2015.02.05 (Thu)
『人質事件、「積極的平和主義」と日本人のリスク イスラーム文明に対する日本文明の役割とは?』
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015012400001.html
(2015年01月24日)
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これに対して、日本政府の責任を問う声もある。安倍首相の演説はイスラーム過激派からは敵そのものであるイスラエルで行われ、この事件が起きた後もそのスピーチはイスラエル国旗を背景に行われている。
また、安倍首相が約束した周辺諸国への2億ドルの供与は、イスラム国と一定の関係を保っているトルコには行われず、さらに、安倍首相のスピーチが、誤解を招きやすい英語に翻訳されていた、という指摘もある。
しかも、すでにフリージャーナリスト・後藤健二氏の妻が2014年11月から今年1月にかけてイスラム国関係者からの20億円超の身代金を要求され、それを警察に通報していたことが明らかになっている。だとすれば、それを知った上でイスラエルで首相がこのようなスピーチをすることは、イスラム国を刺激するリスクを犯したことになる。
「積極的平和主義」のアピールが呼び起こすもの
この論戦でどのような立場を取るにしても、明白なのは、安倍首相が中東を訪問しイスラエルという地で積極的平和主義をアピールしようとしたことが、この殺害予告ビデオへとつながったということである。
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『二枚舌外交のアメリカとすり寄るだけの安倍外交』
田中良紹 2015年1月30日 18時15分
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20150130-00042672/
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リスクを想定しなかったのではなくリスクを想定して行動したと判断するのが妥当である。何故なのか。アメリカすり寄り外交をもっぱらとする安倍総理にとって、アメリカが主導する対「イスラム国」攻撃の有志連合に日本も参画する意思の表明が人質よりも重要だったからである。
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【再掲】
『[1]「日本が戦争を支援」と誤解された理由』(2015年01月31日)
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015013000002.html
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そのBBCニュースはアラビア語で「安倍は非軍事的な援助によって『イスラム国』に対する戦争を支援する」という見出しになっている。
BBCのニュースは首相のスピーチを受けたものだ。
見出しは「非軍事的」なものであることを承知した上で、日本が「イスラム国」に対する「戦争(ハルブ)への支援」という言葉をつかっている。
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(文字強調は、当ブログ主による)
『もしかしてアメリカの沖縄?しかも「使える」自衛隊付き日本。(続き)』
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今年4月、オバマ大統領は日米会談の場で安倍首相にこうとまで注文を付けた。「(中国に対し)言葉遣いに気を付けろ、挑発的行動を取るな。事態をエスカレートさせるのは根本的な過ちだ」
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(爆苦笑)
いやはや、「コトバ遣いに気を つけろ」w
またぞろ やっちゃった安倍ちん。
自分がヒーロー気分で演説したいがためには、一億国民の安全を担保に入れても無頓着w
…
いいかげんにせえや、自己チュー高齢おぼっちゃん!!(怒)
今回は、とうとう国民全てをテロの対象へと一気に引きずり込んでみせた、その恐るべき手腕w
以前にも、過去エントリーの どこかで言ったかもしれないのだが、
つまり、アメリカの代わりに、ファイティング ポーズつくって見せてるのは、ひとり安倍ちんのシュミのみならずして、
ひょっとすると、ことによると、アメリカ側の裏要求もあるのでは?という疑念だ。
たとえば、
俺とこアメリカは、表面的には、イスラエルに塩対応しておかざるを得ない代わりに、アベ、おまえんとこが、イスラエルと仲良うしといてやれや、とかってさw
(続く)