
容疑者の家庭に、娘が二人いるらしい、ということ。しかも、被害者と同じくらいの年齢だそうな。

 

私も、むかし、ちょうど、娘が二人いて、かつ、くだんの男と似たような、と言っても、こっちは化学分野だけど、技術系専門職として勤務している男との つき合い経験が あるのだが、なんとなく、共通性が あるような印象を受けていた。

ふだんは、まあ、優しいと言うか、おとなしめと言うか、落ち着きのある、ソツが ないタイプに見えるし、もともと研究畑の出身だけあって、学校の成績は良かったのだろうし、知的なレベルは高いほうなのだけれど、どうかしたら、ミョウなところで、やっぱり、少しヘンだなと、鬱屈と自己チュー的傾向が あるのは感じていた。

 

なまじ、頭脳レベルは高いだけに、、、
てな感じのタイプ、けっこう いるものよねw男性に多いようにも見受ける。

 

いわゆる「核家族」であるなら、ヨメさん、ならびに娘二人に対して、男は自分だけの3対1だもんなぁ。

先述した、私が知ってる男も、家に帰りたくないんだと、何度か言ってたような記憶が ある。

だからと言って、じゃあ、ヨメさんらとの仲が、あきらかに良くないのか?というと、そういうわけでは ないみたいなのね。

でも、
娘たちは ともかく、
ヨメに対しては、とうに、愛しては いない、と言い切ってたけど。

 

私が察するに、

あの事件で逮捕された男は、被害者となった女性に対し、
自分の娘を重ねて見ていたのでは なかろうか、ってこと。

一見は平和な家族に見えても、やはり、家庭内での疎外感めいたものが あったのかもしれないな、と。

 

 

お次は、

昨今、昔なら考えられなかったような堅い職場や職業人に おいてさえも、そこかしこ、あらゆる場面で盗撮したものや、なかには、女性が女性を盗撮という事件も あったようだが、この場合は、じつは、男に依頼されて、という経緯だったらしいのだけれど、

性犯罪系の いかがわしい動画をアップすることで、ネット サイトなんかで手軽に小遣い稼ぎみたいなことを やれるようになっているのであれば、自分の欲求を、性欲プラスお金のワンセット同時で満たせるのが、やはり、最も大きな動機と原因なのだろうと思う。

しかし、
この風潮と言うか社会的現象は、いつだったか、ずいぶん前にも、うちのブログで指摘しておいたことが あるが、じつは、テレビ全盛の時代から、すでに始まっていたのだ。

 

私の若い頃に、人気番組の一つだったのが、一般人がビデオ撮影した、たとえばビックリするような場面、それは、最も お手軽には、自分の幼い子が、何かに ぶつかるとか落っこちるといった、危険な状況に遭遇する場面を、テレビ局に提供したものを集めて、番組構成していたようなのだが、

うちの母親は、あれは、親みずからが、ワザと、子どもを危険なめに遭わせて、それを撮影しているに違いない、と呆れながら怒っていた。

 

 

さて、レントゲン室で、女子中学生の裸を盗撮していたというので逮捕された技師の男。

この記事に付いたコメントを見てたら、私が思っていた以上に、似たようなことが あり、非常に不快な、厭な思いを したと述べている投稿者が続出しているので、世のなか、やっぱり、そうなのかなぁと、
自分自身も若い頃に経験した出来事を思い出した しだい。

男は女が大好きw

 

 

最後に、

まあ、偏見に満ちた見解だと思われるかもだけど、
正直に言わせてもらうと。

いまどきの日本の芸能界、特に、流行・世俗的な方面のミュージシャンであるとか、芸能人とか芸人さんなどは特にだが、政治分野のことを筆頭に、理念や哲学・思想にも かかわってくるような ものごとに対する意見や主張は、なるべく控えておいたほうが いいんじゃないの?と思える人は少なくない。

 

彼ら彼女らは、「世俗の波」に乗っかっての生業、「万人ウケ」してこその人気稼業であるし、どうしても、そのレベルを超えた思考には進みにくいのだろうかと思う。

 

はっきり言って、浅薄なうえ不勉強だし、すれば必然的に感情寄りだし、それも、やはり世俗の、たとえば、いわゆる「右翼」的な主張などが世間に台頭、跋扈してくると、たちまち「ネトウヨ」らの性向と同じゅうして、そうしたものに、全然良くない意味で「素直に」影響され易いようだ。

また、およそ権力者や、その地位に靡き易いようにも見える。

まあ、自分を使ってくれる人、儲けさせてくれる相手には逆らえないのであれば当然か。。。

そもそも、彼らの生業・商売からして、そういう性向で いるほうが、しごく都合が良いわけだろうから。

 

で、
自分が、自分たちが、一般人の平均レベル以上に、表面だけ見て、たやすく影響され、流され、毒され易い、そういう軽薄な性向であるからこそ、世俗を商売ネタとするに都合の良い性分となっていることの自覚が乏しい。あるいは、ひらきなおっているか。

 

俗物的自己満足感に浸って来れた人生となると、まず、不勉強のまま、見識を磨こうともせず、それで上手いこと世のなかを泳いできたんだ、という、なまじな自負と自信だけはマンマンだ。

 

こうした「アーティスト」だの芸能人の類は、誰か「恩義のある」()相手の代弁も兼ねて、トクトクと軽薄な演説なんかせず、本職以外では、なるべく黙っておればイイのに、、、と思うことが たびたびだ、私は。

もっとも、テレビ局を筆頭としたメディア側が、こういう芸能人を積極的に使う以上、まさに共犯関係だわな。
しかも、この手合いが、ほいほいと即席「政治家」になっちゃったりもするわけだからね、タチの悪い現象だよな、まったく。

 

 

いまや「金満オバサマ」となり果てた感すらある松任谷由実氏の、じつに軽薄な感性と同時に「安倍トモ」ぶりまでが発覚したときは、さすがの私も、まさか!?emojiと驚き、

「日本の音楽界、それも、いたって世俗的な、流行歌の類に携わる、しかも人気が高い人ほどウハウハ儲かるわけだからなのか、たしかに、運と要領、才能には、常人よりも恵まれていたにせよ、その おかげで、深い思索や哲学的思考などは しない、できない、必要ないものなんだろうかな」と、認識を改めたことだった。

 

もちろん、芸能界でも、どの方面でも、いろんな感性や思考タイプの人が いるはずだし、ここに敢えて日本の、と付けたのは、たとえばアメリカのロック ミュージシャンでも、「自分の楽曲を使用するなよ!」と、時の最高権力者、大統領であったトランプ氏に正面から抗議したりしていたわけだし、

そういった面でも、「あべトモ」になって、甘い分け前の御相伴に あずかる仲間に加わり、そこを「恩義」にか、以降、持ちつ持たれつ、事あるごとに応援や、お互い援護射撃に励み努めるといった特徴的チョーシの良さは、日本の芸能人ほどには、あまり感じられない。

ただし、日本の場合、自分の立場が危なくなりそうだと感じるが早いか、宗旨替えと手のひら返しだけは猛スピードだという特徴も兼ね備えてるけどねw

しかも、そこに、忸怩たる思いや罪の意識みたいなものは薄くww
どこまでも、可愛い自分が正しいとしか思ってないオメデタさwww

 

 

純粋に楽曲作品としてのレベルを考えてみても、
たとえば『サイモンとガーファンクル』の作品などは、曲のレベルだけに とどまらず、歌詞のレベルが非常に知的で格調高い。日本のミュージシャンやアーティストと称する人で、これくらいのレベルってのは、正直、あまり見当たらないんじゃないかという印象。

まあ、私が疎いだけかもしれないけどね。もともと、日本人のは、一部を除いて、子どもの頃から、あまり聴かないほうだったせいかな?よく知らないままというのも否定しきれないから。

 

とは言え、テレビは勿論、その他からの情報全般にも疎くならざるを得なくなって久しい私だから、

今度の『オリ・パラ』式典で使用される楽曲を担当するらしい小山田さんという人の存在も、もちろん、その作品についても、全く知らなかった。

今、何やら大騒ぎの渦中にあるらしいと知っても、「『小山田圭吾』?ってダレ??」としか思わなかったのだが、

まずは、辟易の気分で、

「はあ?またぞろ『オリ・パラ』に まつわるスキャンダル発覚かいな。最後の最後まで、どんだけやねん、、、emoji

と思いつつ、

やっと、イジメというも通り越した虐待に等しい加害、それも障碍者相手だったらしい騒ぎの内容を知るに至り、いまや、「恥だ!」「日本の恥だ!!」と大合唱している理由が分かった。

 

くだんの小山田氏は、まだ若くて新進の、せいぜい30歳代くらいの人なのだろうかと、なんとなく想像していたところが、すでに50歳代であると知って、これまた、けっこう驚いた。

お子さんとか いるのであれば、なんとも、示しが つかないだろうにというか、ご自分の子が、障碍者だったら、どう思うんだろ?と。

 

「五輪の裏で現金を」

 

それから、

太田ナントカいう芸人さんのことも、ほとんど知らないでいたのだが、
こちらも同じく50歳代の後半と知って驚いた。

 

太田氏より年下ながら、同じく50歳代の米山隆一氏が指摘していたような、「戦国時代」にまで遡って、とまでは思わなかったが、
そこまで遡る必要もないと思う。

せいぜいは、『旧制高校』というものが存在していた頃の、『デカンショ節』なんぞ放歌しつつ「布団蒸し」で下級生をシゴキたおす、というような時代とかだね、

それでも、その下級生は、基本的に健康な同世代であり、けっして、病者や障碍者では なかっただろう。

 

せめて半世紀ほども前を指して、「その時代の価値観は」と云々するなら まだしもだが、

それにしても、たかだか30年も経っていない話なんでしょ。

私自身の学校時分って、彼らよりも、もう少し前になるけど、その頃でも、イジメとか、特に、障碍や病気などを抱えている人に対するイジメなんて、悪いこと、恥ずべきことという基本は変わらなかったよ。

陰では大っぴらという現実は ともかく。

 

もっとも、私自身の場合、母親が原因の後天的障碍を抱えていながら、単に性格の問題だ、努力不足なのだと決めつけられて、明確な障碍者としての立場を、肝心の保護者である親らに一切、認めてもらえなかったから、よけいに、そのことを利用した陰湿なイジメには遭ってる。

障碍者をイジメてるんだという後ろめたさから、眼を逸らすことが できたからね、私のケースでは。

 

「むなしい努力」というものを、いやというほど実感している私のような人も少ないだろうな。

 

 

【続く】

 

 

PR