2015.02.03 (Tue)
最近読んだ ある新聞社のネット配信記事によると、現地の一般人難民イスラム教徒のなかには、「自由シリア軍」の者には、金品の類を要求されるとか、“IS”は、「シャリーア」さえ厳格に守っているかぎり、襲われることはない、と言う声もあったそうなのだけど。。。
上記エントリーで、私も、真っ先に指摘できることとして述べておいたように、
百歩譲って、言いなりの莫大な身代金を支払ってやったとしても、返還されるべき人質の身の安全を、どのように請け負ってくれるのか?という問いはアタリマエ過ぎるほど基本のことのはず。
なのだが、
そこはスっこ抜けてかスっこ抜かしてか知らないが、
ただただ、自分らの要求に100%従うことだけを大前提に要求してくる、これでは、まともに取り引きだの話し合いが通じる相手ではない、ということだ。(ちなみに、安倍ちんにも、この傾向があるようだなw)
要するに、まさに「道理」というものが通じない、
一言で言って「フェア」という概念を些かも持っておらないわけで、
こういう連中なのだということを、よくよく肝に銘じて、手を打たなくちゃならない。
~
外務省関係者だか首相周辺の者が、ご注進しても、聞き入れてくれようとしなかったのだとかと愚痴っぽくバラシてたそうだが、その内容の真偽は さて置き、
そもそも安倍さんが、しっかりした見通しを持てないままに、そのため、慎重を欠きがちで、前のめりになり、周囲からの様々なアドバイスを聞き入れようとしなかったのか(大いに ありそうなことだとは思う。なにしろ、気に入らない意見が聞こえてくるとなると、すーぐに、イヤホン外すぞ!だもんねw)、
それとも、
はなはだナサケナイことには、外務省が、安倍さんの強硬姿勢に対して一切、逆らうことが できなかったわけか?
はたして、どっちなのだろうか。
~
つまりは、一般人の行動を、「自己責任」「自業自得」と断罪するのなら、一国の首長ともなれば、完全に責任が重いのは当然なわけで、慎重にも慎重な言動を求められるということだ。
ついに、わが国の国内でさえもテロが頻発しかねない状況へと導いた、こんな極めて軽率な者が首相のままでは、、、先が思いやられてしょうがないよお(泣)
かつて、「死の国」と表現しただけのことで、ソッコー、大臣の職を追われた人さえいたというのに。。。
このとき、当該大臣を激しく罵ったのは、産経新聞の記者だったらしいけどw
安倍ちんと、そのシンパどもの有象無象が叫ぶ、ここぞとばかり、
「政府批判したら、ISの思惑にハマるー!!」
なんてな欺瞞的言いぐさにハマっては いけない。
ていのいい言論統制、言論弾圧かよ。
実際、「イヤホン外すぞー!」の安倍ちんが一番恐れ、嫌っているのは、まさに、自分への批判だろ。
いいかげん、この幼児性万能感的オボッチヤンにとって都合のいい解釈ばかりさせていては いけない。
共産党も、こないだは、まず安倍ちんの喜ぶようなことを、自分とこ議員に強いたようだが、事態の性質上、致し方なかったかとも思うけれど、
くだんの議員さんもね、まずは、タイミングを見極めてから発信すること。同時に、自ら衷心の発言を、そう簡単に翻すようでは いけませんなあ。
だからこそ、政治家、それも、責任の重い立場に就けば、安倍ちんのような失敗は許されない。
すべて野党は、今回の悲惨かつ最悪な結果を踏まえて、
安倍さんが、先頃、中東方面で、特にイスラエル、カイロで行なった言動の全てを緻密に検証し、
かつ、外務省、これと政府との疎通関係が、そこで、いったい、どうなっていたのかを、厳しく追及すべし!
ここを、シッカリと追及できない野党ばかりであるのなら、この私も、もう、かろうじて、選挙で投票する意欲すら削がれていってしまう気が する。
とても、とても虚しい。。。
(再び続く)