2014.07.04 (Fri)
『もしかしてアメリカの沖縄?しかも「使える」自衛隊付き日本。』
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~「いまやテロとの戦争も中国との緊張も一昔前の話。外務省と安倍首相は過去のアメリカに追随しようとし、今のアメリカにうとまれている」
~
今年4月、オバマ大統領は日米会談の場で安倍首相にこうとまで注文を付けた。「(中国に対し)言葉遣いに気を付けろ、挑発的行動を取るな。事態をエスカレートさせるのは根本的な過ちだ」
~
それは そうだろうと思う。
「時代錯誤」な安倍政権は、アメリカにとって「頭痛の種」と化しつつあるらしいことは、一般国民にさえ薄々察しはついている。
だったら、安倍さんは、むしろ、日米関係の強化とは真逆に走っているということではないか。
~
米国が「テロとの戦い」に懲りた以上、「テロとの戦争に巻き込まれる」という懸念は当たらない。さらに米国の親中政策を見れば、「米国の圧力で集団的自衛権行使を容認せざるを得なくなった」という見方も成り立たない。
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これ、はたして、どうなのだろうか。
オバマ政権が、また、その方針が、今後も続いていくかどうか、それは分からない。
米中「互恵」関係の行方も、まだまだ観測を続けていかなければならないのではないか。
現状でハッキリ言えることは、いまや、アメリカと中国が、相互のメリットでバランス良く支え合っていて、少なくとも、正面切って戦う気は なさそうだ。
だが、固く握手しながら、テーブル下では、互いに銃を向け合っているかもしれない。
「アメぽち」日本ひとり、どちらとも「互恵」関係を崩してしまう道に入り込み始めたように見えるということ。
そんななかでの、「手土産」だとしたら。
もっとも、独り善がりで迷惑な「土産物、いやげ物」ということは ありうる。
「中国は、日本の尖閣実効支配黙認」と言うけれども、
実際問題、「尖閣」は勿論、日本の領海周辺で、中国側が漁をするとき、根こそぎの勢いで掻っ攫っていくという、日本の漁民の嘆きは、
私が学校時分だから、もう数十年も前から報道されていたはず。
うちの親なんかは、べつに中国嫌いというわけでもなかったが、「中国人のエネルギッシュな欲深さは独特だよ」と言っていた。
それで、以前の中国政府は、自国漁民側の自制を心がけていたそうなのだが、
それも、安倍1号が、海保あたりにもヘンな種を蒔いておいたせいで、、、とかいう話がある。このことも、何度か書いてきたんだけど。
中国との決定的なギクシャクは、すでに民主党政権時から目立ち始めていた。
これには、先述したように、安倍第一次政権時、「尖閣問題」で、中国を刺激する種を蒔いていたことを、私は何度か言ってきた。
原発問題でもそうだが、安倍第一次政権が蒔いておいた幾つもの種と、民主党が「左」だから「媚中」だからと叩かれまくったことも大なり小なり影響したと私は見ている。
韓国の朴大統領も、その就任前後、彼女の亡父が、日本との深い縁と繋がりがあったことで、かえって、当人個人は不本意であっても、周囲の圧力で「反日」色に傾かざるを得ないのではと心配する予測が出ていた。
アメリカと中国に訴えてやまなくなった彼女は最初、内心では、日本の力強く上手なリードを期待していたのではないのかと、私なんかは思う。
包容力のない、ヘタクソで不甲斐ない日本。
~
「冷戦後、各国が自国の利益を追求するいま、重要なのは相手の国の立場に立って、何を欲し何を恐れるのかを多角的に読むことだ。ワシントン、北京の側に立ってみて現実的、具体的に想像しなければならない。これは難しいことかも知れないが、見誤れば見当外れの方向で進んでしまう。一歩間違えれば孤立だ」
~
田岡さんは指摘する。「国民一人一人もまた、イデオロギーや感情を交えず、相手国の立場に立ってみて、自国の利益や得失を考えるよう一歩成長しなければ、紛争回避の方策は見いだせない
~
先日のエントリーでも書いたけど、
安倍さんは、第一次政権時、「尖閣問題」で中国を刺激する種、
韓国とは「慰安婦」問題についての、やはり閣議決定を行なっていて、
のちの揉め事を大きくする幾つもの種を仕込むだけ仕込んでトンズラしているかっこうだ。
あれだけサンザンに(私個人は、詳しくは知らなかったのだが)、多くの国民から不評を買って、大急ぎの幕引き退陣、そうして、なぜか再び、「リベンジ」とばかり返り咲いたわけだが。
ちなみに、
オバマ退陣を求め、共和党が返り咲いてくれることを期待し、つまり、
「冷戦」構造を希求することこそが「世界平和」の積極方策であると、
なぜか信心しているらしい「ネトウヨ」ら(すなわち含「カルト連」w)が頻りにデカイ声を出すのが、
「日本よ鎖国せよ」
ってな主張だ。
これ一つとっても、連中の言う「愛国心」の正体は透けて見えている。
さて、何者が、背後で煽っているのかな。
それが、インターネットを使用するようになって、私が、想定外に、あの「カルト連」とも遭遇してから、ここ数年来ずっと疑問に思っていること。