2019.03.18 (Mon)
『『自民党』と心中しますか?』の続き。
なんでもかんでも、とりあえず「ミギ」と「ヒダリ」分け、「サヨクには負けない!!」なんて、幼稚なセリフ吐きまくるバカうよらが、「ヒダリ」系の特徴だ!とまで揶揄する、いかにも青臭い勢力争いやら机上の理念争いは、もう けっこう。
けれど、
現状、土台から腐ってしまったんでは、そこに留まっていては いけない。
余談だが、朝鮮学校と言えば、
先日のエントリーで少し触れたけれど、ずっと以前に、『朝鮮学校』OGだという人たちのブログを覗いたことが あり、なぜか、母校のことを、あまり良くは言わないようだった、その理由は、とある人の話によれば、家計が厳しい父兄・保護者たちからも容赦なく、学校側が何かと名目つけては、お金を集め、それを、校内の備品とかに使うでもないから、学校が苦しいままなんだと。
通学生の各家庭から徴収した、その お金が、じゃあ、どこに流れてるのかということを、くだんのブログ主さんは述べていたと憶えてるんだけど、私もウロ憶えだし、まあ、断言できるところじゃないから、外部の者には分からないね。
『朝鮮学校』を無償化から外すのは不当だ、差別だという主張に対しては、あるていどの反論も できるだろう。
「各種学校」だって対象のはず!とは言っても、そこにも基準や要件は あり、日本国の大臣見解と教育要領等に のっとっている場合に認められるのであって、実際に認められている各種学校ばかりじゃなく、対象外とされている学校も少なくないという。
そうかと思えば、
『朝鮮学校』側を一も二もなく擁護する人の意見では、朝鮮学校だけが排除されてるのだから不当である、即、適用すべし、と述べている人も いる。それが事実なら、もちろん、そうだと思うよ。
でも、一般には知られていなかった、『朝鮮学校』助成金みたいなものを各自治体が長年、支給し続けていたり、土地代を格安で貸し続けてたとかにもかかわらず、運営が苦しいって。。。?
なかには、ホームレスのテントじゃあるまいに、公共のスペースを占拠し続けてる問題を指摘された朝鮮学校も あったんじゃなかったっけ。
それらが発覚し、自治体が次々に取りやめる措置を とったら、いよいよ運営が苦しくなって、「無償化」に加えろ!ってわけ?
いまもって同様の状態なのか、詳しい事情は分かりにくいし、私個人的にも、もともと『朝鮮学校』界隈に疎い、
かつ、ことさら排斥する気とて全然ないんだけども。
「どのような内容の教育でも受ける権利が ある」としていて、それ自体を妨げているわけでは ないし、この日本のなかに、現に、学校を置かせてもらい、通えているじゃないかい。
先日のエントリーでは、
在日朝鮮人の青年にインタビューした『朝日新聞』のウェブ記事を読んだ感想を述べたわけだけれど、
くだんの青年は、『朝鮮学校』だけ通っていた頃は、「日本人は、悪い人ばかり」だと思い込んでいたそうで、日本の学校に通い出してからは、「日本人にも良いやつが たくさん いるんだ」と、考えを改めたということだった。
どういうこと?
それが、彼らの「民族的アイデンティティ」ってなわけ?
と思ったの。
やっぱり、偏った教育してるんじゃないか?と。
偏った教育は、「受ける権利」どころか、
それを施された子どもにとって、よけいに生きづらく、不利益にしかならないんじゃないかね。
だいいち、ここは、日本国内ですよ?
『朝鮮学校』一歩出たら、日本人だらけでしょ。
いったい、どうやって育ってきて、こんにちまで生活してたんだよ??と。
あの『産経』に負けず劣らずの定評を得てしまっているw『朝日新聞』が、ろくに裏付け取材もせず、テキトーな嘘ッパ書いたわけかね?
「朝鮮学校は、地域社会に対してオープンなんです!」って、つよく主張してる人たちもいるよね。
それなのに、どういうことよ??
まあ、あの学校の極端な偏向方針は、無償化を認定してほしいがために、近頃になって、多少は変えてるのだそうなw
ただ、私個人は、自分自身の学校時分を振り返ってみるに、日本側の公教育についても、不満は ある。特には、やっぱり、自国ならびに国際間の歴史についての教科内容だ。
もの足りないくらいと言うか、胡散臭く思えてくるくらい、いやにアッサリ、急ぎ足で通り抜けるような、そういう印象が残ってる。
試験に出てくる設問に解答できる程度に暗記していれば、それでOKなんだ、と、無言のうちに仕向けられてるような。
こういう、思考停止的授業や勉強は、もっともツマラン。
私の高校は私立だったせいか、恩師たちのなかには、せっかく用意されてある教科書を全く用いず、他のところから、既存の教科書では望めないほど詳細、かつ、一般の国民は疎いであろう、そして、日本人としては、そうとうにショッキングな内容の資料をも集めてきて、それを、こまめにプリントして配ってくれたりした教師も いた。
日本特有のと言うべきなのか、日本の場合、多くは、積極的に「物語」化するわけにも いかないが、さりとて、自分にとってマズイことならば、敢えてフタして、黙っとく、という やりくちね。
このあたりが、
「クレイジーなまでにコンプレックスむき出しで、いかにも暑苦しい」印象の朝鮮人・韓国人と、
「いちおう冷静に見えるのは表面だけ、本性はビビリ過ぎて、結局クレイジーまで いっちゃう」日本人との国民性の違いなのかなあ?w
まあ、基本的には似てるやん?と、私個人は思ってるわけよww
ただ、「積極的物語化」なんざ、日本の、それこそ「天皇」ファンタジーにも明らかなように、もともと、こっちが本家なみでーい!というもんだw
昨今では、日本も、そろそろ「先祖返り」を目指し始めたのか、どこかの時点で方針転換を目論んだと見えて、「ネトウヨ」といった連中を筆頭に、それこそ「積極的に物語化」活動。インターネットの登場を幸い、めいっぱい利用して拡散しまくってるわなww
まあ、むき出しが好きか隠すのが好きかの違いだけかな?www
「教育行政の政治的中立」、ねえw
ところが、
いつの時代にも、権力や政治というものは、教育を逃しは しなかったww
「政治」と「教育」は分けて扱うべき、って、
そりゃあ、自分たちの胸にこそ、手を当ててみよと言いたいですがねw
『朝鮮学校』の政治性むき出しぶりは、自他ともに認めるべきところじゃないのかしら?ww
極端な場合を想定すると、
たとえば、あの『IS』ってのが、われわれの国内に学校つくって、どうやら、テロリスト養成に繋がるような危ない教育を施していても、
「教育を受ける権利」
だからと言えるか?ましてや、支援金よこせ、って要求を呑めるか?
そこまで極端では ない、かどうかは ともかくとして、日本人の場合だと、
『朝日新聞』ウェブ記事に登場した、『朝鮮学校』出身の青年の発言を例に、これを逆に応用すれば、
「朝鮮人は悪人」、
そういう、「ネトウヨ」まる出し学校を、それこそ『北朝鮮』国内に建てさせてくれて、しかも、支援金まで出してくれるかなあ?
ありえないわなあwソッコーで叩き潰されるのが関の山でしょうなあww
それでもさ、
日本人の一員である私としては、朝鮮人よりも思想が進んでいて、鷹揚で太っ腹な国が自国であることのほうを誇りにして喜びたいけど。
それにしても、『北朝鮮』と、在日朝鮮人は、殊のほかにフシギだ。
よくもまあ、忠実なる「同胞」たちが、おおぜい生活しているほうへ向けて、物騒な物を次々飛ばしてくる、それを恨みにも思わないほど、彼らは「将軍さまマンセー」なんだろか?ハラ立たないのか??と。
「恨」で有名な民族がさw
『総連』幹部ともなると、祖国と密接に行き来してきてるんでしょ?苦情の一つも言っとかないの?ああ、言えないのか。。。
日本人の立場として看過できない、例の「拉致被害問題」に関して、最も協力してもらえそうなはずの『総連』系・在日朝鮮人が、
それどころか、拉致犯罪に加担していたのは彼ら、という話。
どっちかと言えば、あまり関心ない以上に、
筋合いもない一般市民を突然、拉致したままの『北朝鮮』にも、その手下みたいな『朝鮮総連』にも、日本人としては、けっして、良いイメージ持てないのだから、その息が紛れもなく かかってる『朝鮮学校』に対しても、よけいに好感は持ちにくいしで、結局、ようワカランかったわ。
何人であれ、教育を受ける権利は、家庭の経済事情に左右され(るべきで)ない、という純然たる理念は、もちろん理解できるけれど、
私個人の考えとしては、すでに言ってきてるように、
もとより、家計に支障が ないのであれば、高校進学に問題もないはずなので、現実的には、あくまでも低所得者向けの支援をシッカリしたら良いこと、
義務教育でもないものを、財源が乏しい乏しいと言いながら一律に無償化するとは、「ポピュリズム」そのものであり、かえって、格差を広げるだけと思っている。
まぁ、イデオロギーなんどにゃ関係なく、大概、どこの国でも、たかだか「1%」の連中だけが極端に良い目を見てる、あるいは、酷い目を見てる、ってことかな。
でも、そんな極端さをグイグイ吸収し包み込み、もにょもにょ柔軟に調節できるのは、圧倒的な庶民層だ。
せいぜい1%の特異層が、どんだけガンバっても、人間、「起きて半畳、寝て一畳」の基本に変わりなく、三度の飯を大量に食らってみても、消化できるわけでなし、はたまた、天皇さんや おエライかたの やんごとなき儀式やなんかで、庶民の腹は満たせない。
次の選挙でも、『自民党』「圧勝」なんてブザマを繰り返す事態になったら、完全に私は、もう何も言わなくなると思う。
個人的に、残された時間と労力を、これ以上は費やしたくもない。あとは野となれ、山となれ。
子ども つくっちゃってる人だけは、何があろうと、これまでどおりの楽観を貫き、希望を捨てずガンバんなさい。それは、あなたがたの最後まで全うすべき義務でもありますから。
茹で蛙な国民が気づかないうちに、
とっくに始まってた日本のカウント ダウン。。。
2019.03.18 (Mon)
本年2019年の選挙は、まさに、このことを決める選挙だ。すなわち、
『自民党』ならびに、これと癒着している官僚どもの愚政・悪政に、庶民層が代表するところの一般国民が、これまでどおり従容と、崖から次々に飛び降り心中する如くな国民でいることを受け入れるのかどうかだ。
東北の大震災および津波による影響で、宮城県石巻市の自宅の基礎が腐ってしまっているにもかかわらず、仮設住宅や復興公営住宅に入居が許されないということで、なすすべなく、シロアリにやられたみたいに、柱のなかが空洞と化している自宅で、そのまま暮らしているという70歳代男性のケースを、一昨日、『TBS』系が取りあげて放送したという記事を読んだ。
こういう家屋は、次に、もしも、また大きな地震が来たら、イッパツだろう。
ま、現状、個人で、家を所有するということは、こういうことなのだな。
つまり、おりおりのメンテナンスは勿論のことだが、ひとたび何か大ごとが あったときの深刻なリスクを考慮しなければならないのは、自動車を所有することや投資などと同様で、本来ならば「自己責任」、最後の最後まで自力で始末できる力が ない者が、手を出すべきでは ないということさ。
終始、自力で対処できうる者であるとしても、そこの「ヤフゴミん」、だからと言って、自分と違って非力な者を蔑み、誹るには あたらないぞ。
私が常々言うように、
おのれの恵まれていることに感謝しておれば よいのだよ。
さて、うちの母親が、まだ倒れていないころ、新聞の(しかも、実家では、『読売新聞』一筋だった!w)政治欄を読みこなす元気が あったころに、ある日、ふと、私に向かって言ったことのなかで、最も印象に残っていたことが ある。はや、数十年も前のことだ。
それは、
「中国が、これから、非常に大きな力を持ってくる」ということと、
「日本は、今後、国民間の格差が大きく開いてくる」ということ。
なるほどの これらの見解は、「少子高齢化」現象の予測と同じく、一般の新聞やテレビ番組等からでも、日常、まともな専門筋の警告を聞き分けることさえ できていたなら、うちの母親ていどの低学歴な主婦、そのへんの無教養な一般人にも、基本的理解は わきまえておれたことなのだ。
日本政界随一の古だぬき・欲ボケ政党『自民党』というのは、景気と内需拡大のためと称して、イコールで、なかんづく建築・建設・不動産業界と長年つるんできたイメージも殊のほか大であるが、
私は、旧のブログにおいても、あの東北の大災害後、間もなくのエントリーにて、いわゆる「持ち家」政策の弊害と、(利便性や質の良い、様々な生活背景を持つ多くの人々が入りやすい)公営住宅を推進してこなかった自民党の長年の施策を批判しておいた。
このような点についても、もう何十年と前から、専門家筋に指摘されていたことである。だが、そう言う声は、大手メディアが殆ど取りあげないせいか、広がりを持たない、か細い声だった。
結局、どれだけの人が敏感に、そういう真っ当な指摘の声に、耳を傾けるかだ。
大企業と宗主国アメリカの御用達政党『自民党』の国策であった「原発」の安全性についても しかり。アベシが例によって、恥ずかしげなく、無知まる出しに、「わが国の原発は安全」と、そればかり言い張って、当時、共産党の吉井議員からの深い懸念に対し、とことん突っ撥ねたのと同じく、まさに「万死に値する」ほどの、国民に対する深い罪だ。
よくもまあ、例の『日本会議』あたりに返り咲かせてもらって、
いまだ居座れてるもんだし、
こんなのを居座らせている有権者も有権者だ。
これも何度も言ってきたことだが、たとえば「生活保護」というセーフティ制度を
(「生活保障」へ名称変更することに賛成と同時に、実施となれば、まだまだ時期尚早では あるとしても、「ベーシック インカム」制度や、その他についても、あらゆる角度から、そろそろ本気で検討開始しておくほうが よい。この国は、もう、そういう段階に至ってしまってる)
バッシングする連中のなかに、みずからも非正規であるとか低所得層であるとかいった者たちが、本当に混じっているのなら、こんな無知で愚かなことは ない。
「生活保護」バッシングは、そのまま、いわゆるワープア自身の首を絞めつけるブーメランに ほかならないからだ。
障碍者の殆どが、「障害年金」等に頼れるわけでないし、いわゆる作業所におけるタテマエ名称である「工賃」も、「最賃」は基本として守るべきなのに、なぜか、福祉分野に明るいとされる人たちのなかにさえも、これを指摘する人を見たことが ないのを不審に思う(私個人が知らないだけならいいんだが)。
およそ、まともな「労働」とは見做せない作業だからというのが理由であれば、そんな作業を、いったい誰にさせているのかということの根本的な意味から考え直すべき。
現実は、安倍政権になってから、雨後の筍のごとくに跋扈し始めた福祉業者の「補助金ビジネス」が蔓延しているでは ないか。しかも、ここでも役所と癒着している。
私自身、障碍者でありながら、「健常者」のなかに混じり、健常者のフリしての仕事だったから、専門スキルを持つとは言え、長年、使い捨てにされることを余儀なくされてきた、危うい社会人生活だったので、あのチョーシのいい小泉元首相の、そのナナヒカリ二世氏が、アベシの「次の首相」としてトップ人気、という世論調査か何だかの結果発表を見るたびに、ケッ!!と、いまいましく思ってしまう。
どうして、こうもバカばっかりなの?
性懲りもない、愚かな日本国民。
大学出ていても、バカ。
数年前、私の旧ブログでは、今後の年金制度についても、ヘタすると、80歳から支給になっていくんじゃない?wと言っといたけど、
当ブログでも、過去エントリーを見てごらん。
『アベノミクス』も『オリンピック』も、当初から私の言ってきたとおりになっていってる。
「無党派」そのものである私自身は、選挙権を得てからというもの、いかなるときにも、自民党に投票したことだけは皆無なので、
いと軽いミコシ氏に「信任を得た」だの「国民が選んだのだから」「選んだ国民の自業自得」などとと断言されると、甚だ気分が悪い。
ただでさえノーテンキなうえに不勉強で、ものごとの表面だけしか見えず、本質を見る力もなければ、その気もないアホな連中と一緒にしないでくれるか?と、腹が立ってくる。
何度も言うように、
いまは、一般国民にとって、戦後最悪の政権だ。
せいぜいが「1%の既得権御用達」政権であり、
そこへプラスしても、その「1%」に走らされている「鉄砲玉」連中だけが必死に支えている。
それで裏切られたら、「ケチって火炎瓶」w、昔から、そういう政党だ。
住宅ローン、教育ローン。
長年かけて、多くの国民を借金漬けや貧乏にしてしまった『自民党』という名の暴力団と官僚ども。いや、どっちが舎弟か親分かw
さて、野党に対しても、危惧は大きい。
野党が経験を積み、育つ余裕もないほど、あまりにも長く続かせてしまった自民党政府、とりわけ現政権の後始末ときたひにゃ、これをば、
はたして、今のレベルの野党に やりおおせる力が備わっていると信頼する気には、正直、なれないし、
『民主党』時代、小沢さんだか誰だかが推進してきたことが、少ない得票で何故か圧勝する選挙システムだの、官僚らのコントロール目的で人事権掌握だのと、その結果が、現政権の暴走を助長することになってしまっているのであれば、自分たちが勝つとばかり踏んでいたウヌボレと、その先見の明のなさだけは、腐れ自民党に負けてないな~と思うわけさ。
まるっきりのシロウトでもあるまいに、
もとが自民党のベテラン議員だったとも思えないほどの体たらくは、
例の細野さんとか前原さんとか、あるいは、元首相の野田さんみたいに、ひょっとしたら、最初から計算づくの、ジミンのスパイなんじゃないのぉ?と疑わしく思えたくらいだよ。
それにしても、『民主党』政権最後の元首相だった野田氏だけは、自民党支持者からのウケが別格に良いのよねえw
二言目には「ミンスが」「ミンスの悪夢が」「ミンスに比べたら」と言い募る安倍シンパですら、「野田だけは、比較的、よかったなあ」なーんて褒めてもらっててw
現 野党連に念押ししておきたいの。
安倍政権直後の あとしまつ、できますか?
現政権が、やっと退陣した あかつきと同時に、
水面下に沈められてたトンデモ事態が次々ボコボコ浮かび出てくるかもしれない。
政権を奪ったとしても、あの短かった与党時代のように、再び、「聞いてないよお~?」とオロオロするか、イライラと怒鳴りまくる姿を国民の前に晒すのか。
自民党と固く癒着しちまってる官僚どもを、どのようにコントロールできる?
「宗主国」wアメリカさまに対しては どう?
非協力なのは、あれらの連中だけじゃないよ、せっかくの政権交代後、ほどなくして、『民主党』政権時代を狙ったかの如くに起こった大災害と大事故を思うにつけ、これは、大自然までが、非協力的なのか?という感じだったものw
だから、日本は、もうダメなのかもしれないな、何もかもが遅過ぎたのかなと思ってしまうのよ。
天にも見離されたか、日本。。。
現実に、あの暴走と、弱者イジメの冷酷政権を、どうやって制圧するんだか。。。
カネ第一の軽薄短小な国民たちを満足させられる?
あるいは、カネ第一から転換させられるだけの説得力ある?
フタあけてみたら、やっぱ財源が~!やっぱ社会保障減額!やっぱ要増税だ!とか言いつつも、
『朝鮮学校』までをブーブー言わせ始めた「高校無償化」みたいなポピュリズム政策は要らない。
餓死者を出してる この国は、「知性を上げる」ために、高校無償化なんて、のんきなこと言っておられるレベルじゃないの。
「先進国」としての務めを果たせるレベルにすらないのよ。
【続く】
2019.03.08 (Fri)
『「そのうちに、脳も死なんうち すげ替える」』の続きです。
血管が細いらしい私自身も、入院時、通常では ありえないほど長時間、点滴の針を挿入したまま、しまいには、腕がパンパンに腫れたことも あったし、
全身麻酔、また、局所麻酔を必要とする手術を受けた経験が あるのだが、
もともとは楽観的な性格でもあるせいか、初めての手術前の私は、わりと平静で、医師たち医療側を信頼していて、当日のオペ スタッフのなかに、偶然、小学校時代に仲良くしていたクラスメートが含まれていたことが判明したことで、意識が飛ぶ直前まで、取り囲むスタッフたちの笑い声に包まれつつ、意識が飛んだ。
それが、
手術後、覚醒したとたん、
それまで経験したことがないほどの凄まじい苦痛が襲ってきて、
そのおりになって、自分は、普通の痛み止め処方が全く効かない体質であることを知った。
なので、
いまでは、私は、今後、どのような病気になって、また手術が必要ということで、からだにメスを入れなければ ならない事態になっても、手術後の激痛が緩和される保証がないかぎり、あの苦痛を思うたび、メスが入る手術は拒否するつもりでいる。
そのかわり、病気そのものが齎す苦痛に耐え、そのために、死の訪れが格段に早まっても、これも承知のうえでの「選択」、と せざるを得なくなるわけだが。。。
私の場合、自分の生来的肉体的な弱点から来るであろう病気と、それに伴う苦痛のことは、何度か繰り返してきているので、おおよそ分かってるものの、
それでも、その時になってみないと分かんないね、結局は。
相も変わらず、苦労知らず、もの知らずゆえなのか、おつむに欠陥でもあるのか、あさはか極まる「ヤフゴミ」どもに言っとくわ。
これで何度目かいな。
あのね。
人間、死そのものを恐れるよりも、
痛みや苦しみのほうが耐えられないものなの。
そして、それは、
自分自身で体験しないかぎりは軽く考えがちなものなのよ。
ただ、目の前の苦痛から逃れられるほうに向いてしまいがちで。
本人は勿論、家族でさえもだ。
病院の付き添いも、看護も、患者を大切な存在と思っている家族でさえ、長期にわたると疲弊してくるし、
家族までもが何らかの病を得てしまうこともある。私も経験者。
私は、だいぶ前に、ある人から、告白されたことが ある。
その人は、アメリカ人と結婚していて、アメリカ在住なのだが、末期癌の実母を看取るために、日本へ帰国したところが、
なかなかシッカリ者の賢い人なので、看護師の教えどおりの在宅看護が行き届いたのか、思いのほかに、おかあさんは延命し、それにつれて、日本での滞在が長引いて、看病を引き受けていた本人は、早く自分の家庭に戻りたいあまりに、敢えて、母親の死期を早めるよう細工した、という告白だった。
ましてや、いつもいつも、痛い、苦しいなかに置かれてきていると、からだだけじゃなく、それに引きずられる気持ちは滅入る。
どれだけの冷静な判断力が残るだろうか。
もしも、同じ苦痛を、再度、経験することになっても いいと(通常レベルの出産なんかは その類で、ほとんどの人は一過性の苦痛だし、軽い人は本当に軽くて、回復も早いから、また出産したいと思えるのだろう)、
そう思えるということは、それは、それほどには大した苦痛じゃなかったということでしかない。
自殺しようと思うのも、このうえ なおも生きてるほうが、より苦痛だと思うからでは あろうが、
まさに その瞬間のことは、決行した時点での本人にしか分からないことだし、
殆どの人は、究極の苦痛のことを想像するから、なんとか避けようとしながら生きているのが実情かもしれない。
もし、苦痛さえ なければ、現状の何倍もの自殺者が増えることだろう。
私の旧ブログでも披露したことが ある実話だけど、
ある女性の母親が、癌か何かで臨終まじかとなり、その娘である女性ら姉妹が見舞いに行くたび、なんとか、母親の気持ちを引き立たせようと、彼女が常々、それまでの人生最高の楽しい想い出としていた、夫と共に過ごした外国暮らしの想い出へと、水を向けても、ただ、虚しそうな表情を浮かべるだけになってしまったのが哀しい、と言っていたのを憶えている。
そして、その母親は、いまわの際の苦しみに臨んで、誰を呼んだかというと、
「おかあさん!」
自分の夫でも子どもたちでもない、
とうの昔に亡くなっている母親だったというのだ。
「透析」問題に話を戻すと、
いまは、かつてよりも、苦痛などが軽減されてきては いるそうなのだが、それでも、基本的には、まだまだ苦しい処置方法のようで、やはり、「もう厭だ」と言いたくなるほど辛いことのようだ。
そりゃあ そうだろうと察する。
いくら「治療」と称しても、もとの健康状態に戻るわけでは ないのだから、患者は、その後の人生で最後の最後まで、膨大な時間と労力を費やすことになり、その間も、水分を始め、摂取するもの全般に、細心の注意を払いつつの、しんどい生活となる。
ちなみに、私の過去の経験と、身うちの医者のことを考えるに、
医者(また看護師も含め、多くは)、身も蓋もないと言うか、無神経と言うか、ある面で冷酷な部分は ある。そうでなければ務まらない仕事という実際も あると思う。
今回の報道のケースも、私自身は しろうとなので、よくは分からないけど、
当該患者さんの場合、透析中止後、ものの数日で、大変な苦痛状態になってしまったところを鑑みるに、すでに、そうとう悪化してしまっていたのでは あろうか。
記事の説明を読んだかぎりでは、最悪の体調に陥ってしまっている場合は、敢えて、透析処置を行わないという医療的判断も あるそうなので、
ということは、
何らかの理由で、ひとたび、透析を中断したために、その間、状態が悪くなってしまい、また そのために、今度は本当に、透析を再開することさえ不可能になってしまう、こういう場合も ありうるということじゃないの?
この患者さんは、医者の提示のなかから、透析中止を「選択」したうえで、では最後まで、この病院で お願いします、ということで、当の『福生病院』に入院したという経緯らしい。
ところが、本人も想像以上の苦しみで、担当医も、苦痛緩和処置を施していたとは いうが、とうてい、追いつかない苦しみだったようだ。
おそらく、私の場合と同様、継続投与不可となっている鎮痛剤の切れ目が来ると、耐えられない苦痛に襲われたのではと思う。
それで、こんなことなら、透析を再開したいという気持ちを訴えていたようなのだが、医者側は、それに取り合わなかったらしいということも、記事の どれかで読んだけれど、どうも、このへんに、問題の本質が あるように思う。
「インフォームド コンセント」に深く関わることだし、ここは追及してほしい。
例の長谷川某が起こした騒ぎの あのとき、猛反発の一員を つとめていた連中までもが、それも忘却の彼方なのか、
今回も、カネと「自己責任」のヘリクツでもって、病院や医者側の肩を持って やまないようだから、毎度のことながら、こやつらの「民度」とやらと、そのメデタきオツムには、ほとほと呆れるのみ。
どういうものか、
私が、ずっと糾弾してきた「汚気・愚」 、そこで遭遇した「カルト連」のなかにも、『オウケイ ウェイヴ/おしえてgoo』で質問を投げかけては、やれ、自分は医療関係者である、だの、「代替医療」についてウンタラカンタラと頻りに述べていたのを、不審に思ったことも ある。
あれ以来、私自身、自分で極力、調べあげたことのなかには、
「ヨメは看護婦で、『ホメオパシー』推進活動に いそしんでいる」者も含まれている。
それにしても、このテの活動は、一般の人々に知られざるまま、そうとう長く続いてきているのだろうかと思うのは、
私が20歳代だったン十年も前、当時の同僚女性から、ふと聞いた話を憶えているからなのだが、
その同僚が、初出産で長女を産んだおり、間もなくして、あかちゃんが血を吐いたので、仰天して、病院へ駆け込んだところ、一般的には投与されているはずの「ビタミンK」だかが未投与だったせいということが判明したということだったらしい。うろ覚えだが、おおよそ、そんな話。
そのときの私は、「ホメオパシー」だの「レメディ」云々について、ほぼ全く知らなかったので、「へえー。。。」としか思わなかったのだが、
あっ、そういえば、、、
と思い出したのが、例の「カルト連」との経緯のなかだったわけ。
【追記】
ちなみに、くだんの もと同僚の御主人は自衛隊員であり、
夫婦そろって、忠実なる『自民党』支持者。
符号が合い過ぎることに、私が気づいたのは、やっと近年。
…このままだと、ほんとうにダメになるな、この国は。
それを悦んで活動している連中が、「ヤフゴミ捨て場」と言い、ネットじゅうで跋扈しているわけ。
悪意を自覚アリでの者も いるし、もちろん、全く自覚なしのメデタい軽薄短小も大勢いる。
あれだね、これも やっぱり、『日本会議』系の一派ですかな?
再び三たび言っとくが、
現首相のアベシは、自分一個の くーだらない執着心のために、周囲を巻き込み、倒れさせること必定でも、決してやめない、
そういう忌まわしい性質ですよ。
ここに至って、さすがに もうハッキリしてるはずなんだけど。
倫理感覚を投げ捨て、自浄能力皆無な古だぬき自民党と、
「おつむとミコシは軽いがよい」を如実に体現している、ことごとく自覚に乏しい現首相、
これを返り咲かせた『日本会議』および、
その中心的シンパを なす「ビジネス ウヨク」の目論見どおりに、
ただ今、あらゆる「民度」が激下がり中の、
「この道しかない!!」亡国路線まっしぐらな日本。
2019.03.08 (Fri)
むかしの実家の近所の人が、酒飲みでもなく、いたって質素な生活ぶりで、もともとホッソリした体型ながら、中年期のうちから腎臓を患い、透析治療のため通院して長かったこともあり、腎臓移植について少々関心を持っていた うちの母なんかは常々、
「家族や身内の臓器を もらうんやったらエエけど、他人の臓器を欲しがってまで延命したいとは、あつかましいにも ほどが ある」
みたいなことを言っていて、同時に、
「自前の臓器がダメになったら そこまでと、潔く、死を受け入れるべき!」
と主張していた。
それは さて置き、
皮肉なことに、うちの母は、輸血なのか他の原因なのか、結局は不明なまま、『C型肝炎』ということで患っていたのであるが、もしも、移植で良くなるのなら、肝臓を提供するよ、と私は言っていたのだが、
それ以前に、大きな手術に耐えられるほどの体力も ないところまで来てしまっていたうえ、
最終的には梗塞が直接の引き金になって、数度に わたって倒れ、それが死因となった。
ちなみに、
家族間での臓器の移植は、けっこう、その家族内に蓄積された関係性や心理などが絡んで、むしろ、全くの他人間で遣り取りする以上に、意外なほど難しい問題を孕んでくるらしい。
この点、昨今の国家的課題の一つである、家庭内介護の問題とも共通している面が ありそうだ。
さて、
当エントリー表題の一句(?)は、
私が20歳代だったかな?その頃、臓器移植の話題がクローズアップされてきて、テレビ番組でも、よく取りあげられるようになっていたのを憶えているのだが、
なかでも「脳死」による臓器移植について賛否両論にぎやかだったおり、みずからの印象と予感とをもって詠んだものである(苦笑)
『ヒトの臓器もった動物の出産、解禁 文科省が指針改定』
3/4(月) 6:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190304-00000006-asahi-soci
「ヒトと動物の外見が混じった個体が生まれる可能性は、極めて低いとされる。」
えええ~っ!?
ちょっとちょっと
ということはだよ、
ごく稀には「生まれる可能性」も あるってことかいな?ガクブル
ともあれ、
大局的に観れば、人間と、その他の哺乳類とに、それほどの生物学的差異は ないんだと、むかし、科学系の記事で読んだことが ある。
ましてや人間どうし、しかも、兄弟姉妹、姪や甥といった、血の繋がりが ある者どうしとなると、ほとんど差が ないに等しいので、
「自分の!」「自分の!!子ども」
に拘る必要もないという内容だった。身も蓋もない感じだけどさw
たしかに、特に知能が高い種類の哺乳類ともなると、いろんな面で、ヒト族に ごく近い感じを受けるし、
生きている肉体あるゆえの「喜怒哀楽」の感情なんて、ほぼ、われわれ人間と変わらないように思える。
とりわけ、出生数の問題が、昨今の わが国では盛んに指摘されているが、
日本には珍しく先鞭的、希望の持てそうな「ips」技術、これの発展しだいでは、
それこそ、自前調達による「すげ替え」「すげ替え」でもって、全身を すげ替えていき、
そして、やがてのことに、
老いを避け、いつまでも現役バリバリ、死を迎えることさえもなくなれば、
子どもが生まれないー!年金がー!!といった深刻な国家的悩みすらもカバーできるじゃないの?という感想を持ったものだw
その際は、優秀で容姿端麗な者だけを篩いにかけ、選り分けていく、とかねww
まあ、それは、なかば冗談だが、
子どもの出生数についての問題なら、わたしゃ、何年も前、旧ブログで、大雑把ながらもアイディアを披露していたのよ。すなわち、
古今東西、せっかく、世界じゅうに溢れてやまない孤児たちのうちでも、見込みありそうな幼児を連れてきてですな、
日本が、国家の責任において引き取る。
そうして、日本が、国家の責任における、良質な養育を施すと同時に、
日本に対する深い愛着をも自然と備えるよう育てる。
なかんづく教育、学問においては、最上レベルのものを与え、高い知能を有する子どもは、わが国将来のエリートとして、また、何らかの分野で才能が見受けられる子には、英才教育を施す。
どうです?
なまじな「移民」政策よりは、人助け性と将来性が見込めてイイでしょう?(笑)
ましてや、
親は ないほうが、子は育つ!
ここまで劣化した日本だ、
バカ親、毒親が、せっかく産んだ子どもを虐待し、その人生を台無しにし、あげく、嬲り殺しにするよりはサw
いきなり、話題が変わるが、
これも「毒親」であった、うちの母親は、満天の星空なんか見てたら、息が詰まりそうになって、気分が悪くなってくると言ってたw
太古の昔に発した夜空の星々の光、その隙間に存在し続ける漆黒。
眺めていると、つくづく孤独を感じる。
すべてが雁字搦めに繋がっていて、かつ、孤独。
学校の数学さえ不得手でなければ、宇宙分野の研究者になりたかった私ではあるが、やっぱり、「宇宙は美しい」なんて、とうてい思えないの。むしろ、たしかに、キモチ悪いわよw
何度も指摘してきたように、
人間は、不条理や理不尽や無意味には耐えられない。
だから、知ろうとする。探求する。
動物の一員としての欲求は そのままに、それだからこそ、
この地上で随一の知性を持ち得たヒト族は、そりゃ当然、欲望を満たすためにこそ、突出した知能を用いる。
それも これも、この世が厳しく、むごい世界だからだ。
その むごさでもってこそ、精妙この上なく回っている、この世界。
宇宙ごと、一瞬にして無くなればいい、と思うことも ある。
なければ ならない理由なんて、もともと ないのだから。
ところで、最新のニュースで、やっぱり出てきた、「透析」の問題。
これは、以前、例の長谷川某というのが、ブログか何かのなかで盛大にブチあげて、世論の猛反発を招いたことを思い出させる。
あの長谷川某も、どこぞの医者と結託しているということだったし、背後に何が控えているのか。
どういうわけか、このテの医者や医療者が跋扈し始めているのか?
という感じ、「ヤフゴミ捨て場」のコメントを眺めていても、ちょっと目立ち始めているなと、私は思っていた。
さて、
今回の報道で取りあげられている患者さんと御家族は、透析を中止後、別様の苦痛が襲ってくることを、どの程度、理解しておられたのだろうか。
私自身としては、「安楽死」についても、本人が「正気」のうちに、冷静に、その選択をした、はずであっても、やはり、そう簡単な問題では ないのだな、ということを、あらためて思い知らされた。
本人が「正気」や冷静、と言ったところで、
いいですか、皆さん。
これは、どんなことについても言えるだろうが、
一度でも、直面したことが ない者には、
なにも分かってないに等しいのです。
自分自身で、直面していないうちはね。
同じ自分は、同じじゃないんだ。
経験していない自分と、経験することになる あすの自分とは、違う人間なんだ。。。
自分自身のことでさえ、未経験のうちは、他人事なの。
「安楽死」についても同様。
以前から、私は疑問を抱いているのだが、
「安楽死」の「安楽」って、いったい誰が確認したうえで言ってるのかな?と。
【続く】
2019.02.25 (Mon)
『【続】再び、「猿に教えられた」こと。』の続き。
常に しがみついてくる子猿の握力は、ヒト族の あかんぼうを思わせるところだが、その何倍もの強い力なのだから、のべつ しがみつかれているほうは、そうとう痛いのが伝わってくるし、その状態で、いつも密着されるので、接触している箇所がムレて、ますます痒くて たまらないらしい。
母猿が、高い木に よじ登ったり、もの凄いスピードで走り回っても、子猿は、まず、振り落とされないのだから、推して知るべしだ。
そのうちに、母猿の疲労・ストレスと呼応するかのように、多くの場合は若い未出産の雌猿が、「キッド ナップ」という、子ども誘拐を実行するのだが、
もちろん、子猿は抵抗し、いやがって泣き叫ぶけれど、
母猿は、敢えて放置している。その間、
いっきに解放されたかのように、気ままに ほっつき歩いたり、好きな場所で、好きな食べ物を探したり。
そんなようでも、ほとんどの場合、抜かりなく、自分の子の居場所を把握していて、最終的には、頃合を見た母猿が、自分の子を取り返しに来るのだが。
まあ、そうするとも限らないのは、猿の母親とて、わが子に対する愛情が薄い?のか、あくまで自分優先するケースも ままあるようなのだ。
そして、そういう母親の子は、早々諦めざるを得ないのか、ひときわ痩せて小さなカラダで、ひとりサッサと歩き始める。
冷たい母親に執着しても、乳は一滴たりとも もらえず、食べ物も分けては もらえず、さりとて、要求すれば、激しく叩かれ、踏みつけられる。
そのままでは、どのみち、命にかかわることに違いは ないのだから、
恐ろしいけれども、ちっとも守ってくれない母親から離れて、自分の足で歩きだすほうが、少しは望みが あるか。
『アンコール トム』周辺の猿の場合は、押し寄せる観光客たちから、果物等を与えられることも多いわけなので、それは、猿たちの健康にとって、大きな問題が あるには あるが、辛うじて、餓死までは せずに済むだろうということも言えるのかなあ。
これは、珍しいケースなのかと思うんだけど。
他のボス猿だと、ほとんど「ヤーさん」wみたいな粗暴さで、いきなり何を やるやら、気まぐれなタイプが多いみたいだから、こういうボス猿は、やっぱり希少なほうでは ないかな。
顔つきを見ても、非常に賢いことが窺える「ボス」だ。
冷たい母猿に、いつもネグレクトされている子猿を抱きしめてやるボス猿。
子どもを可愛がる父親、子ども好きなオス猿も、けっこう いるようだ。
「ヤーさん」みたいなwボス猿なら、例のアブノーマルなマザコン息子に対して、むしろ親し気に接するのだけど
(自分も、凶暴ゆえ、仲間から敬遠されてて寂しいみたいw)。
だが、
上で挙げた動画に登場する、子ども好きのボス猿は、アブノーマル・マザコン息子に対しては、ことのほか厳しい。
なぜなら、知能に障碍が あり、精神年齢が低いせいなのか、ずぬけて巨体でありながら、年下の小さい子猿たちをマジでイジメる、異常発達であることを見抜いてるから。
「ヤーさん」タイプのボス猿でさえ、くだんのボス猿に対しては、自分から遠慮し、敬意を払っている。
人間も、いまだに、その傾向だろうが、
猿の社会でも、ほとんどのオス、父親は、子どもに対して無関心な傾向であり、何か教え込む場合でも、雌猿以上の手荒さだし、ボスとしての力を誇示せんがためだけで暴力を振るうことも多いようだ。
ただ、手加減しているふしは窺える。
次の動画は、子猿に しがみつかれて焦りまくるボス猿に大笑い。
母猿たちの呆れ顔にも注目w
必然的に、もっぱら母親のほうが、子との密着度が高いゆえ、普段は、いろいろ教えて、しつけるのも、雌猿が中心的に果たす役割のようだし、母猿どうしで助け合っていることも窺える。そんななか、
概ねは、自分の子に穏やかに接する雌猿は、よその子猿も優しく扱っていることが多いと見受けるのだが、
知的で優しい気性の猿の場合だと、それが自分の母親でなくても、子猿たちは慕っていくようすが見られる。
しかし、
「ハンサム ウーマン」な雌猿も、アブノーマル・マザコン息子に対しては厳しい表情を見せる。やはり、大きな ずうたいして、幼い子猿をイジメるからなのかもしれない。
次に紹介する動画に登場の「男前」な雌猿は、子を産んだことが ないらしいのだけれど、よその子猿たちに大いに慕われている。特に、「女王」格の娘で、「プリンセス」と呼ばれている子猿は、彼女に甘えたがってメロメロ(笑)
猿なりに「社会正義」を持つことが垣間見えて、おもしろい。
しかも、ユーモラス。
プリンセス・ロリ子のブザー!警戒警報発令!!
それへ、アブノーマル・マザコン猿もヘンな声で参加w
クイーンは、つと立ち上がり、「ま、ここは私が」と、ボス猿のもとへ。
そして、まるく おさまった(笑)
ちなみに、先日のエントリーでも、
子育てストレスを緩和させるためという側面もあるらしいことと同時に、
猿の社会では、若い雌よりも、「経験豊富な熟女」である雌猿のほうが、だんぜん、オス猿にモテるらしい、と述べた。
若い雌猿ほど、いわゆる「キッド ナップ」という、要するに、他の雌猿の あかんぼうを奪って、連れ去り、自分の子であるかのように振る舞っているのだが、
そういうことから、
つまりは、ミエで「子育て経験豊富な熟女」を演出したい、それが、ボス猿たちにモテる条件だからということも一因なのかもしれないと察せられたわけ(笑)
極端な場合は、近くの人家から、子猫や子犬までも誘拐してきて、連れ回している しまつ。
もちろん、乳を飲ませてやることが できないのである以上、連れ回しているうちに、子猿でも、子猫、子犬でも同じことで、早いとこ取りあげないと、やがて、空腹のために弱ってくる。最悪の場合、死なせてしまう。
連れてきたものの、おなかを すかせて、激しく泣く子猿に、自分自身の乳は与えられないからなのか、この若い雌猿は、なさけなさそうな、とても困った顔を している(笑)
寄せられたコメントのなかにも、この雌猿の顔を見て、大笑いした、という人が いる。
ちなみに、この子猿は、例のアブノーマル・マザコンの あかんぼ時代w
同じく、「キッド ナップ」された子猿の、猛烈に不機嫌な抗議ぶりのようす。でも可愛い(笑)
誘拐されたまま、しばらくのあいだは、そのままなのだが、そろそろ取り返すべく水を向けてくる母親のほうへ、直接、自分から戻ろうとは敢えて しない、という屈折心理が窺えるような場面も あった(笑)
この場合、子猿を抱いてる若い雌猿が「キッド ナッパー」、すぐ横や近くで見守ってるのが、母猿。子猿が泣き出しそうな顔しながら、目で追っている視線の先を見たら、おおよそ察しが つく。実の母猿に抱かれていると、明らかに落ち着きを取り戻すことでも分かる。
4:25くらいからのシーンが圧巻ですよ~(笑)
この子猿の激しい癇癪ぶりを見ていて、自分が幼児の頃、親戚か誰かが買ってくれた、ゼンマイ仕掛けの お猿が、規則正しくシンバルを打ち鳴らす玩具を持っていたことを思い出した(笑)
むかしは、あのオモチャ、一種の定番商品だったと思うんだけれど、いまでも売ってるのかな?
最後に、これまた可愛らしい男の子たちを紹介しておきます。
いたずらっ子で、聞かん気で、野生児らしい意志の強さを垣間見せるDopeyくん。
『白雪姫』の小人たちの一人と同じ名前なのね(笑)
ソレは、おチチじゃないよ~(爆)
おにいちゃん、困った困った(笑)
こちらは、とても ちっちゃい、甘えんぼだけど、賢く、自立心あるTinyくんでーす。カワイイ!!